後期高齢者

役人は平気でこんな呼び名をつけますが、世間を動かしてるのはそう呼ばれている人たちです。少なくとも、われわれのオーナーの多くは素敵な後期高齢者です。今仕事をいただいてるのは、70代前半が2件、70代後半が4件、80代が1件です。皆さん、多くのやりたいことをお持ちで、私に夢を語ってくださいます。持ってる土地に素敵な建物を建てたい。桜坂に店舗を創り、福岡ではまだお目にかからない住宅関連の情報発信基地にしてみたい。目の前がすぐ博多湾の立地に白いサイディングのリゾートセカンドハウスを建てたい。海が見える高台にB &Bを建てたい。・・・・・皆さんエネルギッシュでつい身を乗り出す話をしてくださいます。ゆとり教育から始まり、コンプライアンスでがんじがらめの社会は夢が浮かびません。これからこんな人たちが政治家になるとすれば国は危ういと思います。私はこんな人たちからすれば青二才です。まだまだ負けずに夢を追います。「好きなことやってもし体が動かなくなったら、わずかなお金も寄付して死んでいきたい。」とおっしゃった80代のご夫婦はお互いを思いやり、大事にしてとてもやさしく、お互いの補聴器をつけ合う笑いが絶えない本当に理想の夫婦です。昭和を生きてきた人たちの生活がこの国に大事なものを教えてくれています。私もそんな風に年を重ねたいものです。