われわれのお客様

われわれのお客様の多くは、われわれの作品が好きで、打ち合わせや施工中まで、楽しんでいただいてます。ある意味、われわれの提案を信頼し、楽しんでいただきながら笑顔での家作りです。家作りは「ひらめきと勘だ」といっている我々を面白がって見ていただいています。たまに部材選択にわれわれのアドバイスを理解できず、どうでもいいことで眉間にしわ寄せて同じことで何度も悩まれ、決められない人もいて、決まってたことをまた悩み始めたり・・・本人は悪気はないのでしょうが間違いなくいい家にはなりません。焦点がずれていては楽しくもないでしょうに。また、まれに窓やドアの性能数値とか、木材の強度数値など要求される方もいます。ひとつの部材ではなくできた空間が大事なのに・・・・。役所か大手住宅メーカーのうけうりなのでしょうが彼らはその数値で何がわかるのでしょう?性能や強度をおもてに出すメーカーの家は決して美しくありません。バランスのいい美しい住宅を目指すわれわれとオーナーの共有財産は魅力的です。マイナス思考の家作りは楽しいはずはありません。われわれのオーナーは家にプライドをもってくださっています。きれいに楽しくすんでいただいてます。家を通じて20年も30年もお付き合いさせていただいています。

 

天気

最近すばらしい天気が続きます。天気といえばテレビのワイドショーなど異常に天気を話題にします。くだらないことで時間を使いたいのでしょうが、こっちとしてはただ予報を伝えてくれればいいだけです。低気圧と高気圧がどうのこうの、暖かい空気とつめたい空気がぶつかるからどうのこうの、季節風が蛇行するからどうのこうの、南米沖の海水が熱いの冷たいの、挙句、今日は朝さむいからコートを着て出社、昼間は温かくなるので上着も脱いでいいなどと、大きなお世話です。精度の悪い子供だましのような模型を面白くおかしくつかい、おっさん二人の下手な漫才のようなやり取りの天気予報もあります。民放が振り向かれなくなってるのはくだらなさが目に余るからです。天気予報はNHKのスタンスで十分です。どの民放も若いきれいなお天気キャスターは夜の親父が見る時間帯で朝昼は男性が基本のようです。

 

東京出張

仕事で東京主張でした。飛行機の時間に余裕があるときは気になる建物や庭を見に行きます。今回はニューオータニに行きました。巨大なホテルです。建物の中はややスケールがでかすぎて好きではないのですが、外観の頭につく円形が昔『人間の証明」でストローハットとして有名でした。ここは庭が広く、滝を含めた日本庭園に、小さなスケールでステーキハウスなどがありそれが豊かさをかもし出してます。いい時間でした。インバウンドの復活で観光バス数台が外国人をのせて庭の見学に来てました。

 

 

 

ホームページを見て??

最近はすべてのおえらい立派な会社は電話でジャンルの番号を押させ、なかなかつながらず、いらいらさせられます。やっとつながって質問すると、すべてホームページを見てくださいという答えです。便利になったのではなく、手間がかかり、何も答えてもらえず、いらいらさせられ、問題の解決にはなりません。担当者の仕事は『ホームページを見てください。」ということだけです。これで給料もらい、ボーナスもらったらいかんでしょう。そのくらいうちの孫でも、できますが。すべては機械を操作して宿や乗り物の予約、役所や電力会社の窓口の問い合わせ、予防接種、病院予約・・・われわれより上の世代の人の時代は終わりました。

 

伝わる役人もいました。

ここ一ヶ月2箇所の役所のいろんな人とバトルを繰り返し続けストレスで体調も悪くなるほどでした。そんな中で、私の意見を聞いてもらい、協力してくれる人が数人現れ、2週間かかるところを5日で許可、書類や申請書、図面をメールなどでやり取りを密にしてくれたり、書類より先に確認機関に直接連絡を取って口頭で結論を出してもらったりで、協力してもらいました。激しく、痛烈に抗議したことで、謝るべき言葉遣いもあったと思います。それはわびて、お礼も述べて、終了しました。数人ですが親しくなった人ができたことで、今後の役所に多少期待が持てます。役所の仕組みに疑問を持ってる職員もいることがわかってほっとしています。しかしごくごく一部の人で、ほとんどが民間の仕事の邪魔をしています。根気強く抗議を続けながら仕事をします。

 

築30年の本格輸入住宅

私が手がけた住宅の中でも特に印象深い家のひとつであるY邸のメンテ依頼を頂、当時担当したコーディネーターが工務店と一緒にうかがったようです。30年前の作品です。空間といい、内装といい、キッチンといい、ほぼ当時のままで、美しさを保っていたことに驚いて帰ってきました。すべて本物の素材を使うと年月がより味わい深い建物に変化させてくれることを目の当たりにしました。。オーナーご夫婦も驚くほど当時のままで満足しているとの言葉をいただきました。経験も少ない、勢いだけの若造に、当時このような家を託してくださったことにいまさらながら感謝してます。いまだにこの家より大きな家を作った経験はなく、大きい予算をいただいたことはありません。私のデザイン屋人生にいつも横にいてくれる作品です。とんでもない経験をさせていただきました。30年たって誰もがそのよさを認識し、この家は残し続けるべき家だといってもらってます。どの家も追随できない本物の作品であることに間違いありません。こうして家をつくりつづけていることに感謝します。構造、窓、ドア、内装、カーテン、照明、家具・・・・すべてがすばらしい世界でも名だたるものです。

