たぶん今年最後の怒り

自分の能力の足りなさを自覚できない人は不幸です。常識や理屈がずれてる人は哀れです。仕事ができない人は修行からやり直すべきです。少なくてもクリエイティブな仕事からは身を引くべきです。北九州の頭の悪く、常識のない不動産屋はやるべきことをしてなく、家が建てられない土地をお客様に売りつけ、こちらが建てられるようにすべて手続きから、工事までしてやると、今度は高いの安いの言って金を払いません。「ふざけるな。」怒鳴りあげても逃げるばかりです。まあ、いずれ近いうちにつぶれるでしょう。田舎の工事店はこれまた困ったものです。工事日の連絡もなく、終わったかどうかも連絡せず、いつ終わるかも連絡せず、終わった時ができた時というのが田舎の常識らしいです。悪いと思わないのですから始末に負えません。

この1年、怒り続けたのも「人」ですし、助けられ喜びをもらったのも「人」でした。「魅力ある人」になるためにすべてに一生懸命でいたいと思います。

久しぶりの熊本、プールのある家T邸

我々の代表作であるプールのある家に、メンテに伺いました。奥さんはお変わりなく、相変わらずきれいですが、あのバンカラな先生がタバコをやめ、25キロのダイエットに成功されたと聞き、ややショックです。勝手に先生を不摂生な暮らしをするわれわれの教祖みたいに思っていたので、やや取り残された気分です。焦って、身を正さなければと思います。セントラルのダクト、電気錠、浴槽のカラン、ポケットドア・・・・・・・年明け早々段取りします。

M邸現場を覗いて取り急ぎ福岡に変えると、2時です。平田にご入居者から頂いた「島手らーめん」を作ってもらい遅い昼食を食べました。平田は今日はアポイントがないのでアダモちゃんのようなリラックスした髪型といでたちです。男物のセーターを買ったらしく、「Mが入った」と、モデルのポーズをとって自慢してます。「いつでもどこでも楽しそうに暮らせるなー。」とややあきれて言うと、「無人島に一人でも魚や虫と楽しく笑って暮らせますよ。」・・・・・・恐ろしい女に進化し続けてます。

 

久留米、鳥栖、熊本

久留米、鳥栖の現場は今年中の仕事目標をクリアして年末の支払いが受けられます。皆頑張ってます。この時期、職人がいない、材料がないという言い訳はわたしには通用しません。予定どうり進んでます。B邸が遅れてますが、引き込み配管工事を先にやったからです。M邸はセントラルのダクトが走りました。外部は防水紙です。

クリニックと薬局は電気配線と、防水紙です。断熱も入りました。勾配には、スタイロ、壁はグラスウール。自動ドアや外壁パネルなどはあまり普段私にはなじまない商品ですから、よく説明を聞いて決めます。

熊本はわたしが工事にかかわれないので、何もできないのですが地鎮祭から2か月、ほとんど進まず、お金の受領と追加請求だけです。わたしなら逆に怒鳴りあげて、減額します。そしてすぐ撤収させます。「時は金なり」です。呆れてます。

12月は特別

12月は毎年のことながら、あわただしい日が続きます。わたしは12月のざわざわ感が好きです。いつまでに何をしなければという雰囲気が好きです。工事の年内目標、メンテも正月前に、部材発注、年内書類提出、忘年会、クリスマス、私事では、娘の誕生日、掃除・・・・・・・・・・12月が、12か月続けばすごい経済効果のような気がします。輸入住宅ですから、雪化粧も似合いますし、暖炉も素敵な季節です。クリスマスのイルミネーションも、ツリーも・・・・・・12月は我々の家が一番似会う季節なのです。

改めて感謝

忘年会でした。この1年、多くのお客様と新しく出会い、ご入居者の皆さんにご協力いただきました。今、「幸せな忙しさ」を実感させていただいてます。ものつくりの集団です。経済人ではないせいか、お金としての財産は築けてませんが、かけがえのない仲間やご入居者と、悩み、相談し、作った家を見つめ、語り合える財産がたくさんできていってます。建築屋としては何よりの幸せです。平田に感謝し、頭が下がります。コーディネーターとしての腕はみんなが認めるところですが人として尊敬できる住宅屋になりました。頑張り続けてくれる最高のパートナーです。渕上大工はかけがえのない右腕です。。彼ほど私の家づくりの考えをわかってくれて手を動かしてくれる職人はいません。オーナーからの絶大な信頼は人間渕上が手に入れた何よりの財産です。多くの仲間と、わずかな料理とお酒で、楽しい時間を過ごしました。みんなに感謝です。いつか近いうちに、この仲間たちと、「アメリカで1年を締めくくりたい。」と強く思いました。

