スーパーや、コンビニでの買い物に、会話はいりません。売り手と買い手の会話は、昔ながらのわずかに残っている商店街か、お祭りや神社の出店くらいです。宿やホテルの予約、飛行機や新幹線も、ネット。予約するに当たり、聞きたいことないのだろうか?知らせたいことないんだろうか?。最近はほとんどの物がネットショッピングで手にはいり一言も話さず買い物ができます。ビジネスの社会もメールとやらを送りっぱなし、読みっぱなしです。文化はすごいスピードで人から会話を取り上げました。私はここ10年20年で人にとって「いいもの」は生まれてないように思います。なくしたものが、崩れたものが多すぎて残念な世の中です。景気は策によってよくするものではありません。「凛」としたリーダーが、ただ、謙虚に勤勉に、人が絡み合って、人のためにしっかり働くことを訴えることが大切なように感じます。本物の強い豊かな国は人が文化であるはずです。ソフトバンク、ワタミ、ユニクロ・・・・・・あんたらがこのいびつな居心地の悪い社会と経済を作り出したに違いないと思います。偉そうにしてる場合ではなく即刻反省すべきでしょう。職人の徒弟制度の社会に変えましょう。同じ釜の飯を食いながら「して見せて、教えてあげて、させてみて、ほめてやらねば人は育たぬ。」われわれのアナログな家づくりは会話が武器です。
増改築打ち合わせ中のM邸