対馬の朝・・・・かじめの味噌汁

対馬のおばから、海産物が届き、その中に「かじめ」がはいってました。死んだじいちゃんやオヤジは、早朝、浜から白い息をはきながら寒そうに帰ってきて、お袋の作った薄切り大根と豆腐の味噌汁に細長くきった「かじめ」をひとつまみいれ、とろまして、すすり「あー」とうまい声を発してました。対馬の冬の朝は、イカの刺身とかじめの味噌汁です。正確に言うと、かじめの「おみおつけ」といってた様な気がします。

さっそく事務所にもって行き、中村に味噌汁を作ってもらって食べました。対馬の朝の味です。懐かしくて、うまくて、子供の頃の情景が人とともに浮かんできます。中村もうまいといってくれました。

横浜で闘病中のおじの見舞いに娘が休みを取って日帰りで行ってくれたようです。息子も羽田まで迎えに行っていっしょにいってくれたようで、大人として素直に「ありがとう」と二人に礼をいいました。お袋の弟であるおじのきつそうな声がむすこの携帯からきこえてきました。「二人きてくれたぞ。おまえはいい子供を持ったなー。何よりのすごい財産だ。また会いたいナー。」病気のおじにも元気づけられました。お袋を介護する力にもなる言葉でした。

おじがおばにいったそうです。「だいじょうぶ。俺は死なないよ。家に帰ってかじめの味噌汁食いたいから・・ハハハ」

福岡や横浜で食うかじめの味噌汁はいろんな感情が混じって、なおさらうまくなります。

 

 

 

大事な完工前

大木町のレンタルハウス9棟が、完工前で、電柱、枡、ポーチ、フェンス、配管、アスファルト・・・・等外構との取り合い打ち合わせが大事です。やや、まずい施工箇所もありますが、後どう対処するかがなにより重要です。建物の検査を15日までには受けたいと思います。建物は日当たりもよく、借家としては申し分ないと思います。打ち合わせを密にして、気を抜かず、がんばります。

電話、メール、ファックスなど便利ですが、できるだけ関わりのある人が現場に集まり、打ち合わせをすることが完工前はなおさら大事です。議題以外のことも気付く事がありますし、おおくのひとの目で検証することがいい家になる秘訣です。

平田がハウステンボスB邸輸入部材の打ち合わせに行き、お持ちの古い和家具アレンジをみせていただき感激してました。そういう感性の創作家具を今回のリフォームでも取り入れたいものです。面白い仕事になりそうで、楽しみです。まさにオーナーと話しながら、楽しみながらの家作りです。今週は御入居者のお宅2件のリフォーム打ち合わせがあります。楽しめるアイデア満載の提案をしようと思います。あるご入居者が言っていただいた「もう一度小澤さんと楽しめますね。」という言葉を裏切らないようにしたいと考えてます。

 

 

魅力的な人と家

作品集の評判がよくて、「魅力的な仕事をしてますねー。」と言って下さいます。御入居者案内をさせていただくと、「家はもちろんですけど、魅力的な方ですねー。」と御入居者のセンスや趣味、考え方に感銘を受けることが多々あります。

本物の友達や尊敬する人たちと関わりあって、本音で楽しく生きていこうとする人はとても魅力的で、人が人を呼び信じ助け合いながら生活が充実して送れているように感じます。形や物重視で心にも家にも囲いをしたがり、人と必要以上にかかわらず生活しようとする人は、疑心暗鬼でお金に頼り人を信じられず、真の友人どころか、周りに人が集まらずますます孤立化して魅力のない人になっていくようです。

自分のポリシーを持ち、明言する。お金より人の力を信じる。門戸を常に大きく開けて、ウエルカムの心を持つ。自己中心的にならない・・・・・魅力的な人の家を自分が魅力的になって作らせていただくことが、何より目標です。

我々の作らせていただいた家で魅力的な生活を送ってくださってるご入居者に感謝します。保証書の細かい記載条件より、「この人のためにできることは何でもやりたい。一生付き合いたい。」と思わされる魅力的な御入居者を誇りに思います。

レベルはさておき、魅力的な仲間と日々楽しく、真剣に仕事ができてることも、とても幸せです。

 

 

 

 

 

 

 

 

風邪の女二人

昨日は下関の薬局の敷地の解体が終わり現場調査をしました。雪がちらほら舞い、久しぶりに、耳が痛い寒さでした。風邪が治ったばかりの平田はつらかったと思います。その後Y医院で仕上げ打ち合わせをして、遅い帰福です。中村も平田のがうつったのか、風邪の引きはじめです。電話での会話もいつもの切れ味がありません。大きなマスク、赤いマフラー、カーディガン、ジャンバーを着込み、丸まってました。時々袋からうどんやそばに入れるとろろ昆布をとりだして食べる不思議な容疑者です。昆布、チョコレート、コーン茶、飴・・・口に入れるものが多くてマスクの役目はあまりないのでは・・・・・。

