現場調査に、役所調査、プランを書いて、現場に走り、数々の打ち合わせをして、撮影をし、メンテに走り、契約、集金・・・・こんな月も珍しいくらいよく動いてます。これから見積もりや実施図、申請など着工に向けての動きです。われわれの家作りを楽しんでいただけるオーナーとの時間は楽しく貴重です。ひと段落したらアメリカに行くことを楽しみにがんばります。数人のオーナーも行きたいそうです。労力の割には薄利の仕事ですが、とても楽しい仕事です。作品が目に見えてみんなで喜び、残るのですから。
父の日
退化する建物。
最近、建物のプラモデル化が激しく、建築屋が建物にこだわらず、既製品ばかりの寄せ集めで、簡単にできて、安いものをよしとしているようです。ローコスト住宅が使っていたいろいろな既製品の質がよくなったからか、住宅以外のビルでも多く使われています。すぐに飽きられ、後世に残るものも少なくなるでしょう。建物はどこまで退化し続けるのでしょう。私が子供のころは建物の現場に目を奪われ、憧れや驚きをもちました。今の状態では、職人のなり手もなく、デザイナーも育たず、子供にも魅力的に移らないでしょう。多くの職人の腕、デザイナーのこだわり、オーナーの夢が詰まったものが出来上がると、多くの人の目にさらされ、その地域の文化さえ造ってきたはずです。建物のデジタル化は止まらず、退化する一方に、無駄でも、一人ででも抵抗する仕事をしたいものです。
首をひねります。
ここ10日プラン
月末
品のない馬鹿な番組
食い物番組の多いこと多いこと。うまいを連発してるこの手の番組は人のふんどしで相撲をとるようなものだし、そこそこのタレントで十分ですから安くできるのでしょう。私が腹立たしく思うのは、大食いと、辛さを我慢させて食べさせる食い物による我慢大会です。こんなもの罰が当たりますよ。品のかけらもなく、完食してドヤ顔してるばかなあたまがわるそうなタレントの多いこと。それに情報に操られているのか食い物を並んで食うとか、買う行為は何なんでしょう。遠路はるばるとか・・・・恥ずかしく感じます。暇なんでしょうか。ほかにやらなければいけないことがたくさんあるはずです。食い物を大量に捨てながら金儲けしてるこの国は、いい国になるはずありません。
アメリカを感じた時間
最近思うこと
この年になると、多くを経験しているせいか、物事の予想がつくようになりました。歌や芝居、映画も、ストーリーを追うだけでなく、作り手の考え方や、いいたいことが見えることが多くなりました。最近の遠距離運転のお供は、島津あやのシンガーというCDです。どのジャンルの歌も驚かされます。BSで昔の映画を見ます。007、ローマの休日、風とともに去りぬ、荒野の7人、・・・・日本映画では寅さんから、家族ゲーム、羅生門・・・以前とまったく違う感情です。コミックを脚本にしたドラマや映画が最近多く撮られていますが苦手です。地上波のテレビではワイドショーを始め、コメンテーターと呼ばれるなさけない職業の人たちが悪者いじめや悪口井戸端会議が花盛りです。世の中いろんな人がいていろんな考え方があり、討論して正常です。