親戚の結婚式に出席しました。場所はノートルダムマリノアです。海辺のチャペルで外人の牧師、賛美歌、ファンファーレで結婚式が行われ、チャペルの階段を出席者のフラワーシャワーを浴びながら中庭に下りてリムジンに乗り込むという、まさに「欧米か」と言いたくなるプログラムでした。海外に行かなくても「夢の挙式」を提供してくれるようです。建物もそれなりのマテリアルをつかい、悪くありません。見慣れたモールデイング、ウインドウヘッド、三方枠などたくさんありました。パーテイー会場は大きなガラスから、博多湾、能古島が間近に見え、明るいリゾートレストランの様相です。歴史がない分、文化も人も真似事のように感じましたが、デイズニーランド、ハウステンボスなどのテーマパークにはじまり、インターネットをはじめとするメデイアによる世界の情報によって、明らかに若者の間で欧米文化が根ずいていってます。輸入住宅が将来増えていくと今日の結婚式に参加して確信しました。その文化が定着する頃「本物と偽者」のみわけがつくはずです。だからこそ本物を作り続けます。