娘から誕生日プレゼントにもらったDVD「桑田佳祐(くわたけいすけ)の一人紅白歌合戦」を見ました。彼は私と同年代というせいもあり、子供のころからのなつかしい歌が時代とともに映し出され、なつかしく、たのしく見ることができました。天才桑田佳祐の音楽は創作することも表現することも「自分が楽しむ」ことが原点なのだと改めて感じました。ほとんどビジネスの匂いが感じられません。私と娘が車の中で一緒に聞ける唯一の歌手であることも彼の凄さなのだと思います。「ものづくり」というジャンルは無から出発するわけですからひらめきやカンが重要です。絵や音楽、映画、料理、小説等色んな分野を興味深く観察し、いろんな場所を訪れ、たくさんの人と話をすることを続けなければならないと考えます。ものづくりで人を満足させる事は並大抵のことではありません。しかし、今それにチャレンジし続けられている自分を幸せと感じます。ちなみに息子からのバースデープレゼントは建築家フランク・ロイド・ライトモデルのボールペンでした。
1994 H邸(大宰府市)