うれしい電話

ご入居されたばかりのオーナーからお電話をいただきました。近隣の人がいい家だということでずいぶんほめてくださるそうです。またわれわれのホームページの作品集を遠いお友達に知らせて家を見せてるそうです。うれしいお話です。こういうお付き合いが家作りを通してできることがこの仕事の一番楽しいところです。またコロナ騒動の折、多くのご入居者から大丈夫ですかというお電話をいただきます。気にかけていただけることに感謝します。明日は倉庫の打ち合わせと井戸の打ち合わせに行きます。

ものの考え方

私は今でも、図面やパースは手書きです。パソコンが苦手というより、パソコンが普及したころ、お客様との打ち合わせや、図面、現場と忙しく動き、マスターする時間もなかったように思います。いいか悪いかは別にして、忙しく仕事をすることで経験や実績でデザインを覚えました。私の業界ではすごいパソコンの使い手はそれほどいいデザインはできていないようにおもいます。パソコンをマスターすることに価値観があり、それが主役でいいデザインは脇役のようです。いいデザインができるようになるには、多くの資格を取る勉強や、パソコンを覚えたり、専門学校にかようことと思い込んでる人が多いと思います。ものの考え方が違います。それは手段であり、目標ではありません。師弟関係の中で仕事をしながら覚えていくことが職人の世界です。デザイン屋も同じです。

ボランティアとは?

ボランティアとは自発的に社会に奉仕する人、又は活動である。基本理念の一つは自発である。自発的な奉仕活動ですからボランティアを行う人が人の意見に耳を傾けなかったり、できない理由に『ボランティアだから』という、言い訳は反則です。自分たちは今どのようなことでコミュニティーの役に立ち、ただしい奉仕を行い、喜んでいただいてるのかの検証が大事です。十分な説明や話し合い、いつでも意見を聞く門戸を開き、よりよいコミュニティー活動を行う努力が必要です。トラブルや不満や疑念を持つ人が多いのであればもはやボランティアではなくなります。われわれもボランティアを行うことがありますが好きでやりたくてやります。ボランティアはぎすぎすするものでもなくいつも対象者とコミュニケーションが取れているものでなければなりません。話の途中で、忙しいからといって電話を切ったり、理解しあうことなく、書類とメールでの結果のやり取りは悲しいものがあります。もちろん、忙しく大変な中での活動でしょうが、許認可を抱えているボランティアはなおさら再考されることを望みます。えらそうな事ばかりですみません。

完成写真

宗像T邸の完成写真ができました。いろいろ理屈や言い訳や何を言ってもものづくりの仕事はできたもので評価されます。自分たちの中では検証が必要ですがすべては作品が語りかけます。オーナーの評価、世間の評価、何より自分が下す評価・・・・厳しくもあり、楽しみでもあります。家具まですべてコーディネートした、総二階、二階LDK、ビリヤード室、小屋裏収納がある約46坪の住宅です。シンプルなジョージアンスタイルは飽きることないファサードです。オーナーや、お客様だけでなく、かかわった全職人にも見てほしい気持ちでいつも写真を公表しています。

 

わたしの家作りはアナログです。

われわれの家作りのやり方はオーナーと打ち合わせ、提案は自分の手で図面を書き、パースを書き、マテルアルの選択や修まりも手で書くことで、何をしたいか、を伝えます。それがオーナーの方々に信頼いただき、ほかにない家作りとして評価いただいています。また施工中でも原案よりいいデザインになると思えばオーナーの許可のもと、すぐ変更し、よりよいものにします。その仕事のやり方にだめだしするひとがいます。何もわかってなく何の知識も実績もない人です。笑うしかありません。日本の一般的なキャドソフトに日本の材料を入れてキャドを打つと勝手に機械が自動で図面もパースも作り、機械の中の色を選択するようです。使ってもらうため材料屋が作ることも多いようです。どの方向,高さからも絵が出てきますが、べたっとした悲しいものです。どの会社も同じ使いやすい『素人でもできる』といううたい文句のキャドを使い図面やパースを作り、現に悲しい家が街中に充満しています。デザインのプロであるならこんなゲームみたいなキャドソフトは使いません。まず最低50分の1の平面図と、全面のファサードでバランスの検証か必要です。キャドだけ触る昨今建築家やコーディネーターが育ってない原因でもあります。ローコスト住宅や規格住宅、プレハブ住宅などは製品を作って売っているのですからデジタルでいいでしょう。われわれはオンリーワンのこだわり住宅であり、美しい家を作ることを信念にしています。まだまだ力不足ですが努力を続けます。特別な家やコミュニティーを検証する人たちは機械で作った絵を見て良いの悪いの言う寂しいことをせず、みんなでまず住宅を勉強をすることが大事だと思います。そうでなければ信頼置けるプロに委託されるべきだと思います。多くの人の意見を真摯に素直に聞く度量を持つべきです。

