年寄りの証拠

コーディネーターがいろいろ言います。毎朝夕の薬の量が半端でなくこれを時々忘れて現場に行くと「物忘れが多くなりましたね。」お客様や、職人の名前だ出ず、「あの人、あの人」と思い出そうと必死のとき、そっと小声で「アルツハイマー発症。」足が悪く病院に通ってもなかなか改善せず空港の中や東京での駅移動が大変です。「もうすぐ車椅子ですかねー。でも私押しませんよ。」私の顔を見て「どうして年取ると、鼻毛や耳毛が大量に生えるんでしょう。頭の毛は薄くなるのに。」「耳も聞こえてないときが多いのに、悪口は聞こえますよね。」私が口うるさく、怒ると、「年とって頑固爺になってますよ。詩織(娘)にきてもらってしつけてもらいますよ。」私は娘には弱いので顔が見えるとおとなしくなります。トイレの回数が頻尿で多くなると、「社長、トイレはいいですか。」とパーキング毎に声をかけ、トイレから帰ってくると「漏らしてないですか?正直に言ってください。」とふざけます。アテント用意しますよ。といいながら本当に車の中に緊急用を入れてました。たぶん若いとき、私が厳しく好き勝手に振舞ってた仕返しのようです。ただし仕事についてはまだきちんと認めてくれてるようです。彼女の仕事は多くのオーナーから認められ、間違いなく私より頼りにされてます。だんだん権力が移行していくことでしょう。いい年のとり方をしたいものです。こっちも工夫して都合が悪いときは、ぼけたふりをしながら頑張ります。爺さんばあさんの会社ですが、なかなかいい家作りますよ。