ありがたいご紹介

先日、鳥栖で輸入家具、雑貨をあつかっている「ギャラリーはくすい」さんからの紹介で、モデルホームのほうにお友達同士奥様二人で訪ねていただきました。リニューアルを考えていらっしゃるようで興味深く作品集を見ながら、楽しく話が弾みました。お二人でいろんなところに出向き、いろんなものを探し、いろんなものを見て来られたようです。話し合いながら予算のなかで優先順位を考え、全体をまあまあに仕上げて予算を使うのではなく、「ここだけは大満足」という価値観のリニューアルをお勧めしました。デザインやマテリアルも既成概念をとり払うと「目からうろこ」の提案ができます。リニューアルに必要なものは経験とカンにもとづくひらめきです。今度入居者案内をするのですが、作品集を差し上げ、じっくり見ていただくことで、それを参考にしながら自分の住みたい空間のアイデアを育てていただければと思います。

先日熊本より来ていただいたH様夫婦(すいませんY様夫婦でした。)からご連絡いただき、9日現場に行くことになりました。楽しみです。まだお会いしてないお嬢さんからもメールをいただき、「おんぼろマーチできてほしい。」的なリクエストをいただきましたが、それだとたどり着きそうにありません。ご勘弁ください。

最近マーチが有名になり、「車直った?」と、いってくださるかたがおおいのですが、口の悪い友人は「まず、自分のからだと車の大きさに問題があるもん。車を変えるかおまえが痩せな。」といわれました。12月あわただしくなってきました。なんといわれようと今日もマーチでがんばります

ギャラリーはくすい

新しい出会い、うれしい会話

熊本県からホームページを見て問い合わせいただき、今朝来場いただきました。H様ご夫婦はすでに本格輸入住宅にお住まいでリニューアルのご相談です。木製デッキ、キッチン、セントラルエアコン、外壁などリニューアルしたい箇所をヒヤリングさせていただき、輸入住宅についていろいろ話が弾み楽しい時間を過ごしました。U邸、T邸、O邸をご案内することができ、いつもながら入居者の協力をいただいて作品を通して自分たちの考え方をご説明できました。本物の輸入住宅を知っている方と話すと意気投合し、わかり合えることに喜びを感じます。案内終了後「ブログみてますよ。H女史さん、N女史さんイメージしてたよりきれいですね。」といっていただきました。そして「駐車場に止まっている車を見て、これがブログに書いてあったマーチか。・・・・と思いました。」とも言われました。読んでいただいていることが大変うれしく感激です。早めに現地の調査に行き、いいご提案をリーズナブルな価格で提出し、喜んでいただければと言う思いです。また「せっかち君」とよばれそうですがすぐ行きたい気分です。

案内したU邸

こころ強い応援団

久しぶりに住宅地にリニューアルをすすめるビラ配りをしました。1ヶ月に一度くらいしか配ってないのですが、営業の基本ですから忘れず続けたいと思っています。半分ほど配り終わった頃、入居者のU様のお孫さんに会いました。二人で仲良く自転車に乗って満面の笑みであいさつしてくれました。男の子は以前「愛すべき悪ガキ」でブログを書いたのを覚えていらっしゃる方もいると思います。あいかわらず憎めない悪ガキの笑顔です。お姉ちゃんはおとなしくしっかり者で、弟の世話をしながらすこし恥ずかしそうでしたが挨拶もきちんとしてくれました。子供たちの笑顔で元気をもらいビラ配りを終えました。失礼ながらU社長の笑顔と悪ガキくんの笑顔に同じにおいを感じました。何かしでかしそうな雰囲気に満ち溢れてます。

きょうはビラ配り、営業訪問、入居者訪問によるご紹介のお願いなど一日営業の日でした。営業マンが必要とは思いません。現場も職人さんも関連業者の人たちも知人、友人もすべてが営業につながるという意識さえみんなが持ってれば・・・・・。そしてプライドをもてる作品を作っていれば自然と人に見てもらいたい、伝えたいという意識が湧き上がります。それがほんとうの「営業」だと思います。自分で考え、聞き、動く・・・基本中の基本です。それを根気強く重ねれば仕事にめぐりあいます。私たちの仲間全員にこの意識を持ってほしいと思います。クリエイティブな仕事をしている会社に「営業マン」はいりません。

