北九州N邸の改装工事が終わり引っ越されました。我々の仕事は引越し後にたくさんあります。器を作っているのではなく住まいを作っているわけですから当然です。どの絵画をどこに掛けるか?という検証から金具の取り付け、照明の向きまで考えます。専門の人に絵画の痛み具合や、額装まで見てもらうこともします。今回も二点ほど手を入れることになりました。
ガラスの妻壁とガラスの屋根からなる吹き抜けにフィルムをはっても人が写りこむため、工務店の社長、塗装屋,内装屋と話して妻壁のガラスを塗装しました。苦肉の策でしたがガラスのテクスチャーはそのままで、完全に写り込みはなくなりました。今後使える手法です。
後、不便な箇所の手直しをして朝八時半~夜八時半まで楽しくもあり、苦しくもありの十二時間でした。天気しだいですが、明日からバルコニーのパーゴラ工事です。