横浜のおじが亡くなりました。まだ70です。おふくろの年が離れた弟で、子供のころからかわいがってもらい、いちばん親しい付き合いでした。家も私に任せてくれ、兄弟のような付き合いでした。若い時から心臓病で何度も手術を重ね生死の境をさまよいながらいつも復活してたのに・・・・・。今年は母、叔父、叔母、を亡くしました。どんどんさみしくなり、毎朝仏壇に手を合わせるとき、呼び掛ける人が増えます。娘も大好きな叔父だったので、ショックで、朝から横浜にお別れを言いに行きました。息子は出張先のサンフランシスコから電報を打つそうです。自分の残された時間を大事に、悔いなく生きなければと思います。私が独立する前どん底のころ、「お前なら立ち直ってやれるよ。おまえが作る家はいいもん。いいもん作れるやつが騙されない限り、失敗するわけないから。信じてる平田さんや、渕上さんに感謝しながらがんばれ。」この言葉は自分の宝です。長い入院生活で、老いたり、多少アルツハイマーが入ったと聞くのがつらくて、あえて、東京出張の時も会うのが怖くて会いませんでした。安らかに眠ってください。
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娘
30の娘は理学療法士として忙しい毎日を送っているようです。時々外で飯に行ったり、「平田食堂開いとる。?」という電話で、事務所に飯食いに来たり、差し入れを持ってお茶を飲みによります。「じいちゃんやばあちゃんの兄弟が生きてるうちに、いろいろ聞いて家系図作っとこう。」といいます。エピソードも含め、先祖を知りたがってます。最近ぎっくり腰になりました。「ババアやな。」というと、一生懸命仕事してる勲章みたいなもので、これで、より患者さん、利用者さんの気持ちがわかり、寄り添える。」といいます。どこまでもプラス思考です。仕事も、遊びも楽しんで夢中になれてるようです。最近では私が注意されることも多くなり、「もっともだ。」と思わされます。小さいころから平田の仕事ぶり、生き方に尊敬の気持ちを持っているようです。それと職場でいい人たちそだててもらい、、いまは育ててるようです。平田が「とにかく社長とそっくり。」といいますが、それがいいといってるのか悪いといってるのかは教えてくれません。
福岡
大阪に日帰り出張でK邸の打ち合わせを行いました。東京、横浜、大阪などと比べ、福岡ののんびり感が私はあまり好きではありません。有名人が福岡はとても住みやすいとか、食べ物がうまいとか、移住するなら福岡とか言ってます。それは町に必死さが感じられないからです。人に、向上心が少ないからです。福岡には競争がありません。独占の西鉄、九電、西部ガス、JR九州が主流企業で、ほかは「支店文化」です。自分たちの仕事の領域を脅かせれる心配がない九州山口の主要都市ということもあり、福岡の主たる企業の、関連企業に就職すれば一生安泰です。福岡は大学より高校の同窓が重要です。修猷館、福高、筑紫が丘、・・・・・ここのきずなは福岡では重要です。商売人の街であった福岡は実はごりょうさんが実権をふるい、旦那は表面の役目です。何日も家を空け山笠ができるのは、日ごろから奥さんが商売をしてるからにほかなりません。私が見た福岡は、あまり頑張らなくても食っていけて、好きなことして、楽しんで、自然と、地理的優位で、やや社会主義的大都市です。
時代
「除夜の鐘がうるさいので除夜の鐘中止」「餅つきは衛生上よくないので、付いた餅はふるまわない。」だんだん世の中おかしくなってます。こうして時代が変わっていくのでしょうか?。体罰や、セクハラやパワハラについても、形で判断するのではなく、相手の心の中が幼くても覗けてました。そして当事者以外の人間が、騒ぎすぎです。派遣やアルバイトの労働条件、失業保険や病気による長期の休みなど、弱者のための法整備ではなく、悪者のための法整備としていいように利用されてます。子供ではなく、政治家や役人にも「働く」という意味から教えないと取り返しがつかなくなります。
大好きな中島みゆきの「時代」のように、回ればいいのですが今,時代は遠いところに行ってるように感じます。みんな幼児化したわがままな大人が増えてます。
平田が風邪でダウンして数日、もちろん業務上大変ですが、それよりなにより、自分をわかってくれて、同じ価値観で動き、相談に乗り、助言してくれてたことに気づき、感謝です。
おふくろ
今年おふくろを亡くし、12月のこの時期、個人としては喪中となります。会社としてはお年賀させていただきます。離島の小さな町でも「小澤商店」は12月大忙しでした。お歳暮、正月の餅つき、おせちの準備、長い休みに備えての仕入れ・・・・・役場くらいしかサラリーマンはいません。みんな、イカ釣り漁師、百姓、お店・・・・・・貧しく、皆必死でした。小澤商店も、31日10時過ぎ、店を閉め、棚卸です。年が変わってやっと一息ついてました。紅白歌合戦はいつも、棚卸しながらラジオから流れてました。船乗りのおやじはしけが続くと、博多から帰れず、船での正月ということも何度かありました。時が流れたんだなーと思います。毎日休みもなく朝5時半から夜9時半まで店に立ち続けたおふくろの頑張りに今更ながら頭が下がります。祖父母、両親、叔父叔母、いとこ・・・・子供もみんなでかたよせあって働いていた12月はある意味、活気にあふれてました。
