基地問題、憲法9条問題、集団的自衛権、年金問題、健康保険など・・・・・・諸問題を語るとき必ずと言っていいほど「孫子の代につけを残さない。」という言葉を吐きますが、私など、人間ができてないせいかまったくそんな気持ちになりません。時代はいつも流れていて、その時代の人が必死で物事を考え、争い、主張しながら生きていくものです。おろかであろうと、必要悪だったことも認め、われわれの前の時代の人からわれわれが背負わされている諸問題もたくさんあるのです。孫の時代ひ孫の時代はまたそこで最善の判断をするはずです。我々は置かれている時代を幸せに充実して送るべきです。犠牲的というか偽善的というかそんな暮らしは何の魅力もありません。じいちゃんたちの時代はいい時代で幸せだったといって自慢して死ねる方が孫ひ孫教育だと思います。今回の集団的自衛権や憲法改正問題も、過去といまでは時代が違いすぎます。終戦、冷戦は終わり、これからの時代の流れを予測して物事を決めるのです。今後日本も武器を持ったところに出かけるのですから、死者も出るでしょう。それでも、覚悟して、いく決断が必要な時代ならそれも正しい。それはその時代の人が決めるのです。