治り気味の平田もしっかり腫れた目を出して、マスクを反対につけてがんばってます。

マスクで二人の目だけが強調されているので、再度詳しく説明します。平田はフィギヤースケートの鈴木明子か海がめの産卵のときの目です。

中村はカンペイチャンか野際陽子の目です。

中村が博多駅に行く用事を頼むと「どうしよう。博多駅でナンパされたら・・。」と切なく言い放ち「♪私は愛の難破船ー♪」と歌い始めましたが、平田が間髪いれず「なんいいようと、人生の難破船が」とばっさり切られてました。     二人とも大丈夫みたいです。

 

 

 

思いがけない日曜日

福岡は朝から雨でした。熊本は薄日も差しS邸の地縄を監督と貼りました。S様ご夫妻は地縄が思いのほか小さく感じるようで、「狭い。小さい。」とやや心配顔でした。地縄は小さく見えるのものなのです。無事本契約も終え、輸入部材発注です。

皆さん、新鳥栖駅前に九州国際重粒子線がん治療センターが着工しているのをご存知でしょうか?最先端の医療施設で、世界に誇れる高度医療機関らしく、2013年春誕生予定のようです。我々のご入居者であるK先生がそこのセンター長として活躍されるようで、大変喜んでます。そして頼もしく誇らしく感じます。。K様からお電話いただき、お伺いして久しぶりにご夫婦とそのことも含めて長時間楽しく話を聞かせていただきました。先生は奥深い良識の塊のような方で、話すと安心します。奥様はとても明るく、楽しい方で、ニコニコされながら懐かしい話も含めて、いい時間を過ごさせていただきました。先生からくれぐれも体の検査を怠らないようにとアドバイスされました。

事務所に小学校の同級生だったEさんから手紙をいただきました。ネットでブログを見つけてくれたようで、うれしいやら恥ずかしいやらです。お互い会えば小学生になるのでしょうか?ブログをやったかいがありました。いい再会になりそうです。

平田が風邪から復活しました。どなたも「平田さん大丈夫ですか?」と声を掛けていただいてありがとうございます。またバリバリがんばると思います。

 

 

 

ハウステンボスでの一日

F大工とハウステンボスのH邸、T邸のメンテナンス、K邸改めS邸のフルリフォーム打ち合わせで、一日中ワッセナーにいました。あいにくの雨ですが、素敵な街並みにゆっくり時間が流れてました。大工はもちろんクロス屋さんや電気屋さん等、一緒に作った仲間がメンテナンスで集まると、懐かしく笑顔で話し、楽しい時間がもてます。

S様ご夫妻はいつも前向きで、居心地のいい素敵な家を作ろうと、ポジティブな発想で質問を投げかけていただけます。打ち合わせの終わりがモヤモヤしてなくて、楽しく話が前進することがなによりうれしく思います。帰りに地酒をいただき、事務所で留守番してる中村に、「平田の風邪の具合はどうか?」と訪ねると「良くなくて寝てます。でもご飯は食べてますけどね。」やはりそうかと思いつつ「いい打ち合わせができて、地酒もらったから、平田に飲ませるか?」というと「やめてください。暴れだしたらどうするんですか?。誰も止められないですよ。」「それもそうやな。」

週末に向けて体調管理を怠らずがんばります。いつも三人がそろうことが大事なことです。健康第一。

 

 

 

 

 

最近の出来事、感想

朝ラジオでチェスの世界チャンピオンがコンピューターに負け、将棋の米長名人もコンピューターに負けたと言ってた。今、チェスの世界一はコンピューター同士で戦っているとのこと。前回のブログ以上に世の中サイボーグ化が進んでいるようです。スポーツの世界でもデータやフォーメーション、・・・・細部にわたりコンピューターが監理指示しているようで、すべての競技の価値観が、コンピューター大会になるのかと思うと、野球、サッカーもしらけて見てしまいます。

豪華客船が座礁して船長が逃げたという滑稽な話もありました。あたまでっかちで権力を与えられたやつらが、口だけで何の役にも立たないというのは、今の日本の政治家や東電の役員、官僚も同じで、金だけとってすぐやめる、すぐ逃げる。評論家も学者もいい加減この上ない。批判もあるし問題発言もあるが、気持ちが伝わり事を必死で動かそうとして、戦いを挑んでいる「橋下市長」にまだ共感できる。あの打算なき年齢だからできるのでしょうが・・・・。とにかくゆとりとか、文化的とか、裕福とかいわないで休まず必死でみんなで楽しく働き、子供には勉強と大人になるための修行をしっかりさせることが、なにより日本再生の道です。伊集院静がいうところの「いいひとはなぜか皆貧乏」というところに日本の可能性は残っていると思います。

