いつもおかしい人が少しいる。

我々と家作りをするオーナーさん、工務店、業者・・・みんなやり方や考え方を理解、支持いただき日々充実した仕事をさせていただいています。しかし価値観が違う人がいつも若干現れます。われわれの作品は高評価いただけるのですがわがままなやり方で上から目線で我々に御用聞きをしろという勘違いが激しいセンスのかけらもない人に出会います。文句を言いながらも工務店も金のため仕事をつづけるようです。情けない。子供といわれようと私にはそれができません。そんなわがままおばちゃん、工務店には往生します。自分がみんなから嫌われ、おかしいと思われてることにすら気がつかないようです。またある家具屋がご入居者に使いもんにならないものを送りつけて、返品返金も聞いてもらえず、かたくなに理屈に合わない自己主張しています。入金だけを強要して契約書も交わさず、引き取り書もない中でめちゃくちゃなやつらです。必ず成敗してやろうと思います。なあなあ、まあまあが大人の対応ではありません。しっかり○×つけることが我々です。そうしないときちんとしていただいてるオーナーに失礼に当たります。

 

作業と仕事

ここのところ作業のデジタル化が進んでいますが、何を勘違いしてるのか『仕事』まで生意気になり、礼儀をわきまえない仕事っぷりが銀行や、業者、大企業に見えます。機械に向かっての仕事はありません。人と会い、きちんと話し説明しお礼を言う。昔から商いとはそういうものです。それができてないということは質の高い仕事ではありません。東京であれ神戸であれ、たった30分でも行かなければならないのが仕事です。コンプライアンスなどとほざいてかっこつけてる大企業ほど作業だけの集団で魅力がありません。クリエイティブな会社には決め事は悪です。いいときに出社し、いいときに休み、結果を出して喜んでいただき、人間関係を構築します。政府に作業要領は決められても仕事にまで踏み込んでくることはできないはずです。町の定食屋が世の外食の中心にあるべきです。自社の都合を押し付ける外食チェーンではなく、お客さんを見てメニューや時間を決めての商いが町の定食屋です。

 

幼稚な政治

正月休みを1月11日までにしてほしいと言い出しました。大きなお世話で、あんたら政治家ほど休んでられるかと思います。金ばらまくから旅行に行きましょう、飯食いに出かけましょうとか、はんこやめましょうとか、学術会議のメンバー問題とかもう幼稚で、国がやる仕事ではありません。低レベルな国に成り下がってます。どうも、株や投資や、資産運用やデジタルワーク、大企業がこの国の経済だと思っているのでしょうが、汗水して毎日を必死で食いつないでいる我々は監視されるばかりで先の光が見えません。それでもまじめに働き続けます。我々の税金であんたら馬鹿な政治家を養ってるのです。夢が見える政治、先に希望が見える国、真剣な討論しあう国を望みます.目先のごまかしや人気取りはもういいです。本物の信頼できる厳しい政治家が現れてほしいと思います。

 

20数年前のクリニック

ご入居者の息子さんのクリニックをデザインさせていただくに当たり、今までのクリニックの作品を見直していて、20数年前東京銀座で作ったクリニックの写真を見つけました。我々の作品は流行り廃りのデザインやマテリアルに動かされず、王道のデザインといい素材で作り続けてきたと再認識しました。多くは今、安くて簡単でそこそこかっこよくという風潮の建物があふれ、業界がそちらを向いてます。明らかに10年15年という短い命の建物が氾濫しています。10年、20年たって年月の重みが加わることでよりかっこよくなるものを本物と呼びます。

 

 

 

いつまでもぎらぎらしていたい

どの仕事も私の年齢になると大ベテランといわれ、落ち着きます。きちんとした作品を作ってきた人はその財産を使ってゆっくり仕事をします。しかし、アナログ頑固親父と陰で言われている私は、まあこれでいいかと、人にも作品にもやさしくなれません。お客様でも、工務店でも、理屈に合わない態度は許せず、作るものも自分の意図するデザインを追い求めます。昭和の男の働き方が身にしみてます。最近の人はパソコンを使ったテクニックは長けてます。たとえば安くて見栄えがよく、箱の形をおしゃれに見せるやり方です。でもこんなテクニック住宅は所詮何年かで飽きられ、歴史は刻めません。腰の痛みや足の痛みと戦いながらも、ぎらぎらした昭和男で作品を作り続けたいものです。

 

実は政治家は頭悪い?

印鑑を廃止ずるようです。ケイタイの料金を下げるそうです。デジタル化を推し進めるそうです。縦割り行政を変えるそうです。結構なことですが、ちまちましたことを変えることで改革といわれても・・・。国の仕事ですか?何の目的で国をどうしようとしているのかわかりません。安保は?拉致は?教育は?政治家の数は?領土は?金利は?・・・ひとつ聞きたい。印紙は続けるの?割り印するの?え、紙のみ必要。なんじゃそりゃ。ちっチェーやつらだ。

 

ご入居者からの仕事

小さい依頼から新築までここのところご入居者から仕事をいただいています。自分の理想の形です。ここ一ヶ月で9件ほどの依頼です。われわれの家作りはオーナーに支えられてここまでやってきました。いつまでもかわいがっていただくことに甘えず、仕事で恩返しをしたいと思います。私もこれからはがむしゃらな仕事から質の高い仕事に移るべき年齢です。これからは失敗を薬にする年でもなく、恥ずかしい年齢です。わがままで理不尽な依頼や価値観が違い、報告連絡がない工務店との仕事は無理に受けないことにします。何回も会って現場を見て、工務店と話して、家は作るものです。儲けないやり方ですが、いい作品は完成し、その作品が次の仕事を生んでくれます。

 

違うだろ

甘えた意見が当たり前になり、してもらうことが当たり前になり、無駄とか効率という理由だけでいい文化を捨てる。本当にこの国は築いてきたものを大事にしない国になりつつあります。母になった芸能人が露出の多い服を着ていることで『母親らしい格好をしなさい。」という意見に『母親らしいとはどんなこと。』と反発してました。母親らしいことがどんなことかわからぬ人が母親になったらいかん。恥を知れということです。何でも許されたり、お金をばら撒いたりする政治も悪いし、それを、足りない、まだくれというやつらがいます。低所得で結婚するやつに金をやるとはどんな神経だろうか。結婚は自立できる人が責任を持ってするものです。こんなことに目がくらむ人はいずれ生活保護でまた養うことになります。日本人は修行や忍耐で一人前になってきたわけで、欧米のようにまちがった権利ばかりを主張すると、資源がないこの国は人間力が財産だったのにすべてを失うことになるでしょう。はんこをやめることが大事か、はんこ文化のよさを継承しながら中身の効率化を図るべきと考えます。日本という国はいい国だったんですが・・・・・。

 

「モダン」にだまされるな。

ここ数年、モダンという言葉やシンプルという言葉でチープでひどい建物が増えてます。建て売りだけではなく、クリニックやアパートなども、箱的な無機質で、悲しいものが多いようです。プラモデルのようなマテリアルで、予算が少ないとモダンという言葉で安いものを作り、利益を確保しようとする手法です。作りっぱなし、売りっぱなしの商売はそれでいいのでしょうが、家具、カーテン、照明、小物などすべてを含めてデザインするわれわれは、モダンもトラッドも、エレガントも基本デザインやカラーコーディネート、インテリアコーディネートの基本に忠実に作りこんでいってます。建売業者やマンション屋がイタリアモダンとかデザイナーズ何とか言い始めるものにだまされてはいけません、デザインは奥深いものです。