読書

本は好きです。小説にしろ、ノウハウ本にしろ、エッセイ、週刊誌にしろ何でも読みます。わたしは一冊の本を終わるまで読むのではなく、風呂、車、ベット、トイレ、ソファー、ポケットと、5,6冊が同時に読みかけで、そこに置きっぱなしです。風呂の本は読み終えるときは、でろでろ、しわしわです。老眼の、くもりと闘いながら読んでます。「内容がごちゃごちゃになりませんか。」と聞かれますが、それぞれ読む場所が一定してるので、そうでもありません。昔は若いだけに、本で読んだこと、テレビで見たもの、聞いたもの、新聞、ラジオ…すべて信じ、知識にしてましたが最近は「そりゃ違うやろ。」「そうも考えられるが、こんな考えもある。」「俺はそう思わん。」という気持ちが多くなり、怒ったり、喜んだり、感心したりしながら本と付き合っています。少なくとも、我々の生活の中にある情報や、出来事にたくさんの、物語があり、喜び、悲しみ、理不尽さのなかで暮らしていることを読書は再確認させてくれます。わたしが好きな作家の多くは、まっすぐ生きることが魅力的だが一番難しく、苦しい。と言っているように思います。「法」に背かない程度の悪さのさきに、人の言う勝ち組がいる世の中です。最近、資本主義とか、民主主義とか、むなしく感じます。「人道主義」の世の中はつくれないのでしょうか?

教育というくくりより、、躾と、修行が大人になるには必要です。

images