FCバイエルン、ミュンヘン

今、リニューアル工事中のオーナーから誘われて、FCバイエルン、ミュンヘンのオフィシャルライセンスを取得したと言う店のランチをご馳走になりました。なかなか面白い店で、パンやドリンクもおいしく、雰囲気も悪くありません。好奇心たっぷりの私としては、その夜再び足を運びました。みんながお気に入りのドイツビールをでっかいジョッキでのみながら、ソーセージなど、ドイツ料理を楽しんでました。2台のモニターにはサッカーが流れまさにドイツのスポーツバーです。インテリアやスタッフのユニフォームはバイエルンカラーです。基本である料理も口にあい、はやりそうな予感がします。ビール好き、サッカー好きにはわたまらない店だとおもいます。地行交差点から六本松にぬける道沿いです。

洋書のすすめ

私たちの家作りにおいて、デザイン、コーデイネートは最重要分野です。本物を勉強するためにストリートオブドリームスをはじめ海外視察を重ねてきました。それと共にそのつど買ってきた住宅の洋書が教科書です。凄い種類の住宅関連の本が出版されており、勉強になります。日本の中ではカタログや住宅メーカーの紹介雑誌いがいは、専門書になってしまい、ユーザーのデザインに対する感性が育たないようにおもいます。私どもが持っている洋書を参考に家のインテリアからカラーコーデイネートまで打ち合わせさせていただくことでマテリアルが決まるのであって、部材カタログによるもの選びで家は作るものではありません。今打ち合わせ中のお客様も何冊か本を借りて帰られます。回を重ねるたびにレベルの高い話になり、細部まで気配りのある素敵な家が出来上がるはずです。本当に凄くいい本がたくさんあります。お貸ししますのでぜひご覧になってください。

心癒される笑顔

百道で軽量鉄骨の家の断熱工事を行っています。冬は1階が底冷えし、夏は2階が凄く暑いそうです。小屋裏からタルキにそって断熱材をいれ、基礎から根太の間も断熱材を追加しました。明日からは昔よくはやったジャロジー窓の内側に嵌め殺しのガラス窓を設置して気密性をあげる予定です。私は今そこのお宅に伺うことが楽しみです。と言うのも、最近あまり見ない「昭和」の匂いのする男の子が、何かしでかしてやろうという、意欲満々の表情で現れるからです。仕草も笑顔も遊びも全てが「愛すべき悪ガキ」の素質充分です。男はこうじゃないといけません。今の草食系男子などと呼ばれている若者には、なんら魅力がない中で、将来が楽しみです。

看板と街並み

先日リニューアルした由布院の別荘の追加工事が終わったと言うことで確認に行ってきました。町の中は平日の午後にしては、観光客が多く由布院の人気の高さがうかがえました。由布院には、古い時代の懐かしい街並みや由布岳を象徴にした日本の自然美と温泉、田舎の風景と素朴な料理など、日本人がどんどん失いつつある物が観光のめだまになっています。今日改めて感じたことは、筆字の看板がすごく多いことです。料理屋もみやげ物屋も旅館、ホテルも日本名でなずけられカタカナや横文字は非常に少ない町です。「プリン」すら筆字で「ぷりん」です。そのなかで、銀行、パチンコ屋、ガソリンスタンド、ファミレス、スーパーなどいつもみかけるデジタル文字の看板が違和感たっぷりでめだってました。新宿も京都も由布院も同じ看板しか上げれない感性のない企業や会社は排除するくらいの由布院であってほしいものです。日本有数のアナログの町として観光地計画を推し進めるべきだとおもいます。「人の手と気持ち」で作られたものが集まることで、町にワビ、サビが生まれます。そこに人が集まり特徴ある文化が出来上がるはずです。横浜に住んでいる私のおじ夫婦は会うたびに「由布院に行ってみたい。」が口癖です。

磯崎氏設計のゆふいん駅

心やすらぐ日本の庭・・・久留米膵香園

入居者のご紹介で、お客様と久留米膵香園ホテルでお会いしました。待ち合わせ時間まで余裕があったので桜が満開の日本庭園を散策しました。今まで何度か打ち合わせで喫茶室から見ていた庭なのですが、庭の中に身をおくと心が安らぎました。桜、新緑、花、水の流れる音、木漏れ日・・・・いやされました。お会いしたお客様は今この膵香園の庭を借景するマンションにお住まいだということもあり、「和のにおいを感じる家」をリクエストされました。ご夫婦で、海外住まいの経験もおありのようで、その暮らしやすさに日本人としての安らぎも加味したいというご要望のようです。おもしろいテーマをいただきました。外観も威張ることなく、めだちすぎないように、わびさびが隠し味で効いているような美しい家を提案するつもりです。そのヒントは膵香園にあるような気がしています。

恐るべし有明海

週末、土曜日朝8時半白石町で地耐力および地質調査を行いました。天気もよく、さわやかな春の早朝、桜を見ながら現場に到着するとすでに調査は始まっており、調査員の朝の挨拶は「おはようございます。20メートルまで自沈です。」・・・・・・オーナーのお父さんが大工でそのくらいの数値だろうとは聞きはしていましたがややショックです。隣の人の現場は基礎が完了しており、浄化槽を埋めてるとこでした。1,8メートルほど掘ってある下はねずみ色のガタでした。建築屋泣かせの有明海です。地元で何軒も家を建てていらっしゃる大工のおとうさんがいてくださり、いろいろ相談できて頼もしい限りです。5月の連休明けから本格的に着工予定で,約4ヶ月の間、何度も通うはずです。基礎が終わると恐るべし有明海からムツゴロウ、イイダコ、シャコ、カニ、カキなど珍味の有明海を堪能したいものです。

