文化と経済

円安が進み、大変だと騒いでます。日本の給料が上がらず、不動産は外国に買いあさられ貧しい国になっているというコメンテーターがいます。昔親父やお袋たちがあれだけみんな働いていた時代と今を比較しても自然な現象です。働かないものは食うべからずで、適当な働きはそれなりの給料です。多くの経済人や政治家がみんなの時給を上げろ、給料上げろという風潮はそれこそこころが貧しく卑しい国です。あなたちこそ何の成果も出さず、居眠りしててべらぼうにもらいすぎです。どんな働き方でどういう成果を挙げてどの目的を達成してそれで報酬はあるのです。私はバブルのときのほうがいやな国日本でした。馬鹿もチョンも実体もなく浮かれ新卒者にも金がばら撒かれた恥ずかしい時代です。私は経済はよくわかりませんが金、金、金、・・・・文化の成熟度や国民の考え方、技術力の評価、金から外れたところの日本を見つめ将来を考えることも大事だと思うのですが。文化の基本は教育としつけです。その欠落が大問題です。男も女もできる人、働く人には見合う報酬を出すと思います。金から決めるのではなく、働く姿勢、目的、何より能力を語ることのほうが今必要な世の中のように思います。誤解を恐れず言うと、プレハブ住宅や大手住宅メーカーが建築素人である営業マンを使い商品としての家を売る行為は経済屋の考えることであり、建売、マンションは万人が住める公約数のものです。だから転売もできるのでしょうがわれわれのようにお一人お一人の敷地や望みをききながら長い時間をかけて家を作りそれがコミュニティーを創り文化となると信じてます。われわれのご入居者はほとんど家を売る人はいらっしゃいません。「経済より文化」文化にプライドがもてれば貧しさはありません。

 

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デザイン設計の意味

われわれの仕事を大事に思い、リスペクトしてくださる方がほとんどです。ご入居者は何年たってもデザインのすべてをご相談いただきます。しかし、頭が悪い偉そうな連中にかぎり、いくつもの案を要求することがあります。自分の要求を整理できないわけですからいくつ書いても迷うだけです。ましてお金は1案分を値切って払うか、キャンセルで、一円も払わない人もいます。根本的にデザイン設計が何かをわかっていないようです。ある田舎の病院などの案件の場合、先頭が多く意見がばらばらで、決定権者がいません。実施設計でやるようなことをうじうじ喧々諤々話が前に進みません。親戚の専門家という人を連れてきますがそれがまた口だけ親父で有名なだめ営業だったりします。世間知らずの困った連中です。やるべきことは場所と、用途と、法規、予算とオーナーの思いに答える美しいデザインを絵として表現、提案することです。4,5案書いて知らぬ存ぜぬの病院に、請求書でもおくろうかと思ってます。昔からその親戚の口だけ親父も金を払いません。そんな一族なのでしょう。

 

 

続、血管切れそう

今回も静岡、東京と,出張です。役所はすべてが遅遅として進まず、結論も出さず、私の悪い癖で、もう、それなら俺がやる.とか、かねはいらんとか、甘えている人や、役人面がひどい人、常識が通じない役人には真っ向向かうので練馬区役所や長泉町役場のブラックリストの一番前に記載されてるはずです。お恥ずかしいのですが誰かが言わないと役人天国になります。土地は寄付しろ、でも整備できるかどうかもわからず、できたにしてもどれだけの日にちがかかるかもわからないという理屈が『詐欺」だということがわからないようです。自分の小さな係りのことしかできない連中を養う住民は大変です。2日間いろいろほかにも切れまくり、くたくたでよろよろしながら帰ってきました。

 

 

血管切れそう

静岡、練馬の公務員とここ2,3日バトルです。自分らが特別と思ってる言葉や対応に人生の先輩としてしっかり叱り、教育してるつもりですが、昭和の時代の厚いエネルギーや馬力や反骨などなく、イライラがピークです。テレビを見てると政治家も統一教会や国葬やオリンピックや、もうめちゃくちゃです。ずっと歯がゆい思いをしています。でも口うるさい爺さんでい続けます。公務員も警察官も特に若い人に道理を教え,間違いはしかりつけます。おせっかいで結構。。甘えた礼儀知らずばかりでは困ります。

 