中村が作ってくれた朝食を平田と久しぶりゆっくり食べました。朝の味噌汁に勝るものはありません。今日の活力です。星の付いた店で食べるより数段幸せな気分です。さあ、働きます。

 

 

日々進化する器械

器械に弱い私です。パソコンはもとより携帯の機能も使えず、「一本指打法」でやっと最近メールやブログをやってる状態です。ここのとこ、クロス屋さん、畳屋さんが赤外線センサーで採寸したり、角度を取ったりしてるのを見るし、不動産屋さんがグーグルマップをIpadですぐ出したり、カメラマンも撮った写真をパソコンでその場で加工してるし、進化する機械の操作を覚えさえすれば自分の頭を鍛えなくてもいいようです。いろんな学校はその職業ジャンルのパソコン教室になるのではないかと感じてます。もうすぐ、人はサイボーグになるのかもしれません。すでにわずかながらなってるような気がします。。未だに、キャドもせず、手書きで勝負している私は、遅れているのではなく、自分の頭と感性を鍛えようとしている、ある意味数少ない非効率な人種です。そしてめずらしい価値ある建築デザイン屋と呼ばれる日も遠くないのではなかろうか?と凄いプラス思考で生きてます。

最近、裕福でもなく、贅沢しているわけでもなく、むしろ生活レベルは落ちているのかもしれないのですが、なぜか、楽しいのです。面白く生きられてます。理由はわかりませんが、「周りに助けられているからですよ。」という答えをくれた人もいます。恥とか、かっこいいとか、えらいとかいう概念がかわったからかもしれません。

ん、正解はまだ人間のままで優秀なサイボーグになれてないからでしょうか?昭和のまま生きてるからでしょうか?

 

疲れどころか元気をいただく成果

熊本リフォームのU邸の図面と見積りを集中して終わらせ、Nご夫婦と決済したばかりのマンションの点検と補修箇所の確認、決定をして、一週間後には工事も終わり住めそうです。熊本T邸の二案目を提出にご主人の勤務地の大牟田に走りました。プレゼンテーションボードの写真でイメージが伝わり、その場でのスケッチで充分主旨を理解いただきました。銀行との資金計画等つめて来週中には方向性が決まりそうです。輸入住宅を上手に住みこなしていただけるだけの感性を備えてあり、楽しみな作品になりそうです。

集中して考え「ヨシ!」と納得したものを自信をもって提案する時がわれわれの一番ワクワクするときであり、成果があると疲れどころか元気になります。このときの喜びを味わいたくて頑張ってるといっても過言ではありません。

事務所で待つ平田や中村が「喜んでいただけました?」とやや不安げに電話してきます。「よろこんでもらったぞ。」というと「よかった。ホッとしました。」とうれしそうに答えてくれることも私にとっては、元気をもらってます。三人で同じ方向を向いていることで,今後に自信がもてます。

明日は平田と熊本U邸の提案です。ワクワク中です。

 

 

小さな仕事で、楽しい出会い。そして驚き

中村の友人のYさんが半坪の靴入れを作りたいとのことで、F大工、中村、私、三人で出かけていきました。Yさんはもちろんですが、お父さんが「大きな仕事やけん三人も来たと。」と、ユーモアたっぷりに迎えてくれました。採寸などそこそこで続き和室に広縁の立派な母屋が気になってしょうがなく、見せてもらいました。驚きました。立派な材料で匠の造作で作られた本格的和風住宅を久しぶりに見ました。まさに地産地消です。大きな屋敷で、別棟で味のある納屋もあり、いい物を見せていただいて感激です。

また驚きました。、倉庫の奥には、我々があこがれてた時代の形のベンツとポルシェがありました。状態も凄く良く、ポルシェのエンジンはまさに脂肪のついた下腹にも心地いい振動が伝わりました。お父さんは悪がきのように「いいやろう。これだけはずっともっとくと。」嬉しそうに話してくれました。女にはわからない感覚だと思いますが、男のロマンです。魅力的なお父さんです。

 

一番驚きました。Y様に買ったおみやげのたい焼きが、帰りの車の中にまだありました。おい、おい、・・・・・・。中村が「ゴメンナサイ。お土産渡すの忘れた。私が責任を持って食べときます。」と電話してました。事務所につくとすぐ、お茶とたい焼きが平田にも振舞われました。俺がYさんに買ったお土産が事務所の三時のオヤツとして使われてます。新年から中村が飛ばしまくってます。