アメリカ人の作品評価

4月1日からいよいよ百道の増改築に着手しました。在来木造の家を性能アップと輸入部材による素敵な空間に生まれ変わらせることが目的です。ほとんど内装はやりかえ、ドア、窓、床材なども輸入します。屋根、外壁も新しくなります。断熱仕様を充実させ、セントラルエアコン、24時間換気も装備します。キッチン、バス、洗面も輸入キャビネットやコーラー社の製品で見違えるようになるはずです。ビフォー、アフターを現場レポートでお知らせしながら工事を進めていくつもりです。工事に先立ち近隣挨拶にまわったときに、現場のおとなりに、越してきたばかりのアメリカ人家族が住んでいました。まだ日本語がほとんどわからないアメリカ人と、英語がおぼつかないわたしが「工事挨拶」などできるはずがない・・・。さてどうしようとおもいましたが、単語の羅列とジェスチャーで理解していただいたようです。わたしたちはアメリカの家が大好きで、設計とデザインをしているということを伝え、作品集を渡すと、ページをめくりながら大変驚かれ、社交辞令もあるでしょうがすばらしい、きれいだと絶賛してくれました。会社の住所と電話番号を聞かれ「会えてよかった。訪ねていくよ。」といってくれました。こんな出会いもいいもんです。英語が堪能な方を交えてゆっくり家の感想をきいてみたいものです。ちなみに百道の増改築の工期は3ヶ月です。面白いものを作ります。

充実した土日

先日の計画案を土曜日に見ていただき、日曜日に3軒の入居者案内をさせていただきました。建築デザイン屋として最高に充実した時間です。半日付き合って作品をみてくださったお客様にも、快くお休みの日案内させていただいた入居者のかたにもただただ感謝です。おかげでいい仕事がさせていただけそうです。土曜日の夜はお引渡しをしたO様から新築祝いの夕食に招待され、おいしい料理と、出会いから完成までの思い出話に花が咲き楽しいひと時を過ごしました。私どもで家を建てたオーナーは皆さん建築の知識が豊富になるのですが、O様の奥様はその辺の住宅メーカー社員はたちうちできないほど「プロ」になっています。家を作る仕事は素敵な出会いを与えてくれるのがなによりです。私にとって最高の職業です。また、西新のモデルホームにも、土日で5組ほどの来場があり、小物雑貨を買っていただいたようです。そのなかで1組のかたが、ホームページを見ていただき、家を建てる相談でお越しいただいたようで大変うれしく報告を聞きました。住宅屋は元気の出る土曜日、日曜日を過ごさなければいけません。

ご案内した築7年のH邸

認知されつつあるモデルホーム

西新に事務所と共にモデルホームを開設して1年3ヶ月になります。築20年の風格ある住まいであたらしい展示場展開をしたいと考えて活動してきました。仲間たちと絵画、ペーパースクリーン、陶器などアート作品の展示即売会を催したり、輸入雑貨や輸入家具の販売、クロス、カーテンを中心にした模様替えの提案など、単体展示場ならではのイベントをお金をかけず、地味に根気強く行ってきました。近所にお住まいのかたがたに徐々に認知され、最近では、何度も足を運んでくださり小物を買っていただいたり、数件の方から家具購入と共に、模様替えの依頼を受けたりしています。ライフスタイルを話題の中心にした奥様たちのコミュニテイーの場になれたらと期待しています。おかげで西新でマンションライフを送っていらっしゃる方で、レベルの高いすてきな部屋を作りたいと希望されている方が多いということもわかりました。足を運んでくださった方が気楽に見れるマンションリニューアルのプレゼンテーションをすぐ用意するつもりです。ご入居者の方も訪れてくださる方が多くなり、お土産までいただいてます。まだまだですが、知恵を絞り、知恵を借りて、ほかにない楽しい住まいの拠点をお客さまの目線で作りたいと考えてます。奥様方と話してもスタッフを見ても女性の感性の鋭さにいまさらながら驚いています。間違いなく、男性より高等です。いまは、間違いなく家庭も、世の中も女性が作っているようです。

格安の輸入雑貨                                                                          脇本先生の備前焼き

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わくわくするデザイン計画

先日、お客様から、ご紹介いただいたドクターの住まいを計画しています。ご夫婦とのヒヤリングの最中からイメージが出来上がっていたので、早く手を動かしたくなり、一気にラフプラン、ラフファサードができました。これからエクステリアプランも表現したパースやプレゼンテーションを作って、自分のアイデアを表現したいとおもっています。楽しい仕事です。まだ1軒しか私たちの作品を案内していないので、計画提出とともに入居者案内もさせていただく予定です。住宅デザインは「ひらめき」と「カン」と言うのが私の持論です。今回はいくつものひらめきが自然と出てきました。きにいっていただければいいのですが・・・・・。この時代に、鉛筆と消しゴムだけで、フリーハンドでかいています。これでないと、アイデアが浮かびません。時代遅れでしょうか?