イチローがピートローズを抜きました。現役のころから野球のプレーだけが上手だったピートローズですから、コメントも、あの程度です。勉強してなかったり、思慮深くないと、老いて、その姿かたちにオーラがありません。言葉も心に響きません。ヤンキースのジーターをイチローは「人格者」と表現していました。誰もかなわない、数字を超越した存在感と、みんながリスペクトする最高の野球選手です。日本では長嶋です。我々のオーナーにも多くの人格者がいらっしゃいます。そういう方々とお知り合いになり、家づくりを通して勉強させていただくことで、私も少しでも高みに上がりたいと思います。人格者の多くが財を成すことが目標ではなく、崇高で、謙虚な人生訓のもとで努力し、後から財がついてくるようです。最近思うことは金持ちのバカより、貧乏の利口が何倍も幸せです。爺さんが言ってた、「えらい人間より、立派な人間になれ。」という言葉がとてもしみます。今、世に必要な人は、決断力と、実行力と、突破力を持ったリーダーと、それを支える人格者のような気がします。
病気との闘い。老いとの闘い
この年齢になると、家族や、仲間や、友人で、病気と戦って、この世を去った人や、今まさに戦ってる人がいるはずです。病気は突然やってきて、突然宣告され、日常が変わります。私も多くの人を、みとってきました。その戦いは若ければ若いほど、過酷です。海老蔵家族もこれから闘いの人生が続きます。回復を祈るしかありません。思い、祈るということは大事なことです。若い時は、それにまったく価値観を持てませんでした。
やがてそう遠くなく、老いとの闘いが始まります。ちょっとした痛みや、調子の悪さで、病院に行くと「加齢」で済まされます。徐々にではありますが、自分の行動が俊敏でなくなり、力のなさ、目が見え辛く、思い出せないことが多くなり、反応が鈍くなってきています。滑舌も悪く、歯も悪くなり、シミも増えてきました。体のあちこちに痛みを感じ、疲れが取れにくくなってます。娘が、「生き様が顔に出るから、大丈夫。必要以上に若作りの努力をするより、いい仕事をしてできた顔がいちばん。」と言ってくれます。まだまだ働いていい家作れということでしょう。
羽田国際線ターミナル
昨今腹立たしいこと
舛添さんがやられてます。みんな、袋叩きのターゲットを見つけてはストレス解消のような扱いです。大人として、叱り、抗議し、さっさと終わらせないと、・・・・・。都知事をしつけるのに、富士の樹海にでも置き去りにしますか?検事上がりの弁護士二人も、金に釣られたのか、適切だ不適切だと、わけのわからんことを偉そうに話してました。所詮、法律なんぞに携わっている頭でっかちな輩は、「人」の勉強不足です。あんな馬鹿が検察のお偉いさんだったと思うと、大した国じゃないな。と思います。大岡越前、遠山の金さんはいないのでしょうか?皆が納得し、舛添さんが心入れ替え東京がよくなる裁定を下してほしいものです。一番腹が立つのは、テレビのコメンテーターです。恥ずかしげもなく、のこのこ出てきて、頓珍漢なこと言って、橋元流にいうと、ほとんど、「勉強不足で、無責任なバカコメンテーター」です。その下を行くのが、人のプライベートを覗く、デリカシーも、教養もない、レポーターと称する人です。人にはいろいろ事情があり、プライベートがあり、まして男と女なんぞ、人生いろいろ。こっちが恥ずかしくなるようなバカ丸出しの井戸端会議を見せられるとすぐテレビを消します。いつか彼らの仕事が、世の中で一番恥ずかしく、くだらないと袋叩き似合う日を楽しみにしています。
納骨
母の納骨に日帰りで行ってきました。雨模様で、飛行機の欠航を心配しながらのわずか2時間半の滞在でした。実家は痛みと誇りと腐食で、住める状態ではありませんが、おふくろの着物や、思い出のものを、娘がスーツケースに詰めて、持ち帰りました。父、母、実家を亡くし、頭の中の、思い出だけになりました。時は刻々と、流れています。わずかに残っている、親戚が墓を守ってくれます。ほっとすると同時に、この故郷を出て行った自分の人生は、祖父母、両親、親せきの我慢の上に成り立っていたのかどうか考えてしまいます。家を継ぎ、墓を守り、生まれた故郷で、死んでいくこと・・・・・・今では自分のこの仕事を、思い切りやり続け、いいものを作り喜んでいただくことで、先祖に報います。
5月終了