メンテナンス、備品納入
今日はD邸のメンテナンスです。朝から大工、クロス屋、塗装屋など集合です。一年点検時のメンテがやや遅くなりました。こういうことで、いろいろわかることが多くあります。しかし工務店の現場責任者が遅刻するとは、恥ずかしい限りですし、しょせんその程度の緊張感や、力です。メンテは真剣にやれば新築時の施工に生かせるヒントがたくさん見つかります。取り合いや助け合いが必要で、各職人が集まる方がより良いメンテです。そういうことすら現場責任者は考えてないと思います。それと今日は電気暖炉や、家具、備品が佐世保のショールームや志免の薬局に搬入されます。調査、発注、運搬、搬入・・・平田が夜中に行う仕事で、物事が進みます。二人で5人分以上の仕事をこなし、動きます。なにからなにまでやることで、仕事全体が見えます。出会いから引き渡し、メンテナンスまでやり切って住宅屋として一人前です。営業だ、設計だ、工事だ、メンテだ、事務だ、発注だといってる組織には、一流の「住宅屋」は育ちません。人を育てるより、金もうけのシステムが経営者は好きなようです。
若者へ
言いたいことを言わしてもらってます。いやな思いをさせたり、気分悪い人もいると思います。でもいわせてもらいます。私は祖父母や親から「一生懸命働き、人の役に立ちなさい。」と言われ続けました。仕事は必死にまっすぐやってます。若者の決まり文句として、「自分探しの旅に出る。」というのがあります。見つけたという話を聞きません。「探してたら40や50になりました。」ということでしょう。また、「自分に合った仕事に出合わない。」というのもあります。だから働かない、だから頑張れないのであれば「おまえはばかか?」と言ってやるしかありません。「コスパが悪い。」というのはコストパフォーマンスのことらしい。費用対効果が恋愛も、結婚も、子供も、車や、家も損をするから、何もせず、何も買わず、一人のままでいるということらしい。「お前が世の中にいることが費用対効果がない。」と言ってやりたいくらいです。・・・・・・私の先輩にこういう人がいました。「俺の仕事は給料に見合うほどのものなのだろうか。?お前はもっともらっていいと思うけどお前から見て俺はどうや?。給料安いというやつに限ってもらいすぎと思うやついっぱいおる。あーはなりたくない。」この先輩とは今も付き合っています。こんな先輩に影響を受けました。いつもながらの言葉ですが、躾、教育、修行をしないと国は滅びます。
12月
11月も何とか終わり、12月です。今日は薬局、クリニックの開業です。おめでとうございます。今月は忘年会や佐世保L&Sショールームオープン、大阪出張2回、クリスマス、年末・・・・・・・毎年のことながら気忙しい時期です。私はいつも気忙しいといわれます。仕事の依頼をいただけることに感謝し、お待たせせず、できるだけスピーディーにやろうとするとせっかちになります。ついつい、佐世保に行く回数も増えてしまいます。年末年始やクリスマスや年賀状や、餅つきや門松や、いろんな伝統文化が様変わりしています。子供のころ近所の人たちと一日がかりでやった、餅つき、もちづくりはなくなりました。人とかかわること、、手間がかかることがどんどん消滅することにこれでいいのかなーと思います。家を出てても正月は家族、顔を寄せるという当たり前のことさえ行われないようです。人が怠け者でバカになっていってることに気が付かないのでしょうか。幸い、我々は家づくりを通し、オーナーとのつながりで、いろんな経験や出会いができてます。大事にします。
スポーツクリニック地鎮祭
礼儀
最近、メールという手法が仕事でも、プライベートでも主流になり、言葉による抑揚や、顔による表情が消えていき、文字といえど、機械文字のため何も伝わりません。出向いていくべき礼儀どころか手紙、年賀状、も減少の一途。そんなことを話してたら、根本的な問題として「礼儀」そのものがわからない人ばかりだという意見もありました。礼儀を知らない世界は敬語を含めた言葉遣い、手さばき、お辞儀、笑顔、そして学ぶことすら失われます。大人は出向き、顔を見て話すことで、その人の、多くがわかります。自分を理解いただけます。お礼も大事です。人と付き合うということは礼儀をわきまえるということです。メールは付き合いではなく、お知らせです。大事な人には会うことが何より礼儀です。デジタルの世の中になればなるほど、はずせない人同士の礼儀は残さなければ……。










