病院の風景

一週間病院に、検査で通いました。福岡でも名の知れた大きな病院です。たくさんの患者さんを、待ち時間少なく、わかりやすく、フォローしながら運営されてました。高齢者夫婦がとても多く、元気な相方が連れてきているようです。子供ではなくお年寄りが車いすを押してます。子供たちが遠くにいるのか忙しいのか・・・・・。看護師や職員さんたちは手厚くお世話しながら診察、治療されてました。タクシーできてタクシーで帰る人が多く、身なりも含め比較的裕福と見受けられますが、高齢夫婦二人の暮らしのような会話があちこちから聞こえてきます。「若いもんには迷惑かけたくない。」というお年寄りの言葉を耳にします。「若いもん」はこんなことを言わせちゃいかんでしょう。昔から、育ててもらった人が老いたら、何をさておき面倒を見るのは当然です。保険や、介護や施設は、若いもんが楽するためにあるのではなく、全力を尽くして、どうしても難しい時、助けをもとめるところで、介護を金で任せる場所や制度ではありません。介護の全責任は子供です。そして何より、お年寄りに我慢をさせてはいけません。心配はいくらさせてもいいのです。いつまでも子供や孫は心配なものらしいですから。今年の川柳の光景も七人ではないけどありました。「病院でサミットやってる爺セブン」