家作りも職人も変わってしまった。

私の家作りの仕組みが通用しなくなりつつあります。家作りの責任者、いわゆる現場監督をおかず、分離発注で、安く上げようとすると、自分の仕事だけ考えてかかわる工事や、次の工事との打ち合わせがないまま、ひどいと、終わったという連絡や、今日は休む、早くあがるという報告もないこともあります。現場に行くと誰もいないということも少なくありません。急ぎの現場が四時には誰一人いません。連絡もありません。誰に電話していいかもわかりません。以前は監督が全体工程、週間工程はもとより、仕事終わりに明日の予定も含め毎日連絡してきたものです。設計屋ですが監督の役目も果たしながら作品を作ってきました。その中で、同じ意識を持つ工務店さんに出会いいい作品ができてるのですが、家も人もメールやパソコンに犯され、プレハブ的家作りをプレハブ的工務店が行い、さえない同じような家ばかりです。じぶんたちでAI。の家作りに進んでいってます。誰も完成に責任がない工事などいい作品になりません。