なんかおかしいぞ

今、N女史のおかげで、私も平田もずいぶん健康的になりました。減量も徐々に進んでます。N女史の目標は逆に太ることです。みんなの食事を朝昼晩作ってくれて大変感謝してます。すこしでもおいしく、飽きないように工夫してくれてるのもよくわかります。     しかし太るべきN女史の食事の量より平田のほうが断然多いのです。平田は何の疑問も持たず、焼さば飯を「サバダバ、サバダバ」と懐かしい11PMのメロディーをくちずさみながらN女史から受け取り、ぱくついてます。この状態で徐々に痩せているのですから今までの食事はなんだったんでしょう。

N女史はがんばって食べているのですが、大きさを望んでいるバストとヒップはそのままで下腹部に成長が見られるようで、落ち込んでます。本当に人生とはままならないものです。

平田の昼食 N女史 の昼食 


落合監督について

中日落合監督が契約書どうり解任されるようです。八年で四度の優勝と言う成績は、現役時代の三度の三冠王に勝るとも劣らぬ凄い実績です。監督としての手腕は誰もが認めるところですが、人気がない、面白い野球ではなく勝つ野球をする、取材に応じない、もっというとWBCに選手を出場させなかったり、日本シリーズ初の完全試合の山井を9回で交代させたり・・・・支持する人、しない人様々だと思います。玄人は大きな補強もせず、鍛えて勝つすごさを評価する人も沢山います。監督は勝つことが仕事で、人気やイメージは球団の仕事と正論を吐く人もすくなくありません。どちらにしても、お疲れ様でしたと言うべきでしょう。

しかしながら私の考えは否定派です。いくら腕がよくても、いい作品をつくっても、お客様が喜ばなければ、専門家の評価が高くてもいい建築家とはいえないように思います。自分の考えを丁寧に伝え、相手の希望要望を聞いて、納得しあい確認しながら家は作るべきで、家のこと建築のことを知らない素人には何も話さない。という姿勢は間違いのように思います。

答えの全ては野球も家作りも「どうしたらお客さんが喜んでくださるか。」にあると考えてます。

体のケア

休みを取るほどの余裕も勇気もなく、仕事以上の楽しい趣味もなく正月以外無休のここ数年です。痩せろ。体を休めろ。健康診断に行け。といわれながらも元気です。N女史の食事管理のおかげで体調も良く、まだまだがんばれそうです。とはいっても左足のじん帯を痛めてから、そこをかばったことと、運動不足になり足がパンパンでしたが、凄く効く整体の方にきていただき、かなり改善しました。我々三人は個々にマッサージの経験者ぞろいで、一悶着あるのですが、三人が口をそろえて、その方を絶賛します。名前はIさんです。若い女性ですが腕も接客も説明もプロです。はじめのころは、のたうちまわるほど痛かった足も、硬さがとれ、いまでは心地いいくらいです。

平田は体全体のむくみと腰の痛み、N女史は首、肩がひどいようですが、さすがIさん。ずばり私生活を指摘。「二人とも年の割りにすごく股関節が硬くなってますねー。股関節が硬くなると老化が早まりますよ。」今のところまめに体操して動かすしか使うことはないようです。シコを踏むことを薦めましたが、ムッとしてました。

私と平田はともかく、我々の半分しかないN女史も同じ料金です。というか我々はこんな大きいのに通常料金です。申し訳ない気分です。

今、発売中の雑誌SUMI:KAに我々の2作品が掲載されてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再訪していただける魅力。

西新に事務所がある関係で、時々マンション住まいの奥様が小物等のショップを覗く感覚で入っておみえです。声をそろえて,「以前から気になっていたんだけど入りずらかった。」とおっしゃいます。わずかな雑貨しかおいてないのですが、平田やN女史と楽しそうな話し声が聞こえます。われわれの住まいの作品を見て「凄い素敵。でもわずかなリフォームとか、カーテンだけとかはやってないでしょ。」と質問されます。

そこで、「目からうろこ」の提案や、共有できる話題や知識、経験の引き出しの数をもっている事が大事です。お客さんを楽しませながら、生地を見ていただいたり、素敵なお店、料理、映画、等の話をしたり・・・・・・。楽しい時間をすごしていただくと必ず「再訪」いただけます。

