最近、歌は昔の歌を聴くし、見るし、食事は老舗に安心感と、懐かしさを覚え、温泉旅館も伝統が大事です。靴や、洋服も昔ながらのデザインが着やすく飽きません。歌声喫茶に、若者が集い、60年代、70年代をうたっているという情報を聞くと、うれしくなります。若い娘さんが「フランク永井、最高」というのを聞いた時は驚きました。時代を重ね、今も支持されているものは、魅力的です。60を過ぎると、昔の記憶や思い出を手繰ります。爺さんやばあさんが昔のことばかり話していたのを思い出し、自分もそういう歳に近づいてることに気づきます。アルバムを開くことも多くなり、朝仏様に手を合わせるときは多くの人の顔が浮かび、いろんな情景が出てきます。技術の引き出し以外に、気持ちの引き出しも多くなってます。私の仕事は住まいのデザインです。今の気持ちを持って住まいを造ると人の奥深いものまで考えていい提案ができていると思います。なぜ、早くこういうことに気付かないのだろうとさえ思います。六十代は体さえ動けば楽しい年齢なのかもしれません。「歴史」に目を向ける年代のようです。老舗の温泉宿でゆっくり昔に思いをはせたいものです。
カテゴリー: 福岡の輸入住宅
また一つ、作品写真ができました。
充実の疲労
最近狂ったように、計画してます。この二日はスペックハウス15棟を一気に計画し、配置しました。集中力と、スピードはやや自信があります。大阪のK邸、レンタルハウス、中央区K邸など、大型物件の計画も多く、頭はフル回転です。平田も同様に、部材打ち合わせ、インテリア、カーテン、照明など、打ち合わせ準備や、発注でてんてこ舞いです。かたくなに二人でやることにこだわります。今更企業化したくもなく、アウトソーシングしながらこなします。始めたころ、マイナスからのスタートでした。お金の苦しさは、額が違うだけで一緒ですが,手を動かす建物の内容は飛躍的に大きく、高額になりました。へとへとですが、やりきった充実感で、笑顔です。明日佐世保に向かい提出です。そして、着工している物件の部材打ち合わせも行います。体のあちこち、「アイタタ」が多くなりますが、夢を持てる仕事です。作品を作れるうちは走り続けます。
言葉の制約
デジタルが進むと言葉や文章に味がありません。気の利いた事を言おうものなら「セクハラ」「パワハラ」などという無味なカタカナ語で片づけられます。女は愛嬌とか「色気」がある女が少なくなったなーという会話はもはや、聞いた女性にとってはセクハラに値するらしく、「仕事もできないやつがプライベートなどと偉そうなこと言うな。」という注意はパワハラだそうです。「勉強もせず、好いた腫れたばかり、色気づきやがって・・・。」など言語道断。「どれだけ化粧してもバカは隠せんぞ。」「働かず、税金も払わず、そんな奴が偉そうに物申すな。」「青二才の分際で・・・・」真田丸のセリフ「黙れ小童(わっぱ)」などすべて問題があるようです。叱ることも、争うことも、話し合うことも、言葉が障害になるのなら人はすたれていきます。昭和は言葉が文化でした。歌を聴くと「歌詞」に魅せられたように感じます。最近はメロディーや踊りが主役で、がんばれとか負けるなとか直接的な応援歌詞、ばかりです。
私が息子の嫁を呼び捨てで呼ぶこと、「お前」と呼ぶことに驚かれます。私の祖父や親父もそうでしたから、私には当たり前のことなのですが・・・・。だって娘なのですから。二年前、わたしの嫁が十数時間の大手術した時、「元気でいるか、死ぬかはっきりしろ。中途半端が一番いかんぞ。」私なりの励ましです。ひどい、鬼、信じられん・・・・多くの批判をいただきました。笑っていたのは息子と娘でした。
充実の昨今
朝早く出かけることが多く、明日も筑後M邸の地縄張りです。デザイン設計屋として、多くの紹介や依頼をいただき、ふたりでできる限り頑張っています。ご入居者からも助けていただいたり、案内させていただいたり、励ましていただいたりで、幸せな仕事ができています。この年になってやっと少し、「人」がわかったように感じてます。いい仕事をしてる人はぶれてないようです。仕事に誇りを持ってるようです。そしてすべてに魅力的です。そして、敵半分味方半分です。私は少なからず、闘いながら、怒りながら、泣きながらもう少し、全力で頑張ります。わがままいい家を作ります。それにこたえてくださるオーナーとの出会いを楽しみに動き回ります。必要としてくださる所で全力を尽くします。
サプライズ
いよいよ女性の時代
