最近流行の無機質住宅に一言

少し前まで病院、学校、・・・など無機質に建てられてきた建物を「もっと暖かい空間にすべきではないか。」ということで機能重視から人重視の空間に変えようという動きが起こりました。外観デザインもコンクリートの塊ではなく植栽も含めて美しい街並みを形成する責任があると言う正論の時代です。経済情勢のせいかどうか最近変な建築家が変な安い箱を作り住まいとして提案しているようです。材料や形を最小限に抑え、それをモダンとかコンテンポラリーとかもっともらしいことを言って売っているようです。内も外も車的空間というか、器というか、とにかく住まいが無機質化しつつあります。そんな住まいでは感性がはぐくまれないと思うのですが・・・・。特に住まいが子供たちに与える影響は少なくありません。コミュニティーのある暮らしは子供の才能をのばします。内にこもる住まいを造るべきではないとおもいます。

メンテナンスや手入れをして、次世代に受け継がれる美しいデザイン,人にやさしく暖かい自然素材,街並みに貢献し歴史を刻むべき建物,それらが住まいでなくてはなりません。きちんとした物をきちんと作り大事に歴史を重ねることがいつの時代にも求められてるのです。今の時代本物のエコを考えると、そこにたどり着くはずです。

歯科医院

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