 

 

いまさら当てにしない。

コロナ騒動でこの国にはリーダーや指導者や、親分はいないことがよくわかりました。決断力もなく、時間もかかり、しっかりした演説もできない。これまで、のんびり高い金もらい議員してるのだからこういうときこそ、役にたたないと・・・・。公務員国家は誰も責任を取ろうとせず、医療関係者に丸投げです。マスク二枚配ることを1ヶ月かけて決める連中に税金を預けていいのだろうか。安倍さんや麻生さんはじめわれわれが平時に食わしてやってるのですからこういうときぐらい働けと思います。いまさら当てにしてる人はいないと思いますがせめて邪魔はするなと思います。すぐ辞任しなさい。いてもいなくても何も変わりません。いや、やめてもらえばすこしはましになるかも・・・・・。

三月も終わり

年度末ですがコロナの騒ぎで、閑散とした社会です。L&Sの米軍住宅の業者会議に出席し、そのあと、K奥様と打ち合わせです。理不尽と思われるデザイン変更を協定委員会から指示され再打ち合わせ、再発注です。『前向きに捕らえ、より素敵にしましょう。」という奥様の言葉に、人として一枚も二枚も上だと感じました。身近にとてもすばらしいオーナーやご入居者がいてくださることに感謝します。まだまだ熱くなる自分をたしなめてくれる本当の大人の人を見習います。64にもなったことですし、ズルクまとめるのではなく、冷静に真正面から意見を戦わせるよう心がけます。

コロナ

チャールズ皇太子や志村けん、藤波などが感染したというニュースが流れています。東京も騒ぎ始め、オリンピックも延期、・・・・今マスコミがやることは同じようなワイドショーではなく、家にいても楽しい番組を提供することです。子供、年配者、若者・・・ターゲットを絞り、局ごとに振り分けて、流したらいいと思うのですが。多くのドラマの名作や映画、歌番組、お笑い、スポーツ、時代劇など厳選して放映することで、自宅待機が少しでも苦にならないように。日に数度政府からのお知らせお願いをすることも大事です。いろんなことを毎日コメンテーターが話すより、あなたらも局員も自宅待機がいいと思います。私は気をつける行動をしつつ粛々と仕事をします。昨日1件契約完了しました。がんばります。

悪い評判?

われわれの会社を検索すると、悪い評判とか欠陥とか出てくるのですが、それを消しませんかという営業の電話もかかってきます。私はまったく気にしません。そんな会社も軽蔑しますし、名前を伏せ、悪口をかいた人がいるのでしょうが、それを見て何かを判断する程度の人はお付き合いしたくありません。誰がやったかはわかっていますが、相手にするほどの人間でもありません。幸い、われわれはいい作品を作ることでオーナーに喜んでいただき、いいお付き合いをさせていただいてます。私は堂々と物事を言いますので敵も少なくありません。私がうろたえるのは『負けた。』と思わされる作品を作る会社が現れたときです。そのときはやめるときだと思っています。そんなものに惑わされず、われわれに声をおかけいただく人がわれわれがお付き合いしたいオーナーです。恥ずかしい行為をして喜んでる人たちは実は軽蔑されてることに気がつきません。かわいそうな人たちです。今私は尊敬できるオーナーのかたがたからいい評価を頂いてると思っています。

もっと怒るべきでは?

森友問題で、自殺者の遺書が出て真実が表に出るかと思ってましたが、それすらどこ吹く風で、佐川さんも麻生さんも、総理夫妻もみんな平然と生きてます。何より怖いのはこの国の国民がひとごととして何も怒りの行動を起こさないどころか、マスコミも含め自分に火のこのかからない程度のニュースです。それが成熟した先進国と思ってるとしたら悲しいことです。こんなことは絶対許さないという気持ちが湧き上がらないとすればこの国に未来はありません。デモが起こるくらいのことのはずです。タレントの不倫会見のほうに目が向いてる馬鹿な連中の多いこと。桜を見る会問題なども含め国民の怒りで、とっくにこの内閣は失脚しとかないといけません。政治家にブーイングが必要です。権力者にはいつも厳しい国民の目と言葉が必要です。