百道、西新、大濠などいくつかリフォーム提案依頼をいただきました。すべて楽しいおしゃべりから再訪され、生まれた仕事です。ここでも遊びながら学び、感性を高めておく必要を痛感します。物を知らずして、世の中の動きを知らずして、感性を磨くことをせず、ビジネス学だけ詰めこまれると「喜び」が欠落します。

身なり、心構え、知識、教養、感性が素敵な人とめぐり合い、いい仕事をする条件だと思います。その検証は、再訪いただけてるかどうかで計れます。

嬉しい心使い

N女史が私と平田の「メタボ退治」のため、野菜中心の食事を事務所で用意してくれてます。11月までに痩せると約束したご入居者のY先生ご夫妻に食事の写真をメールしたりして中間報告しているようです。一週間野菜とめざしで過ごしましたがすこぶる体調がよくなりました。食事って凄いと改めて思います。N女史は野菜に飽きないようにここ2,3日玄米を炊いてくれてます。白米と遜色ないほどうまいです。

その話を対馬のおばにすると、私の好きな「アマダイの一夜干」を送ってくれました。事務所で焼いて三人で食べました。小ぶりでしたがこれまたおいしくいただきました。体調を気使かってくれるN女史に感謝です。再春館製薬などすごい社員食堂がTVで紹介されてましたが、Dアート企画の社員食堂も勝るとも劣らないと自負してます。個々人の体調を考えてくれるのですから。

ちなみに今までのメニューは、とてもうまいいわしの一夜干し、タジン鍋の温野菜(ポン酢の時と味噌の時がある)、蜆の味噌汁、アサリの味噌汁、野菜たっぷりけんちん汁、きゅうりに酢味噌をつけての丸かじり、こんにゃくの刺身、ところてん、生野菜のサラダ、芯空菜の塩コショウ炒め、焼き魚(サンマ)、カブの和風だしあんかけ・・・・。

休みの日も変なものを食べないようにということで、つくりにきてくれますし、空腹だと眠れない根性なし平田が夜中、ポテトチップスなどたべないように事務所からお菓子を排除しています。それでも夜中一人焼肉や明け方煮魚をする経歴の持ち主です。安心できません。N女史は太ることがテーマです。くわしくいうと体に凹凸を作るのが目標のようです。できるかなー?できねーだろうなー。

 

中間打ち合わせ

先日初回提案として、1階LDK案と2階LDK案を提出した熊本S邸の奥様が仕事で福岡に出てこられるということで、時間を頂き、打ち合わせをさせていただきました。主にセキュリティを充実させることと3階のスペースを広げたいとのご要望でした。2階LDK案のほうが有力のようです。ご両親も含めて何軒もお家を建ててこられ、構造、性能、材料、設備等知識も豊富でいらっしゃるのとフレンドリ-に接してくださるので、とても打ち合わせが楽しくいろんな提案が前向きにできることに感謝してます。

構造はダグラスファー2×6、通気層工法、セントラルエアコンでの提案です。今日は時間の関係で入居者案内ができなかったので、次回ご家族全員でご案内するつもりです。

昨日平田が博多区のご入居者K邸、F邸にお邪魔したようです。親子で建ててくださり、ご案内もさせていただいてます。今回も平田にとっていろいろ楽しい時間だったようで、力をもらい元気になって帰ってきました。我々にとってご入居者が何よりの財産です。

K邸F邸

第二キャナルで思うこと

先日オープンした第2キャナルに行ってみました。連休中ということもあり、そこそこの人出でした。H&M、ユニクロなどがお目当てのようですが、我々世代は進んで足は向きません。空間的にはいいスケール感で、ストリートというかアベニューというか「通り」を意識しているように感じました。

最近の若者は「物欲」に乏しいようです。頑張っていい物を手に入れようという価値観はないようで、いい生地で仕立てのいいスーツなど必要ないといってます。ある意味かわいそうな気がします。本物を知り、自分で感じることがとても大切なことなのに・・・。

