情報

12月です。この一ヶ月やるべき仕事をきちんとやり遂げ、いい成果を挙げて締めくくりたいものです。いつも考えてることですが、仕事にしろ、勉強にしろ、「情報」が大切です。家作りの打ち合わせもそのオーナーから「情報」をいただいて始まります。それを間違えると、頓珍漢な提案になるわけです。情報とは「心、気持ちを知らせたり、伝えたりするもの」です。「6帖の和室と12帖のリビングを作りたい。」というのは情報ではありません。「お雛さんを飾ったり、着物を着る機会もありますし、お正月は和室で家族そろって挨拶したいし、和の空間は、日本人として欲しいんです。リビング、ダイニングは、自然と家族が集まってくるような部屋でありたいですね。夜には暖炉に火を入れて、気持ちのいいソファーで、ときには主人とお酒でも飲めればいいでしょうね。テレビを見る部屋というふうにはしたくないんです。」このように気持ちの入ったものが情報だと思います。もっと言うと顔を合わせて会話する時の表情も大切な情報です。デザイン屋は情報をいただいてひらめきます。現場の報告も気持ちや心を伴って伝えることが情報です。この時代「情報」の簡素化、言葉の簡素化、顔が見えない情報、・・・・踊らされないようにしっかり地に足をつけて本物を見聞きし、作り、守りたいものです。今日は小月S邸の完了検査です。全ての書類を用意して昼から現場です。我々にとって一番大事なオーナーの検査は3日予定です。見学ご希望の方は、092-844-0102までご連絡いただけば、ご案内できます。見所満載の作品です。

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