暮らしのなかのインテリアデイテイール

輸入住宅が好きな方やインテリアに興味をもたれてる人は、空間の雰囲気を大事にします。家具、カーテン、色、小物すべて調和のとれたお気に入りのものに囲まれて暮らしたいと強く思っているようです。その雰囲気ができたかどうかが一番大事な検証です。施工精度も大変重要ですが、それを探してクレームにすると、作り手側は工業製品に頼ったいえ作りに走り、デザインを磨く意欲が薄れます。家作りのマテリアルで欧米のものと日本のものとのデザインの格差はそこにも原因があるように感じます。U邸は熟年夫婦二人の家ですが、若々しく自分たちの趣味趣向をしっかりとりいれ、「ブルーリゾート」というテーマに沿ってリニューアルを任せていただきました。インテリアの細部も大事だと考え、時間がかかってもH女史に納得のいくものを探してくるように頼んでありました。やっとソファーの布地の張替え、小物などもそろいました。インテリアデイテイールの完成です。庭のガーデニング、サンルーム、リビング、ダイニングという空間のつながりも心地よく、セントラルエアコンと共に快適な暮らしができたようです。

いただいた声をありがたく受け止めて

いつも勝手なブログを書いていますが、入居者の方、知り合い、友人などからコメントをもらいます。ほめてくださったり、お叱りだったり,注意だったり、情報だったり・・・・・。この仕事を二十五年近くやっていると、思いもよらない懐かしい人から連絡をいただいたりします。わたしはやっと指一本で時間を掛けてブログを打つことだけ教えてもらいやっているしだいで、すぐメールを返したりできずすみません。自分自身くやしいおもいをしています。近いうちにできるようになり失礼がないように心がけるつもりです。本当に思ったこと、感じたことを正直につづっていきます。仕事に関してみなさんからご心配頂き、応援、忠告もありがたくエネルギーに変えているつもりです。「一年半前に比べると最近明るくなって、順調そうだね。」といってくださる方がいらっしゃるのですが、実情はもがいて、がんばって、「きつさ苦しさに耐えるすべが多少わかった。」というところです。これからが本当の勝負です。ただ仲間たちの協力にはいつも感謝してます。これがあるかぎり先は明るいと信じてがんばれます。何か私にできることがありましたらお電話ください。最近デザイン性のたかいリニューアルを希望される方からの問いあわせが多くなってます。輸入住宅で鍛えたデザインを徐々にコンクリートや木造住宅、鉄骨住宅など幅広くいかせつつあります。新しいデザインジャンルを開発できそうです。

リニューアルモデル

女性の力

最近女性の力、才能、センス、そしてなによりバランス感覚の良さを再認識しています。以前から男より女のほうが優秀だと思ってはいたのですが、人間が作った社会の仕組みは逆で推移してきました。以前から比べると男女が同じように社会を構成しつつあるなかで仕事をするにあたり、「この人優秀だなー。」「才能あるなー。」「いい考え方してるなー。」と思えるのは圧倒的に女性が多いのです。弱小ながら我々にかかわってくれている会計士、保険会社、HP製作会社、ハウスキーピング、家具屋さん、・・・・・・・・。みんな女性です。不動産会社、役所、出版社,建材大手企業なども女性の対応のほうが優れていると感じるのはわたしだけでしょうか?。できない理由をうだうだ言わず、どうしたらできるか、現実的に今できることはなにかを考えることにたけているようです。うちの二人の女史も含め、優秀な女性が、女性の感性で起業するようになるとすばらしく、大きく社会は変わることでしょう。とくに住宅業界はビジネスからカルチャーに価値観が変わるはずです。もっともっと女性が社会にでることで、刺激的な革命を起こしてもらいたいと思っています。女性一人で家を建てるひとも昨今多くなりました。そんな人たちは家を作ることにしっかりしたビジョンをもっており、けっして「坪28万円」などという下種な広告に踊らされることなく、自分らしい暮らしの空間を妥協なく手に入れるはずです。男社会の限界がきているのかもしれません。わが社のように全てを女性に任せることで見えてくるものがあります。政治も経営も一度女性にゆだねてみるべきだと思います.                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  女性一人のためのマンションリニューアル

秋という季節はなんとなく、文化的で落ち着いて物事を見つめることができるような気がするのはわたしだけでしょうか。早朝から北九州のコンクリート住宅リニューアル工事の現場に行きました。山は紅葉の気配です。大工さんと打ち合わせのあと、帰りにパーキングによると、九州各地の紅葉スポット情報が掲示されてました。その後中央区のO邸の現場で打ち合わせをしました。隣近所の手入れの行き届いた庭木のもみじや落葉樹が色づき、いい雰囲気です。この家が完成すれば、同時によりすばらしい街並みができあがるはずです。そのため「秋」を意識した存在感のあるいい落葉樹をシンボルツリーとして選らんでいるところです。外壁の塗り壁、窓モールができ、といを施工中です。今週で足場が取れそうです。    感性を磨くにはいい季節です。H女史に「京都に行って寺院仏閣と紅葉のコラボを見てきたらどうだ。」と勧めているところです。いっしょうけんめい動いて仕事して、くたくたになったら、体と頭に栄養が必要になります。私の経験上そのときに旅することで感性が養われます。がむしゃらに働いて一年半、いまがチャンスだと思うのですが・・・・。彼女のレベルアップが即会社の力になるわけですから。