ビジネスで言うと戦略という言うことなのでしょうが、私のような単細胞から見ると洋服屋か広告屋かわからないし、低価格商品を売りにしてるのに、家賃の高い場所に出店、凄い広告量が気になります。洋服の原価はいったいいくらなのだろう。?と考えてしまうのは私だけでしょうか。

若者が自分のモチベーションをどうやって維持しているのか気になります。自分の子供たちも若者ではなくおじさんおばさん世代の入り口に立っているのですから、わかるはずもないのですが。

自分が自分らしく生き生きと生きていくために情報、通信、広告、等と上手に付き合うべきです。

キャナルの運河がある通りの全ての柱がこれでもかというくらい巨大なユニクロの広告で覆われてました。はっきりいって安っぽい空間になってました。住宅展示場を凄いお金をかけて作り、その家を安っぽい垂れ幕や万国旗で覆っている滑稽な風景に似ています。売らんがための行為なのでしょうが、デザインした人はもっと声高らかに怒るべきだと思うのですが・・・・。

 

会社ではなく個の力

最近ありがたいことに、徐々にデザイン依頼が増え、結果はどうであれ全力を尽くして提案しています。我々はクリエイティブな仕事をしています。時間を売って報酬をもらうのではなく、「ALL OR NOTHING 」 何日も徹夜していい提案書を作っても、無報酬ということのほうが多いかもしれません。だからこそ、いさぎよく自分の腕を磨き続けるしかありません。「ひらめきとカン」が研ぎ澄まされることが成功や報酬につながります。私には「会社」という概念がありません。小澤商店、平田商店、N商店・・・・・個人が自分で自分を磨き、収支も個人が考えるべき仕事です。「経済人」の感覚や「経営者」を語る人との感覚とは大きなずれがあります。我々の全ての仕事は美しいものを作るコンペです。もちろん審査員はオーナーなわけで、「勝って堂々たる勝者、負けて悔い無き敗者」このプライドを持ち続けることがコンペで勝つ秘訣だと思います。早速今日審査です。

熊本のS邸を2案つくり提出、ご説明をしてきました。ご夫婦で歓待いただき、提案の主旨は良く理解いただいたと思います。次回福岡に来ていただき、ご入居者案内をすることになりました。楽しい提案の時間でした。S様ご夫妻は人を楽しくしてくださる不思議な魅力があります。福岡のご入居者も歓待されるはずです。

 

大牟田市 K邸 玄関ホール

ムクドリ

このところ、越冬のためか、モデルホームの前の電線は、気持ち悪いくらいのムクドリがとまり、うるさく泣きます。二階の事務所の窓からは、同じ目線で4,5メートル先です。下校中の小学生などが脅すと、一斉に飛び立ちまたすぐ帰ってきます。

一番敏感に反応しているのがN女史です。「もうー、気持ち悪い。」「どっかいけ。」「また車にウンコ落とす。」と愚痴りながら、窓から眼光するどい、つぶらな奥目で威嚇してますが、鳥からは「高い木にのぼっているサル」に見えるのか平然としています。N女史が帰る時間、平田と出かけてたのですが、メールがはいりました。「やっぱり、車に、ウンコおとされてました。あいつら、明日全部焼き鳥にして食ってやる。」恐ろしいひとです。そして、「ウンコ」ではなく「フン」といって欲しいものです。

次の日から出してくれる料理の肉類は良く見て食べてます。

約束

夜、平田と北九州のY先生ご夫妻を訪ねました。我々にとって本当にお世話になっているご夫妻で、かわいがっていただいてます。話しが終わって、お洒落なお店で懐石をいただきました。久しぶりに、ビール、冷酒もいただき贅沢させてもらったのですが、「炭水化物を極力減らして体重を落としなさい.]という命令の元、11月までに10キロの減量を約束することになりました。今日はいいだろうと思いつつ料理の最後に出たおいしい混ぜご飯も「半分にしなさい。」ということで、泣く泣く我慢です。「明日からは朝だけご飯やパン、麺類をとり、昼以降はキャベツ。」という厳しいお達しがありました。

横でなぜかニタニタしながら平田が、N女史の弁当を盗み食いするとか、ダイエットしても隠れて間食するとかチクリがはいり、ややいたたまれなくなりました。意地でもやせる覚悟です。