仕事とは

頭で考えた決まりやシステムを整えて、流行に乗ろうとする行為を仕事と勘違いしてる魅力のない会社や男が増えているように感じます。大手企業や、役人や、銀行に、「なぜできないんだ?」と聞くと、「こちらとしてはそういう決まりなので。」という小学生のような答えです。アメリカにいる、日本で使えないかっこつけ男も同じように、「アメリカでのビジネスはこうなってます。」という答えをドヤ声でのたまわります。「なぜ我々がお前らの決まりや、システムに従わなければならないんだ。」で、電話を切ります。取引終了です。仕事は誠実、親切、丁寧でなければいけません。これが身に付く人は謙虚で品格のある人です。

どの仕事も、「修行」が必要だとつくづく思います。15,6才から大工や職人,漁師の親方について、修行している若者は話してても気持がよく、若者のさわやかさや、夢が感じられます。そういう若者を育てる、大人になるためにもいい仕事を続けて、誇りある男でありたいものです。

シアトル 

携帯電話

電車や、喫茶店、で皆電話をいじり、見ている。最近では食事をしながら見てる。デートらしきカップルもそれぞれ電話をいじっている。どんな美人でも、かっこいい人でも、電話を操作している姿は場所をわきまえていないと、みっともなく感じます。自分の頭に何も入ってないあんぽんたんや一人では何も決断できない人たちが、お金を出して、たいしてえらくもない人工頭脳を買っているとしか思えません。電話が保護者で、いつも保護者同伴じゃないと生きられない人ばかりです。バカを養成する機械かもしれません。「使いこなせない時代遅れの親父が何を言うか。」という意見も甘んじて受けますが、風情や、情緒や、家で言うと佇まいや・・・・・そんな感性がどんなものかさえ分からなくなってる若者が多いこと。いつも書きますが、責任ある仕事が電話や、メールで行われてはいけない。顔を見て、表情や言葉の抑揚、身振り手振りで「人」とつながり、信用や信頼が生まれます。「便利」という言葉は決していい言葉ではなく、「軽く、適当に。」という意味が含まれます。「便利な男」と呼ばれたくないでしょ。えーーーーその意味さえ分からなければ人間やめれば。

幸せな時期

金曜日の昼、老人ホームの喫茶ロビーの家具を選びに、門司のウッドストックにスタッフ全員ご案内です。決まりました。その後M邸上棟式前夜祭が、夜、華々しく行われました。総勢6名で食事から、カラオケです。相変わらず、M様は、なぜか人をひきつける不思議な知識と、トークとユーモアを持っち合わせ、「そりゃいかんでしょ。」というような豪快なエピソードも多数お持ちで、われわれの時代の愛すべき悪さ坊主そのままです。こんな魅力的な男性が今いなくなってます。とはいえ、実際身近にいる奥様はさぞ大変なはずですし、お子様もあるときは尊敬し、ある時は反面教師として、幼少時代を送り、今立派に社会で活躍してあります。我々Dアート企画ではM家を明るく豊かな北朝鮮体制と呼んでます。

翌日は上棟式です。朝早い飛行機で奥さまも来ていただきました。近隣挨拶の後、お酒を四隅に撒いていただき、14名で直会です。その後平田とご夫婦は打ち合わせで、ショールーム回りだったようです。タフなご夫婦です。

8日は午前中北九州O邸の契約でした。来年はO邸の着工から始まります。O先生はもちろん、O先生のお父様にも先日お会いさせていただき、みなさんの、意見を参考にしながらを我々の代表作になるであろう大きな家を建てていきます。奥さまのご実家K先生ご夫妻、若先生ご夫妻も我々のご入居者で、皆さんが愛用されている湯布院の別荘も建てさせていただきました。恩があるご家族です。ベストを尽くし、必ず喜んでいただく家にします。

最近、充実した幸せな忙しさをかみしめています。毎晩仕事終わりに、「5年前から考えると考えられないほど、今幸せやなー」「ご入居者初め、みんなに支えられてますよねー。ありがたいですよねー。」・・・・・・・・・・・幸せな時期だからこそ謙虚に頑張ります。

 

 

 

 

 

新動画、ご覧下さい。

10の家の動画の下に、シンメトリィーの美しい家、カバードポーチのある暮らしの動画をアップしました。やや、わかりずらいかもしれませんがご覧ください。写真や、動画はなるべくリアルに作品を見ていただけるように、仲間に協力してもらい、安価で制作してもらってます。DVDもお貸しできます。お声をかけてください。

まだまだ発表したい作品が多数あります。動画で我々の家づくりが伝わればうれしい限りです。

模型の力

鳥栖M邸の模型ができました。オーナーと外装の素材、範囲を決めるのと、色を間違わないために模型は力を発揮します。今回は周りに何も立ってない敷地です。プロポーションも含め、模型を有効に使っていいものを作ります。現場は棟が上がり、形が見えます。模型とセットでイメージすると、間違うことはありません。7日上棟式です。遠くから見えて下さいます。喜んでいただけるよう準備してます。でも、本番より、ご主人だけが先乗りの前夜祭が盛り上がりそうです。