模型

静岡の模型ができました。傾斜地に建つ家です。相変わらず役場の人に出す開発と証する書類図面で役場が手間取り困ってます。書類を作らせて集めることが仕事なので常識は通じません。模型でプロポーションや色合いをオーナーと再チェックします。また8月5日過ぎでいきます。

 

事前審査

確認申請を提出するのに、事前審査なるものをたいそうな書類で出さなければなりません。風致だ、再開発だ、自治会だと大量の同じような書類を出すようにいわれます。それぞれの建築を知らない係りがそれを要求し、自分たちの食いぶちにしてるとしか思えません。役所が書いて県や国に出すべきもののように思える書類をわれわれに提出させてド素人が『審査する』というのですから困ったものです。書類も書き方もホームページを見ろといいながらこっちがちょっと突っ込むとたじたじでそれは必要ありませんといいます。日にちを使ってやることではありません。確認申請ですべて網羅しています。民間の仕事を邪魔することをやめてほしいものです。書類をそろえて現場は見ないのですから困ったものです。

 

アイフォン

この機械が人から感性や知恵や経験や思考やすべて奪いとってるように感じます。飛行機や新幹線の中、通勤、通学はアイフォンを見ることに時間を使い車窓の景色や町並みを見て楽しむこともなく、町に下りるとうまい店、観光地をアイフォンで調べたどり着くために道案内をアイフォンを見て歩いてます。デート中もお茶を飲みながら話もそこそこに、お互いアイフォンにむかってます。自動販売機や自動改札やテスラのようにアイフォンさえあれば人と会話する必要もありません。飲食店も機械で注文です。仕事さえ会話をやめ、メールが主流になりつつあります。デジタルの世界にどっぷりつかることは学習の内容が変わるはずです。頭で考えるより機械を操る学習が必要です。かすかに始まってる、パソコンでの家作りともなればわれわれの仕事は私がこの世にいないときはなくなってるでしょう。人が行うスポーツより、Eスポーツが主流になる世の中には何の未練もありません。すべては人の手から機械に変わるのでしょう。

 

ドクター

われわれのオーナーはドクターが6割です。医者という仕事はお金が儲かるように感じますがそれよりもボランティア精神にあふれてないとできない仕事だとつくづく感じます。水巻の先生などは地域密着で患者さんのためにいろんなことを考えていらっしゃいます。そして自分が休日もお出かけになることは少ないようです。多くの先生は尊敬できる方ばかりです。阿蘇のT先生、香椎のU先生、久留米のK先生、山鹿のM先生、筑後H先生・・・・仕事をさせていただきながらいろんなことを勉強させられました。ときどき医者はそこそこで偉そうな事業家になってる方もいて、金を値切ったり払わない人もいます。悲しい人です。

 

許せない人

私もこれだけ生きてるとどうしても許せない人がいます。技術も知識もないのに、農家をだましてアパートを建てさせることには長けてて、設計事務所や下請け工務店やいろんな人に正当に支払いをせず困った人でした。しょうもない建物ばかりで、威張り散らかす人です。子供は親がかかわる建物はセンスもなくなさけないのを知ってるからかわれわれに自宅を依頼しました。最後に出てきて金を値切り、その後いい言葉を並べていくつものデザインを依頼し一銭のデザイン料も払いません。勉強も努力も修行もせず偉そうな態度だけで年を重ね、人をだますじじいになりました。。最近ちょろちょろしているうわさを聞いて、会えばひとこといいます。『金をはらいなさい。くだらないものではなくいい建物を建ててみなさい。だますことをやめなさい。そして不義理した人たちに謝りなさい。口だけで生きていくのをやめなさい。そうしないと罰当たりな死に方するに違いありません。

 

東京、三島

東京のお客様とお会いし、打ち合わせと現場調査を行いました。60程度の家をご希望です。とてもいいご夫婦でいいご提案をしようと思います。その後静岡三島に新幹線で移動し、オーナーと打ち合わせ後、自治会にも申請書を出し、役場によりました。相変わらず低レベルの連中です。工務店とも会い、図面を渡し見積り依頼を行ないました。帰りはちょっと贅沢して5時間の道のりをグリーン車に乗りました。まったく疲れが違います。息子がいい年なんだから体のこと考えてグリーンに乗れよというので、贅沢嫌いの私が思い切りました。

問い合わせ

最近遠方からのお問い合わせで関東以西の仕事や作品が多くなりました。山口、広島、神戸,吹田、名古屋、三島、逗子、横浜、東京,茨城、旭川・・それと九州一円よく走ります。福岡の二人でやってる小さな会社にホームページや紹介で全国からお問い合わせいただいてるということはありがたいことです。われわれ独自のデザインを評価いただいてのことだと思っています。ご入居者に支えられての会社でしたがおかげでいま少し成長したのかもしれません。今からもっと多くの方に知っていただけるよう作品を作り続けます。人様は隠居の年ですが今からが勝負だと思います。ムチを入れながらがんばります。

 

病院通い

薬をもらうため4箇所の病院、クリニックに通っています。大変です。今は右ひざの痛みが一番厄介でひざの注射でもなかなか直りません。今日は4回目のワクチンを打ちました。今まで何の副作用もなく今回もそう願ってます。相変わらずどこも待ち時間が長く、診察はごくわずかです。どちらにせよこれからとしをとりお世話になる機会は増えるはずです。動いて仕事ができるために通い続けます。やせることが大事だとはわかっててもなかなかうまくいきません。

 

 

 

福祉とは不便

福岡市が医院など施設に対し福祉の街づくりと称し、1200幅の通路と手すりをつけろといいます。そのために駐車場が取れず、不便な建物になります。何よりその通路を作れといいながらそこまで歩いてくる市の道路は高低差だらけで手すりもありません。福岡タワーも、大手病院も無視して作ってます。百道浜の有名建築家ゾーンも階段だらけのアプローチです。スロープ係はそれだけしか見れませんから総合的に物事を判断できません。役所はそれぞれの係りで決まりごとを作りますから困ります。こっちの係りはこういってるというとそれはわれわれには関係ないという始末。そして得意のたらいまわしです。こんな仕組みで税金から給料を取って邪魔されることに腹が立ちます。世間と大きなギャップがあります。もっと勉強しろ。役人にかかわらせず、われわれプロに任せる仕組みを作ることが何より福祉の町になると思うのですが。

自分でも驚くスピード

姪浜サテライトクリニックと薬局のプランを2日で書きました。三島の住宅の変更案も2日で完成させ、お送りしました。このところ手が動きます。アイディアやバランスなどがひらめいてくれます。集中力を持って仕事を続けるとこういう状態になります。ただ依頼した仕事が遅いと「なぜ」と思ってしまいます。イラつきますが、作業仕事は疲れるのでしょう。自分の右手は震えたり、痛んだりしないように指の運動をやってます。