多くのご入居者や仲間から「小澤さんはこの仕事が天職ですね。」『大好きなことを仕事にできてうらやましいです。」といってくださいます。たまたまでしょうが中学校2年のとき、『技術家庭』の先生に「お前は建築家に向いてると思う。」といわれ、意識するようになりました。島育ちの私は親父の船で福岡に来て、町を歩くのは好きでしたが、それ以上でも以下でもありません。大学の頃は意識してただけに、『建築家なんか俺には向いてない。』と思うことが多かったように思います。約45年ただ目の前にある仕事を一生懸命やってきてたら、途中途中で大事な人に会い、いい建物を見て、いいお客さんに育ててもらい、好きになって行きました。今までの人生の多くは家作りの中にあります。でもまだまだ未熟です。まだ勉強します。そしてもっといい作品を作りたい。その行為を続けて素敵な財産が生まれることを知りました。オーナーとコーディネーターとで作る幸せがまだまだ続くことを望みます。人生の終わりに天職だったかの答えが出ると思っています。