年寄りの必要性

IT企業など、新ビジネスは若い起業家と社員で構成され、組織に年寄りがいないようです。仕事内容はもちろんですが、人としての大事なもの、まずは一社会人としての小言など、自然と耳に残る程度でも、年寄りからの大事な教育です。「踊る大捜査線」に和久さんは必要なんです。家族の単位も、「じいちゃん、ばあちゃん」は別所帯になってから、若夫婦教育ができず、子供化していってます。家族も組織も、「受け継ぐ」ことができてません。年寄りも、若い人や、子供のいる生活の中でこそ、素敵に老いていけるように思います。見たり、聞いたり、経験したりしてきた量は財産であり、家族や後輩に還元する役目が今の社会に欠けてます。社会のゆがみでもあります。新企業や組織に素敵な年寄りを何人か入れようとする経営者が現れてくれれば、日本も希望が持てます。私の周りでこの人が会社にいれば活性化するぞと思う人は年寄りばかりです。

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