通関

朝早くから百道のリニューアル工事の輸入部材がアメリカから着いたので引き取りに箱崎埠頭にいきました。経費節減と通関業者のF運輸の対応が悪いため、自分たちで動くことにしました。工事をしているT建設に手伝ってもらい、まず箱崎で日通に書類を出しT建設のトラックに、玄関ドア、室内ドア、洗面器などを積み込み、香椎浜の国際貨物検査場に走りました。ここで大型X線検査と部門検査を受けなければなりません。書類を渡し係員の誘導に従い、30分程度で終わったと思ったのですが、のろのろと税関職員が数人出てきて、ドアの素材を調べるのに、写真を撮ったり、同じことを何度も質問したりして、なかなか完了しません。事務所に引き上げたのでまもなく終わるだろうと思っていると、また広い敷地をのろのろ同じ職員が歩いてきて、写真をとり、質問し、ゆっくり事務所に帰っていきました。T建設のみんなからは「社長の人相が悪いから疑われて通関できないんじゃないですか?」と冗談を言われながら、1時間がたちました。我慢できず、事務所に行き「どうなってますか?」ときくと[許可が出たら行きますから待っててください。すぐ降りるかもしれないし、夕方になるかもしれないです。」と言う答えについに切れてしまい、「ちんたらちんたら何人もかかってのんびり仕事して、いつになるかわからんとは何事じゃ。自分らがドアの素材がわからないだけで、何人の人と時間を使っとるのか。こっちは後の仕事もあるし手数料も、通関費も払っているお客さんぞ。民間企業はこの時期必死で頑張ってるのがわからんのか。この施設から事業仕分けをせんといかんのじゃないか。」支離滅裂な言い分をまくしたててしまいました。それから15分後無事終了しました。大きな声を出してゴメンナサイ。

百道の現場は明日からドアがつきます。夕方オーナーから電話を頂「輸入のドア見たよ。いいねー」とおっしゃっていただきました。本当にU社長はいつも気持ちのいい、やる気の出る言葉をかけてくださいます。

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