雰囲気を楽しむレベルの高い家作り

引き渡して4ヶ月、百地浜のU邸の撮影を行いました。 H女史のコーデイネートを信頼していただき、時間をかけてもいいからと小物、椅子の張替えも注文いただき、全てそろったところで撮影となりました。 品良く、さりげなくクリスマスのデイスプレイが施されてました。

「ブルーリゾート」をテーマした空間はコンサバトリーと共に上質な時を演出しています。いいオーナーに出会えたことで、私の設計とH女史のコーデイネートの腕が最大限振るえた会心のリニューアル作品だと自負しています。

私の目指す家作りは、マテリアル一つ一つを悩みながら選ぶことではなく、少しでも安いものを手に入れることでもなく、『どんな雰囲気の空間で暮らすか?』を突き詰めていくことです。それが決まれば、マテリアル選びは我々プロに任せていただいた方がレベルの高い家ができるはずです。「損得勘定」をした打ち合わせでできた家は、得したように感じるだけでレベルの低さがわかってしまいます。    そろそろクリスマスのイルミネーションが飾られる時期です。これでもかというほどギンギラギンにしている家を良く見かけますが、苦笑いしか出てきません。どんたくの「花自動車」じゃないんだからと,つっこみたくなります。

マンションリニューアル のY邸の撮影も行いました。以前にも紹介しましたが、この物件は 予算だけ決めて後は全ておまかせでした。出来上がるまで一度も見ることなく、家具まで全て入れて 「できあがりました。はいどうぞ。」という状態で 凄く楽しかったしごとです。どんなサプライズで驚かせようかと日々考えていたことを思い出します。とのかくこの二つのリニューアルは私にとって財産です。感性豊かなオーナーと雰囲気のある家を造りたいと強く思います。

実際の写真は後日に‥‥撮影合間のワンショットです。

順調なマンションリニューアル

板付のマンションの改装が順調に進んでいます。オーナーと現場で最終の打ち合わせをしました。室内ドアと室内窓はアメリカ特有のブルーグレイ、化粧梁は白、寝室はコンクリート造特有の梁や柱を3色のカラークロスをバランスよく配することで、遊び心たっぷりのインテリアになりそうです。造作家具も形ができつつあり、レンガタイルの壁とのコントラストがイメージできました。細かい造作もすべて指示したので後は完成を待つだけです。N女史の最初のコーデイネート担当物件です。オーナーにこれから照明器具、カーテンの提案をさせるつもりです。彼女がこれからこの仕事をやっていくためにも大切な現場です。仕上げに伴って勉強のためにも二人で頻繁に現場に行くつもりです。オーナーからデザインもお金も全てを信頼して任せていただけていることを職人が感じていて、「いいお客さんですね。少々のことはやりますからなんでも指示してください。よろこんでもらいたいですから。」といってました。このような現場の指揮をとらせていただいてオーナーにも職人にも感謝します。オーナーはじめ、みんながあったかい気持ちで作る家は必ず素敵な家になります。楽しみです。

連絡、打ち合わせの月曜日

週初めの月曜日は現場との打ち合わせ、連絡に追われます。マンションリニューアルの監督から梁の大きさとカーテンボックスの作り方の相談があり、コンクリート住宅のリニューアル工事は、現場でセントラルの打ち合わせと間仕切りの墨だしを行いました。白石の現場は役所の完了検査です。こちらとはかってが違うのと、一工務店が請け負ったのではなく、分離発注および施主発注という特殊な施工体制で、なおかつ材料支給という複雑なリクエストのため責任の所在を明確にする監理が必要でずいぶん戸惑いましたが、無事終了したようです。この条件で仕事をしてくれたみんなに感謝です。昼からは確認申請の図面打ち合わせ、中央区O邸の8フイートドア取り付けに伴う修正工事の打ち合わせです。H女史とN女史は材料発注の連絡や内装屋との打ち合わせ,経理関係の事務処理、振込みなど大変そうです。このような日常のじみちな仕事をしっかりやることがいい家につながります。規格住宅ではなくオンリーワンの家作りであればあるほどこの連絡と打ち合わせが重要です。      このようなえらそうなことを書いていたらK棟梁から電話があり「小澤さん、打ち合わせの時俺のスケール持っていったでしょう。二つ目ですよ。返してください。」と抗議の電話が入りました。確かにポケットの中にスケールがはいっていました。ペンにしろ、スケールにしろ買ってもないのにどんどん増えてくるのはこういうことなんでしょうね。