日帰り出張の飛行機の中はほとんどアイフォン、パソコンを触り、機内のビデオを見、本を手にしてる人を見かけません。私だけ、伊集院静の本を見ていました。彼が亡くなり、前見た本の読み返しです。今では出版できないような文章も少なくありません。しかし実に面白く。大人の男のわがままや、昭和の親父の思いこみや、喧嘩っ早さや、身勝手な理論、それでいて感激屋で酒と女性とばくちが好きで痛快で愛された人です。自分をさらけ出すから多くの部数が売れたと思います。今は評論じみた本が多く、勉強して文章を書いてます。作家の人となりがわかりません。「そうか、本を読む人が極端に減って、魅力的な本を書く人も減ったんだ。』考えてみれば当たり前です、デザインがない変な家やマンションが多くなったのは、建築家ではなく、金もうけがすべての経済人が作るからでしょう。昼前水巻の現場に行ってきました。奥様とも話し、監督とも打合をしました。迫力ある家になってます。