多くの人は議論をすることが苦手のようです。大人は自分の意見を言わずあいまいに物事を済ますこと、温和にことを運ぶことを好みます。そもそも議論とはある問題について、自分の意見をはっきり話し、人の意見をしっかり聞き結論を導き出すことです。そのためには勉強や知識や経験が必要です。特に日本人は議論をわがままとか、喧嘩とか、謙虚じゃないと思い込んでいます。家作りにおいてもお客様や審査機関に裏でごちゃごちゃ文句を言うだけで正面きって議論を戦わせようとは思わないようです。議論には勝ち負けはありません。自分の気持ちが気持ち悪くないように、正々堂々と自己表現すべきです。