わたしは桃とスイカは苦手ですが、私の同級生が植木の有名な農園を知ってて、去年大きな立派なスイカを送ってくれました。今年もその季節が来たようで、私と東京の孫のところに届きました。立派なスイカです。娘や平田は、おいしいと絶賛です。スイカづくりの名人のようで、家族でやってるようです。何度も賞をいただいてるそうですが、今年で最後とのこと。年齢と、後継者不足、人手不足が原因のようです。この人のノウハウを埋没させてはいけないと思うのですが・・・・・・残念です。時代が悪いのでしょうか。腕を磨いてこつこつやってきたものは、大型大量生産に飲み込まれます。我々の仕事も、今や資本に物言わせ、そこそこのものを大量に作り利益を上げるシステム作りに躍起で、巧みだ、技術だ、こだわりだ、文化だは捨てられています。恥ずかしい限りです。「今が食べごろです。」という手書きの手紙が添えられていることに、この人のスイカづくりのプライドを感じました。この人を辞めさせてはいけないと思うのですが。