27年前に建てられた本格輸入住宅、サザンコートという名称で呼ばれてたアメリカンハウスの杵島郡H邸に伺いました。先生にもお仕事のあいまにお会いでき、ご挨拶できました。奥様とは27年前のお話や、建物のお話で、楽しい時間をいただきました。とにかく、いい素材で作られたこの家は、年月が風格と、重厚さを育み、ぞくっとするほどの存在感です.クロスは御嬢さんがイギリスで購入したものだそうです。ブルースのフローリング、レッドウッドの勾配天井、44ミリのオークの木製ドア、マービンの、木製ペアガラスサッシ・・・・・・・ハードも、4x8の根太に、28ミリ合板、2x6のスタッド・・・・・あまりの迫力にわれわれは進化してるのだろうかと思います。いろんな意味で、心揺さぶられ、うれしさと、反省と、初心とが入り混じり、有意義な日でした。オーナーに長き年月、大事に育てていただける家を提供できるように、今一度、頑張ります。
カテゴリー: 福岡の輸入住宅
小さな工事をコツコツと真剣に。
サンルームの窓の取り換えを含む改装、カビ除去および、光触媒、門扉新設、自転車置き場設置、ガレージ屋根と洗濯物干し、物置小屋、24時間換気のダクト修理、外壁妻壁の飾り矢じり取り付け、バルコニーの樋補修工事,窓周りコーキング打ち変え、・・・・・・。平田は、スクリーンのクリーニング、カーテン、照明取り替え、お手持ち家具の生地張替え、・・・・・。小さな工事程、調査段取り話し合いが大事です。こういうことをしっかりやることで、力が付きます。新築デザインに生きてきます。軽く考えがちな仕事をしっかり納めて、信頼いただけます。
年を取り、人間が少ないと、仕事に手間をかけることをしなくなりますが、こだわりとは、手間をかけた仕事です。動いてやる仕事です。
今日は午前中D邸の打ち合わせを奥様と、事務所で行い、昼からは平田が中央区のH先生ご夫婦にご招待を受け、楽しい時間を過ごしたようです。ご夫妻ともドクターでジョージアンスタイルの、王道の輸入住宅です。築12年で、トラッドな暮らしです。私の大好きな家です。
いろんな情報
先日偶然にも、小城羊羹と、とらやの羊羹をいただく機会があり、こんな機会はそうそうないと思い、左に、小城、右手にとらやをもって食べ比べました。甲乙つけがたい味です。小城はまろやかで、柔らかく、とらやは密度が高く、小城よりかたい感じです。小城はガブッと頬張りたい感じで、とらやは上品に切って食べるもののように思います。羊羹好きだった親父の仏壇にもお供えさせてもらいました。食べ比べてるでしょう。フェイスブックやなにやらで、情報がたくさん見れます。同級生が、有田のご入居者のギャラリーを訪ねてくれたようで、楽しい時間を過ごしたようです。有田で見つけた面白い車の写真を送ってくれました。息子は手料理で鯛飯を作ったようです。こんなことする奴じゃなかったのに、女性の力は偉大です。熊本T先生は神戸旅行で暴れてあるようですし、鳥栖のM奥様はお孫さんを連れて、映画のようです。今日われわれは月参りに十日恵比寿に行きます。
新築祝い鳥栖M邸
二日の日に、工事関係者をご招待いただき鳥栖M邸の新築祝いでした。いい天気で、明るいリビング、ダイニングから、水をたたえた池と、新緑がとてもきれいで、楽しく過ごさせていただきました。佐賀牛のおいしい店で腹いっぱいごちそうになりました。とても楽しい時間でした。私と友達なってくれてるお孫さんとも遊べましたし、ご夫婦とは気兼ねなく会話ができ、最高のご入居者です。工事中からお引越しまで、こちらがすべてにおいてお世話になりました。できるだけのことをして、恩返しをしなければと思います。ほぼ同じ年齢ということを差し引いても、お話のほとんどが納得できるというか、魅力的です。ずっとお付き合いしていただけるように頑張ります。御嬢さんがお仕事で、お会いできなかっことが残念です。
四月終了