小池さんが精力的に動き、蓮舫が代表になり、いよいよ日本も、女性の時代のようです。男は、どうも腰抜けが多くなり、裏でこそこそ悪さをしたり、小金稼ぎでいい大人が領収書を偽造したり、ばれたら、泣いたり逃げたり、開き直ったり、・・・・・どこぞのお坊ちゃま役者や、歌舞伎役者は、下の不始末を、母親や、女房に尻拭いしてもらう有様です。性の中性化が進む昨今、人としてだれが優秀で、まっすぐかということのようです。私の周りも、どうも、男の方が賢くないように思います。この力関係が結婚しない人が増え、少子化が加速されてる一因でもあると思います。わずかにいる、男らしい魅力的な男に頼らず、女が主導権を握る世の中で、男が裏で女性を支える新しい形を加速させる方がいいのではないかとさえ思います。そうなると、男が美を追求しなくては・・・・・。アメリカもヒラリーが親分になるでしょうから。そうなると世界の親分も女性ということになります。
60のおじさんと、50のおばさん
佐世保、ハウステンボスをメインに、市内、鳥栖、久留米、熊本、湯布院、北九州、・・・・・週末は大阪、来月東京と、動き回ってます。最近車の運転がやや辛くなりつつあります。調査、デザイン、プラン、コーディネート、打ち合わせ、現場、発注、経理、事務、そして、メンテ。二人でよくがんばっています。デザイン、プラン、現場、メンテ以外はほとんど平田がやってくれてるのですが。この年の武器は、経験と人脈です。いろんなことに対しする引き出しは持っているつもりです。
27年のコンビです。お互い太ったことと、しぐさや、言うことが年より臭くなったことを指摘しあいながら、話はほとんど、建物のこととオーナーさんのことばかりです。苦労しながらつづけられたのはこの仕事が好きだということと、いい出会いをいただき、日々刺激を受け、お金も含め楽しい苦労をしているからだと思います。何より、今なお、成長できてること、依頼をいただけることを感じられます。40と、50の時より数段、レベルアップできてます。頑張ります。体のチェックは怠らないようにと思いますが「それよりまず、すこしずつ痩せろ。」というアドバイスを皆さんからいただきます。
弱腰
議員さんや、評論家は自分に近い国内のことは強気で威勢のいいことを言うのですが、いざ海外のこととなると、弱腰です。ロシアや、北朝鮮、中国、……そして基地問題。はっきりものが言える人がいません。所詮、豊洲のことや、オリンピック施設のことや、政務調査費、選挙など井戸端会議はできても、外交になるとからっきしです。特にバラエティー用評論家は頭を抱えるほど、無能で、お粗末なコメントです。議員さんも外交ができる人は一握りで、相手の言い分を聞いても、謙虚な態度で接しても、「弱腰」は絶対だめです。正面から正論で立ち向かうことが一番です。
仕事においても、飲み屋で頭にネクタイ巻いて愚痴ってる出来の悪い社員は、後輩や同僚には強いけど、上司や、取引先や役人や、銀行に、弱腰です。誰であれ、正論には太刀打ちできないものです。正論を吐くには、日ごろの勉強と、多くの知識と、コニュニケーションと、自信が必要です。ただときどき、負けるが勝ちということもあります。男女間においてはどうも、正論ばかりがいいとは言えないようです。謝ることも、場合によっては土下座も必要だと、友人が言ってました。男同士同盟を結びながら男女間での瀬戸際外交が得意な人がいっぱいいます。でもそれはしょせん弱いものの戦法です。女性は涙と無視するいう核兵器を持っている強国です。
デザイン依頼
最近ありがたいことに、デザイン依頼を多くいただきます。不動産の方から建売デザイン、マンションデザイン、ドクターからの、待合室や、庭のデザイン、インテリアコーディネート、もちろん自宅のデザインなど、デザイン屋としての、仕事依頼が多くなることは、うれしい限りです。今までの作品が認められている証拠です。ご入居者からの紹介も多く、ありがたいことです。一般的に、デザインと設計の区別がつきづらいようです。デザインが先行して、オーナーが気に入っていただいてから作るための設計が続きます。企画、デザイン、コーディネートはオーナーのため、設計は、役所への申請、工務店のための仕事と言っていいかもしれません。平田のコーディネート力、接客、メンテ、何より、住まいにかかわる知識の豊富さが、みなさんから支持されています。私と平田の、能力を上手に使ってくれる、経営者がいればいいのですが、私が社長をしてるので、ついつい、安請け合いが多いというお叱りを会計事務所から受けてしまいます。














