わたしの東京に住む息子は、今夏休みと称して一週間家族で沖縄に行ってます。孫の写真をメールで送ってくれます。我々のオーナーたちも、長期休暇を取る人が多く、海外などに出かけていらっしゃるようです。私が子供のころは、大人たちは自分の仕事と、村の行事で明け暮れてたと記憶してます。個人の誕生日をお祝いするということもほとんどなく、全員正月に年を取る文化が「かぞえとし。」です。それだからこそ正月は特別の日で、晴れ着を着て、おしゃれして、ごちそうを食べ、唯一の贅沢な日だったようにに思います。国が貧しくもありました。子供から大人まで、ケーキにろうそくで個人の誕生日を祝い、クリスマス、バレンタイン、ハロウィン・・・・・・最近では先に書いた長期バカンス。まさに欧米です。年を取ったせいか、昔のしきたりある正月、お盆の墓参りが懐かしく、人恋しくなります。じいさん、ばあさん両親、叔父叔母、いとこ、近所の人みんなが集まる正月や盆はもうありません。、爺さんが、「正月だけはどんなことがあってもかえってきなさい。」みんな家族がそろうのが正月だということだったのでしょう。田舎を出た私が言うのも変ですが、目指して、あこがれてきたものがこういうことだったのか、大事なものを捨てたんじゃないのか・・・・・いつも自問自答してます。子供のころは村の中で、葬式、結婚式、法事、正月、盆、子供の誕生、還暦、古希、喜寿、運動会・・・・・・いつも行事があり、大人が集まり、それを見て子供は育ちました。孫は一才前に、何度も飛行機に乗り、いろんなところで昔の大人以上の刺激を受け・・・・・豊かになったのは確かです。