東京人ではないので身近に、下町という概念はないのですが、年齢とともに、天神、博多駅、中洲に行くことが少なくなりました。近くの西新商店街や、唐人町、藤崎あたりが落ち着きます。ぶらっと歩いて宝楽饅頭でも買って、会話も多く飛び交います。姪浜はどうも、駅周辺がプチ開発で、特徴がなく、嫌いになりました。天神などの街は、我々を受け入れるまちづくりにはなっていないようです。散歩などしようものなら、ぐずぐずするな早く歩けて言われそうだし、狭い店で、あわただしく飯を食わされ、混んでるから終わったら早く出ろとせかされているような対応です。商店街は四季を感じます。人を感じます。天神は、携帯で情報を仕入れながら歩く街、下町は人情で歩く街です。天神のお金をかけたお店のはどうしてこうもつまらない空間なんでしょう。勘違い野郎が自己満足で作っているようで、落ち着かないのも甚だしい。食べ物だけではなく、年月を重ねた味こそが建物にも必要なんです。高い店が多いですが、西中洲は大好きなエリアです。店に伝統がありますから。