オヤジをなくして四年半です。大きな仏壇は対馬の実家においたままで、すごく小さい仏壇を、おふくろの部屋に置き、毎朝、おやじ、両方の祖父母、叔父叔母たちに手を合わせて仕事に出かけます。オヤジをなくした頃は、仏壇の処遇ばかり考えてましたが、和室のない我が家にとって、一間の仏壇はどう考えても大きすぎます。小さい仏壇をリビングにおくことで、仏様もさみしくなく喜ぶだろうと考えましたが,二階リビングのため、おふくろが階段の上り下りができません。それでおふくろの部屋に置くことになりました。今となっては手を合わせず出かけると気分が悪くなるほど、大事な日常になってます。仏壇そのものや、置く形も大事ですが、仏と向き合うことがより大事であり、手を合わせる気持ちが自然と湧き出ることが先祖を大切にしていることになるのではないでしょうか。対馬では仏壇の前に座ることもない生活を送っていた自分が少し恥ずかしくなります。このとしになったからなのか、苦しい時、つらい時、うれしい時、寂しい時、仏壇の前に座ると落ち着けます。生前かわいがってもらって育てられたことに、いまさらながら感謝します。H女史はこの一年半無理をさせ続けた疲れでここ数日体調を崩してます。N女史も入社して半年、疲れ気味です。早く元気になるように、そして多くの仲間が幸せであるようにと親父に頼んでます。今年もあとわずか・・・・・。精一杯の仕事を誠意を持って、自信を持ってやり終えたいと思います。