今月も何とか無事、終えそうです。あわただしく、動いた五月でした。お住まいになりながらのキッチンリニューアルは大変でしたが、無事終わり、新たな依頼を追加でいただいてます。来月は、薬局が着工します。11日地鎮祭を予定しています。マンションと戸建のリニューアル2件も月初にスタートです。今好評のハウステンボスM邸の完成写真は多くの方が目に触れていただいてると思いますが、ユーチューブの動画「建築家小澤の建てた家」も併せてご覧ください。五月の完成物件です。また、六月はハウステンボスワッセナーのY邸完成写真、動画を予定しています。楽しく、必死で動き回ることができるのですから、健康に感謝です。痩せる努力も始めます。私事で言えば、週末、日帰りで母の納骨に行きます。この年でも、両親ともいないのは、なぜだか、不安です。働き続けた両親の教えどうり、死ぬまで働き、リタイヤなき人生を目指します。
写真、動画
妄想
日本のリーダーがいません。世界を語れる人がいません。日本発の演説で世界に語りかける人がいません。私はアメリカ大統領としてはよくわかりませんが、オバマは好きです。広島に来て、日本人に感銘を受けてくれることを期待してます。彼の言葉や考えにやや日本人に近いにおいを感じます。むしろアメリカ人の感性でないように思います。アメリカがトランプがリーダーなら、日本の大統領として、オバマにかじ取りをしてもらいたいと思います。核廃絶や、基地問題も戦争も含め、世界のリーダーを経験した彼が日本のかじ取りをすることは決して夢物語ではないと思います。被爆国日本が日本の技術や、考えを世界に発信できる政治家が今必要です。そしてオバマも日本からだからこそ核のない世界を訴えられます。今度の広島で、アメリカ人にない、日本人の、品、匠、礼、勤勉、・・・・を彼がどう感じてくれて、どんな演説をするかが楽しみです。彼に日本を知ってほしいと思います。ケリー国務長官が広島で感じた日本は軍隊でも、お金でも、謝罪でも、恨みつらみでもなく国民の品だったはずです。時代はグローバルです。私たちが子供のころは決して、ハーフの人は温かい目ではありませんでした。今や特にスポーツでは、ダルビッシュ、サニーブラウン、オコエ、多くのラグビー選手や若いバスケットやサッカーの期待の星はハーフです。みんなが応援しています。日本の政治家の質を上げるためにも、政治の世界こそグローバルスタンダードが必要です。私には今の日本はあげ足取りと、スキャンダル合戦のチンケな鎖国の島国政治にしか感じません。国民とじかに触れ合う地域の政治家は今の安倍さんたちで何とかできるかもしれません。しかし日本を世界に語りかけてくれる国の政治家、特にリーダーにオバマを妄想しています。人が主役として、謙虚な世界のリーダーとしての日本を目指したいものです。日本発が大事です。
久々の熊本
震災後、一度行ったきりの熊本に行きました。市内は、やはり、足場のかかった建物や、ブルーシートがかかった住まいが目につきます。約二十年前に作ったS先生から電話をいただき、久しぶりに伺いお会いしました。建てた時以上に、いろんなものができ、いい邸宅になっていました。先生から「やはり、あなたのデザインはすばらしいねー。私はやはり本物のアメリカンハウスが好きです。」というもったいない言葉をいただき、恐縮しました。表面からは何も地震のダメージは見えませんが、20年たつこともあり、コーキングや、シロアリや、床下、小屋裏の点検をやることになりました。先生も私も年を取りましたが、作った当時の、思い出を共有しています。幸せな仕事です。
近くに、先ごろ建てた、M邸があり、プールのあるT邸と、ごあいさつにお寄りして帰りました。いろんな形で、いつも心遣いいただいてます。認め合える家はオーナーと我々の共有財産であり、我々にはメンテの責任があります。熊本は特別な場所です。
目に見える実績が安心感
ハウステンボスワッセナーS邸、オーナーと現場で打ち合わせでした。シロアリや腐食でかなりの痛み方ですが、上手に、構造材を入れ替え、樹脂のペアガラスサッシュに入れ替えてます。普通ならオーナーは心配で不安でしょうがないと思いますが、我々が同じハウステンボスワッセナーで、リニューアルした完成現場を見、ご入居者からの快適な住み心地をお聞きになり、安心しきっておられます。「楽しみです。」と笑顔で言っていただくことで、期待に応えるいい出来栄えにしようと思います。いくつもの実績が信用につながるということを感じてます。その後、佐世保スペックハウスの、模型を持って、S社長の事務所に伺いました。3棟の模型はいい形です。喜んでいただけました。設計契約を締結して、帰福しました。たくさんの仕事をさせていただき、本当に感謝しています。今家具などもご依頼いただき、平田ががんばっています。
ワッセナーのご入居者のB様とお会いしました。オランダ人のご主人はとても器用な方で、庭もご自分で作りこんであります。今バラがきれいに咲いてました。パーゴラも近く、作られるようです。その相談がありました。家との素敵なかかわり方を、日本人もまねる必要があります。















