先日、熊本から動物病院のMドクター夫婦に来ていただき、ご入居者の糸島M様邸をご案内させていただきました。良くしていただき楽しく見学させていただきました。その後事務所で、打ち合わせと設計契約を結ばせていただきました。我々の理想とする形です。打ち合わせ、提案、ご入居者案内、設計契約、・・・その後輸入部材打ち合わせを始めコーディネート打ち合わせの後工務店を決定して、請負契約です。いいものを作ります。
逗子、茨城
逗子の家は竣工検査を終え、表示も提出しました。来月9日に引越しです。初めての工務店で不安でしたが、怒ったり、指示したりしながらがんばってくれました。輸入クロスやタイルがパズルのようで大変だったと思います。逗子から茨城までレンタカーで三時間、現場で図面説明とパース、協定の回答などをお伝えして次回見積もりを提出します。近くの土地にアパートの設計依頼も頂、早速帰ってがんばります。担当者だけでなくオーナーもじきじきに来ていただき、いい輸入住宅の町ができるのを楽しみにしているといっていただきました。
ソフトにお金を払うこと
我々デザイン屋は、無から有を生み出し、自分の提案を絵や図面でお見せします。この行為にお金をいただいて我々の仕事は成り立ちます。まだまだこの国ではデザインにお金を払うことをもったいないと考える人が少なくありません。サービスもただではなくお金で買うものです。ホテルの飲み物や食べ物はサービスの料金が入っています。ソフトやサービスを極力なくすことで低価格を実現できます。LCCや低価格住宅などがそうです。文化や豊かさはソフトによってもたらされると思っています。安さが自慢の商売はきりがありません。我々のお客様は何よりデザインやソフトを大事にしてくださいます。自分の腕を磨き続けてこそ認められると思っています
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約束ができない役所
法務局や審査課、などいつまでにやりますという約束ができないようです。自分たちの仕事が終わったときが出来上がりという甘い考えです。ローン、申請、工事、検査、表示、設定、ローン最終金、引き渡し、引越し・・・日にちが決まらないのが申請、検査済書、表示です。オーナーはいつ引っ越せるかがわかりません。困ってしまいます。日にちが約束できない大人の仕事は馬鹿がやる仕事です。我々には多くのリスクや条件を出し、自分たちの仕事を民間におしつけ、のんびりやってるようです。役人のものの考え方も浮世離れしているようです。
汗水流す
北関東から北九州、熊本と動き回ってます。プランもすごい勢いで書いています。そんな中、森さんや、二階さんなど私が老害と書いてきたお二人が世間を騒がせてます。とにかく汗水流して人の役に立つために仕事をしてる人は間違いありませんが、人様からの票を集める事に奔走し、、税金で飯食って、先生と呼ばれてきた人生は人を全うに育てません。裏話や裏取引で育った人間は表に出してはいけません。年を重ねれば顔が柔らかくなり笑顔が増える欧米の政治家と違い、お二人はまさにしかめっ面の悪人顔です。さっさとやめるべきです。みっともなく、しがみつかないことです。政治家はまともな仕事ではありません。やくざと同じ、浮世離れした世界のようです。
感心させられます。
我々のご入居者の多くはすばらしい方ばかりです。長い特別なお付き合いをいただいている方が少なくありません。先日その中のお一人であるM様の別荘にコーディネーターが照明の打ち合わせにうかがった際、ご主人が作られたエクステリア用のいすテーブルに驚いたようです。プロ顔負けのできばえです。K工務店と呼ばれている水巻K医院の院長はほんとに器用で何でもご自分でできます。奥様と二人でガーディニングもきれいにされてます。百道浜のU様の奥様が作られた庭は見事です。北九州香月S様ご夫婦もエクステリアからタイル張りまでご自分たちの作品を数多くお持ちです。自分で物を作られる方は我々の活動をありがたく理解いただけます。まだまだ多くのオーナーがものづくりを楽しまれているようです。
顔、言葉
国会議員の夜遊びが問題です。その言い訳はもっと問題です。顔も言葉ももたない困ったチャンばかりです。自分の汗水できちんと対価に見合うお金を稼ぐ人は年とともに顔に味が出て言葉に重みが出ます。銀行員、公務員、投資家、議員、ITなどは自分の働きと対価が見えず、金だけを追いかけています。自分が人の役に立ってるかも見えず、かんがえず、税金を自分のものだと思い、勘違いして自分たちは特別と思っているようです。やくざの構成と同じような世界のようです。まだ緊張感があるだけやくざがいいのかもしれません。
さあプランです。
続々と敷地図や要望が送られてきます。奈良や沖縄はやはり現地に立たないと自信を持てるプランがかけないと思いますが、コロナです。困ったものです。写真ではアイディアが降りてきません。何とか一人ででも現地に立ちたいものです。プラン提案は自信を持って、提案してこそ価値があります。鉛筆が何をやりたいかを語り、住まい方をパースやプレゼンテーションでどうだといわんばかりに作りこみたいのです。今までもそうやって仕事をしてきたつもりです。もの忘れが増え、体のあちこちが痛くなり、薬の量も増え、年を感じながらもプラン提案だけは負けずにまだまだ成長中だと認識できます。それがうれしくてがんばれます。毎日方眼紙の前で戦ってます。
30歳も今も同じ動き
朝から、北九州、水巻、役所がここ数日続きます。年です。昼近くになると疲れで睡魔が来ます。あって話して、ご理解いただき、見積もり、請求書をお渡しするのが本来だと教えられました。大事なことは顔を合わせてこそ良好な人間関係が築けます。郵送や、メールなどですますのは並みの人間関係でコロナ下の飛び道具です。とにかくお客様のところに通うべきということを実践し、いいご入居者との関係が築けました。死ぬまでこのやり方を変えることはありません。体の衰えと戦いながらがんばります。生き返りの車でいろんな思考をめぐらすのも大事な時間です。年とともに仕事は増えて当然です。それを乗り越えながらがんばります。
母ちゃん、おふくろ
今、毎朝仏壇に手を合わせると、やはりお袋のことが一番頭に出てきます。お袋は小澤商店で食料品を扱い、仕出し、弁当もやり、船乗りの親父の乗組員の世話から病気のじいちゃんばあちゃんの介護もしてました。朝5時におき、惣菜作りです。コロッケ、てんぷら、からあげ、・・漁からの朝帰りの人たちから人気でした。家族や船の乗組員の朝飯、店でばたばた働きながら昼めし、晩飯のしたく、祖父母の下の世話から、お粥までまあこんなに毎日動き回れるかというほどの働き者でした。店と家の台所をばたばた動き、店を9時に閉め、風呂に入り床に就くのは12時近くの毎日でした。爺さんがまだ元気で村長、町長のときなどは来客の世話も大変だったと思います。弁当を200などと注文が来ると店を閉めず、回りの仲間を呼んで徹夜です。ほとんど利益もないのですが『文子姉さんの弁当はおいしいねー。』といっていただければ笑顔で満足してました。多くの人から信頼、尊敬されてたのは、いつも明るく愚痴もなく、人を大事にしてました。私の運動会や学校行事は店があるからと来てくれませんでしたが、自慢の母ちゃんでした。一人っ子の私を信頼してくれて、家業も継がず、故郷を捨てましたが笑って見守ってくれました。今考えてもすごい母ちゃんでした。強い母ちゃんでした。小澤家は間違いなく母が支えてました。苦労を感じさせない笑顔はとても素敵で『男はやさしく強く、勝負がかかるときは覚悟を決め全力で戦いなさい。」こんな女性にお目にかかれません。いい母を持ちました。マザコンです。