早いもので四月も今日で終わりです。この年になっても、人間ができてないせいか平穏に過ごせません。いつも、子供と一緒で喜怒哀楽全開で生きていて、やや疲れるときもあります。平田に注意されてばかりです。その平田は月末、コーディネーターから経理責任者となり、入金確認と、支払いでてんやわんやです。わたしは、嬉野のM奥様からご依頼いただき、お嬢様の家にお伺いしましてお打合せでした。。世間はゴールデンウイークです。明日は熊本の残工事、二日はM様の新築祝い、四日は横浜からのお客様、あと少々アポイントがあります。ハウステンボスワッセナーI邸にも顔を出したいと考えています。メーカー、役所、税関、銀行,登記関係・・・・・皆お休みです。その前に、済ませなければならないことに動きまわります。
横浜、東京
計画するにあたり、現地調査のため、朝早い飛行機で横浜に行きました。若いお客様です。お客様のイメージされてる住まいも含めて現地で話すことは大事な行為です。さすが横浜、坪100万円を軽く超える土地ばかりです。それぞれの、土地の特徴、それに伴う家の作り方、住まい方を、ご説明して、打ち合わせも含めて昼食をごちそうになりました。奥様が福岡出身の方で、気さくで話しやすいご夫婦でした。関東に作品を作らせていただくことができれば光栄です。田園都市線沿線はさすがに上品で、きれいな街が作られ、都心へのアクセスもいいので人気だそうです。輸入住宅も、輸入住宅風も含め、おしゃれな住まいが目につきます。30年ほど前かかわった家も見れて、いい一日でした。
夕方渋谷まで出て、孫の顔を見に息子宅に寄りました。五か月たち、多少人間らしくなってました。前日、上の階に引っ越したようで、以前に比べ、広く明く、すごくいい眺望で、東京らしい暮らしです。夜景を見ることはできず、新しい道ができて、羽田まで、20分程度で行くというので、車で送ってもらい、最終の前の便に乗れました。日帰りの出張が楽々とできるんですから、便利な世の中です。
輸入住宅?
輸入住宅メーカーの作品を本なんかで見ると、必要以上のデコレーションや、カラーリング、石やタイルなど、たくさんの部材を使い、住まいを逸脱した、ド派手な住宅作品が並んでいます。お城や、ホテルや、店舗のデザインを模写して作られているようです。それらを輸入住宅と呼ぶのであればわれわれが作る家は、明らかに違います。シンプルで、きれいなプロポーション、マテリアルやカラーもできるだけ少なくし、ポイントにだけこだわりのデザインを施します。作品集を見ても、おわかりのように、きらびやかではありません。デザインを勉強すればするほど、シンプル、良質、美しい形が大事に思えます。しかしながら、いろんなものを自分で選んで楽しみたい人が少なくありませんが、しょせん何の勉強も知識もないのですから、いいものにはなりません。よく、いい、悪いは人によって違うという人がいますが、荘ではなく、いいものは多くがいいといい、悪いものは多くが悪いというのです。「小澤さんたちの作る家って、輸入住宅、輸入住宅してないですよね。派手にあばれてないもん。」ご入居者の一人の奥様からご契約前に言われた言葉です。
ケアンズ
10年位前、息子とケアンズに行ったことがあります。グレートバリアリーフの玄関口の街で、田舎でした。キュランダ高原列車で、熱帯雨林や、滝をのぼり、原住民の村へ行き、帰りはスカイレールという迫力満点の、乗り物で、一気に下りました。日本のカニをもじって、「カニーズ」というレストランがおいしくてシーフードを二日連続で食べに行きました。
レンタカーを借りて、隣町の、ポートダグラスまで走りました。。アメリカ人のための馬鹿でかいホテルと、プールのリゾートエリアと、こじんまりしたおしゃれなショッピングストリートと小ホテルで構成されたヨーロッパ人のためのリゾートエリアが混在した不思議な魅力がある田舎町でした。たった三日でしたがなかなか面白い旅でした。