まだまだ前に進む

ハードな出張やデザイン提案を何とか終え、少し余裕を持って見積もり再チェックです。確実にからだの老化を感じ、くたくたながら、多くの人に声を頂、好きな仕事の量や内容は増えています。経営計画などという難しいことなど何もせず、ひたすらひとつ上の提案、美しいものの提案を続けてきました。裏切られたり、苦労し続けながらも作品を作らせて頂、その作品が今、まだ前に進む力になっています。二人の子供も、私の仕事をいつも見てくれてます。いっしょにやってきたコーディネーターもがんばりすぎるくらいがんばってくれていますが、体のケアも考えないといけません。でもなによりもこの仕事が今前にすすんでる実感が元気をくれます。

 

多くを語るな。聞こう。

最近ネット社会ということもあり、いろいろな出来事の表面だけが出回り、それについて猫も杓子も好き勝手書き込んだり、決め込んだり、何のプロにもなれなくてコメンテーターやってるやつらが好き勝手なまちがった話しをします。公務員は何の意見も持たず上や組織で物事を判断します。みんなそれぞれ何かを抱えて生きているのでしょうが、自分の仕事についてはしっかり物を言わせてもらいます。戦いもします。それ以外は多くを語らず、人の話を聞こうと思います。聞かせてくれる人がその道のプロです。それを繰り返しながら生きることで信頼しあえる人ができます。この年で抗いながらしゃにむに働いてると、やっと少し本物が見えてきます、最近頭は休みません。

 

変な見積もり理屈

最近どうも、役所のあきれたことばかり書いてますが工務店もやや傲慢な見積もりや態度が見受けられます。こんなことやってると信頼をなくし一昔前の震えるような不況で廃業していった時期に戻ります。材料や資材の高騰で、見積もりが高いといいますが、材料が1000円が1500円になっても施工費は同じはずです。便乗はよくないし、経費や利益が総額の割合でしょうが、それは値上げ後の割合ではなく標準時の割合にままのはずです。そうでないと材料の値上げが原因の見積もり高騰ではなく、便乗して儲けを増やしたから高い見積もりになるのです。こんなことやってるのは下手な工務店や、建物にプライドを持たない工務店です。われわれも同じ設計デザインをしても総額が上がったから設計料があがるわけはなく、クリエイティブな仕事の誇りとして同じ料金でいい提案を続けます。冷静に考えて、そんな4割も5割も総額があがるわけはありません。安くなったものもゼロではないし・・・・。見積もりは業者にやらせず、工務店がしっかり頭で作りながらやるものです。変な理屈は許してはいけない。

 

お盆

今年も事前審査書類などいろいろやることがあり事務所です。今も練馬区役所から電話でした。ここのところ足の痛みとだるさ、発疹に苦しんでいます。明日病院周りです。病気と付き合うにしろ、寝れないほどのときもありつらいお盆です。飾りつけた仏壇の父母や祖父母などに「なんとかなおしてほしい。」とお願いしています。お盆という行事は亡くなった家族と会話ができてる気がします。墓が遠いので仏壇と話します。昔からの行事は年をとるほどに意味がわかり、大事なことなのだと気づきます。まだまだ両親を始めみんなと生きています。

アメリカンビレッジダイナー

ラフスケッチをさせていただき、L&Sの社長が現場に付きっきりで工務店や職人さんたちとがんばって作ったレストランがプレオープンでした。すべてアメリカのインテリア、小物、音楽から家具飾り物までアイディア満載です。L&Sの皆さんやお店のスタッフのもてなしとがんばりに敬意を表します。ダイナミックでアメリカらしい料理です。おいしいものがそろっています。私のご入居者からも行きたいという声をたくさんいただいてます。私にとってもまたひとつ素敵な場所ができました。この仕事は佐々木社長のエネルギーが作った楽しい建物です。張本さん流に言うと『大アッパレ」です。成長続けるお店になるはずです。結婚式や、イベントパーティー、・・・・隣にこれから米軍住宅なるアメリカの町ができます。痛快なことを実行される社長です。

 

働くこと、、、娘

私は両親が必死で働いてるところを見て育ちましたので、働くことは苦にならず生き生きします。自分のやりたい仕事ができその上独立して家が作れます。利益はお恥ずかしいほどですが、ご入居者というとてつもない大きい財産ができました。私の子供たちも働くことに誇りを持ってます。理学療法士の娘は、高齢者のリハビリなどで、今コロナの影響ですごく忙しく、気を使いながら休日も働いてます。食事に誘うと、娘からメールが来ました。『自粛して仕事がんばる。コロナに売られたけんかはしっかり買って成敗してやる、そして利用者さんのおじいちゃんおばあちゃんを守る。」訪問もやってるようでややばててるのがわかりますが男前の娘を応援します。出張が多い私を心配してるようですが、お互い働けることに感謝です。