 

今大事な時

遠方の大きな仕事や、九州の仕事、ご入居者のメンテやリフォーム、今大事なときです。お金がない時期より大事なときです。ここがターニングポイントです。大事な時という認識が甘いと、ただ自分の作業をやるだけだったり、ほうれん草がなくなります。伝えること、やるべきことを認識しあい、密な連絡がないと仕事はなくなります。決めたスケジュールに責任を持って、人の手を借りてでも完結することが大事です。いってることとやってることが違うと狼少年になります。会社は内部の甘えや、危機感のなさからだめになっていきます。この年です。体もがたが来てますが、がんばることで精神は保たれます。ここをがんばってやり遂げると今後レベルが高い働き方にたどり着けるはずです。しつこいくらいのほうれん草が今必要です。その中から問題の解決策や信頼が生まれます。メールなどだけの連絡は問題解決になりません。じかに話し合い、解決案が生まれます。

 

いらんことするな。

旅行の金少しやるから旅行に行きなさい。というお上の決め事で世の中騒がしいようです。ここでも金のばら撒き。コメンテーターが平日の旅行予約が旅行関連事業は大事で、評価できるとか、えらそうに言ってますが、平日働きもせず旅行に行くやつなどもともと金がある暇人。そんなやつに金など渡す必要はない。今日本の状態を見ると弱い国に成り下がっているのですからみんなでしっかり働きましょう。何なら休日返上してでもがんばろう。という掛け声が大事です。旅行にかかわる職種の人に特化して金をばら撒き政策を複雑化することで混乱させています。世間の常識がわからない政治家や官僚は安倍のマスクや、一律国民に10万ばら撒くとか人気取りで『がーす』といってみたり、国葬だと騒いだり、わけわからない理解不能な補助金制度など、政治か、官僚の恥ずかしいマスタベーションの政策です。お金の使い方を知らないのか金は票とりの道具としか考えてないのか・・・・。まずは役人の数と政治家の数を減らし、さらに給与を含めた金を減額しなさい。年金を正しく約束どおりの額を支払い、ずさんな、生活保護支払いやくだらない支援をやめることです。いらんことをしてわれわれ国民を混乱させたり、落胆させず、みんなが勤勉にしっかり働く手伝い、国民の自己責任の確立。税金の平等性、それ以外いらんことするな。外交や防衛は凛とした態度で臨むしかないと思います。堂々と正論をかざして有事が起こっても国民は納得します。大きな絵を描いて政治をやるべきです。

 

住宅建設の補助金

数え切れないほどの補助金が国交省だけでも相当数あり、自治体などあわせると何がなんだかわかりません。それぞれの事業の窓口に電話しても当事者が理解していない状況で、いつものたらいまわしです。どこも、太陽光だ断熱だ省エネだ、といいながら、民間の50ほどの検査審査機関に、ゆだね、その検査料は決まってなく、それぞれの機関の言いなりのようです。多くの金を積めば早く許可が出ると国交省の窓口が言うのですからさすが役人根性がしつけられてます。家を建てるのに自分はどの補助金をどのように申請したほうがいいのか全体像をアドバイスする窓口はないそうで、誰も知らないまま事業と予算が作られ、民間に丸投げして役人の仕事を減らし、天下り先を作っているのでしょう。二日間電話にかじりついて調べましたがはらわたが煮えくり返ります。こんな汚い金などを営業ツールにしたり、政治家や企業とつるみ仕組みづくりをしてる大手住宅会社もあると聞きます。国民は何も知らされず、家を建てる人も何がなんだかどうすればいいのかわからず金がばら撒かれているようです。いい家をつくったひとを評価するのではなくいいデザインや性能の家より審査機関のいう材料をつかうように決められてます。こんなことに加担したくもないし、30万も50万も出して補助金もらう審査を受けるということは、それを出すための設計料とあわせると赤字になるかもしれません。とにかく何もわからない状態で役人は好きに運営してます。こんなことが平然とまかりとおっているから、池井戸順があんな小説を書くのでしょう。国の変な金をもらうよりいい家を作ることに全力を尽くしてきたわれわれのご入居者はどこよりプライドを持って生活されています。

 

 

お呼びがかかるありがたさ

私はどうもいろんなことを後回しにしたりほったらかしたり、口にしたことをへいきでしないことが許せません。特に言ったことには責任が伴います。連絡を怠ったり、できなかった理由を表に出し、お詫びや反省がないことが一番いやです。ここのところ多くのご入居者からお呼びがかかります。それで、毎日走り回ってます。足が思うように動かず、工務店に動いてもらってます。このことにしてもすぐやることが性分です。南区のK邸の防水チェックや薬局改装の検査や火災保険の書類とか北九州の外構改装とか足が悪いのでなおさら段取りが大事です。いろんな考えや価値観がお客様によって違いますが、先手先手の連絡段取りで事を運びます。30年たってもいまだ多くの方からお呼びがかかるということは感謝しかありません。10月です。いい季節です。