A邸は短い工期の中、何とかおっつけてきました。職人のがんばりに敬意を表します。ただ、行き当たりばったりで、工程表もなく、それぞれの職人同士の打ち合わせがないため、荒い仕上がりです。何より監督が存在せず、棟梁が兼務です。段取りができてません。この工務店の姿勢は罰金ものです。普通なら怒鳴りまわるところですが、ぐっと我慢です。カメラマンと鹿島Y邸に行きました。門扉ができあがり、植栽も植えられました。門柱を現場うちで工務店が作ってくれていましたが、仮枠に、樋のアール部分を利用したりして工夫してすばらしい頭飾りができていました。さすがです。さすがきちんと締めてくれます。
暴力
最近暴力という言葉がよく使われます。しつけと暴力というテーマでもよく話がなされているようですが一様に、「どんな理由があれ暴力だめです。」。とマスコミ、専門家は言います。そもそも暴力の定義がまちまちのようです。私も暴力は反対ですが、手を上げることが暴力という概念は持ち合わせていません。びんたやゲンコツや、尻をたたいたりは子育てや、必要でした。暴力は痛みと恐怖しか感じないという専門家が多くいますが、それとしつけの方法のひとつとしてのゲンコツを一緒に論じられるとこんな人たちが幼い論議をして、暴力禁止と決めて事足りると思われることが危うく感じます。「言葉の暴力」も人を傷つけます。まともな大人が少なくなると、なんでも決め事で処理しがちです。大人の感性で、臨機応変に。
ご入居者
大阪K邸写真撮影
娘
30を過ぎた娘がいます。私とそっくりな性格で、私と食事に行ったり、よく話をします。娘の中学高校の同級生が病気を患い、入院中はいつも休みの日や、仕事帰り寄り添っていました。彼女も独身です。余命宣告を受けてからは自宅に戻り、娘も毎日伺い看護の日々でした。彼女らの年で、こんな理不尽な経験をするのですから、神も仏もないと思うでしょう。その同級生がなくなりました。娘はすべてのことをご家族から任され、通夜、葬儀を見事に取り仕切ったようです。多くの仲間が駆けつけいい葬儀だったそうです。「しっかり見送ってくる。」という涙声を聞いて、世の中どうにもできないことばかりだと思いました。いろいろ思うことがあったでしょうが、つらいでしょうが、やりきったようです。娘ながら、誇りに思います。
マークイズ
レオパレス
レオパレスがたたかれてます。この業界の人は「なにおいまさら。」という気持ちのはずです。「隣の屁の音も聞こえるレオパレス。」・・・いつも私が言うように、仕組みで金儲けをすることが目的ですから、経営陣は建物など見たことも、興味もないはずです。無知な地主にローンでアパートを建てさて、利益を頂、それを我が物にして、家賃の手数料管理料で利益を得るわけです。所詮2,3年の仮住まい感覚の建物ですから、いかにに安く作るかが仕事です。大きな企業は、経済だの経営だのとえらそうなことをいいますが、オーナーのために、いい建物を作り、喜んでいただき、ものづくりの対価として利益をいただくことが商いです。自社の利益と株主のために仕事をする馬鹿な会社が多すぎます。役所もどれだけいい加減かよくわかったはずです。公務員と呼ばれるやつら検査や審査をすることが茶番です。