ワッセナーO邸、宗像T邸現場も正月仕舞いです。お疲れ様でした。今年もぎりぎりまでご入居者や、オーナーから電話をいただき、力不足ながら対処させていただきました。大好きな仕事ができることは幸せです。皆さんに改めて感謝します。来年も今まで通りぶれずにがんばります。年を重ねるほどに頑固に家作りをやりたいと思います。改めるべきこと、特にメールという通信手段は連絡にはいいのですが大事なやり取りに使うことはやめてほしいと思います。意が伝わらず、理解もしづらい。家の肝心な打ち合わせは顔をつき合わせてやるようにします。メールや提出書類や図面で一方的に解釈されることがないように心がけます。机周りを片付け、車も掃除しこれから数日休みます。一年間ありがとうございました。皆さん風邪などひかぬようにいいお年をお迎えください。
ものづくり
われわれのようなものづくりの仕事は、創造性、経験、勉強を続け、そしていい仲間が不可欠です。料理の世界もこだわればこだわるほど奥深いようです。個人レストランは一人のお客様に対してベストを尽くす仕事です。パック詰めや冷凍食品を出すファミリーレストランと大手プレハブメーカーはよく似てます。これはものづくりではなく、商品開発です、万人に向けて、おいしく、簡単にというコンセプトです。洋服の世界もテーラーと商品開発した既製品売りとに分かれ、どの分野も物つくりは衰退しているようです。裏を返せば今物つくりで認められてる人たちは本物だともいえます。ご入居者のところを訪問させていただく機会が多いのですが10年以上経過した家もいまだに住み心地や、外観のデザインに感謝の言葉をくださいます。恐縮しますがものづくりに与えられた喜びです。ものづくりに営業マンはいりません。ご入居者も含めものづくりが好きであるいろんなひとと仕事ができれば最高です。
悪い癖
前向きに。
ここのところたいへんうれしい出会いから打ち合わせができてます。多くのご入居者からのうれしいお声をいただくことも多く、家作りを超えたお付き合いもさせていただいてます。ご紹介も頂き、うれしい限りです。もちろん戦うべき敵もいます。戦えるだけの元気と、自信があるのですからあくまでまえむきに、邁進します。変に妥協したり、丸いものにまかれたりしてると、本当の仲間はできず、自分も気持ち悪くなるので、正しいことは勝ち、本物は勝ち。人のために動くことが仕事です。小手先の決め事や、寄らば大樹の陰、わがままな言い分、お金第一主義、ちんけな権力・・・・・。こんなやつらに負けるわけがない。やるべきは負けない家作りのための勉強です。
困った風潮
住宅会社や工務店にいい年をした設計屋、工事屋がいます。彼らは輸入住宅も含め、なりっぱなしで勉強をし続けてないからか、頓珍漢な収め方や間違ったデザインを平気で行います。できばえが悪いと材料のせいにしたり、人のせいにします。残念な人たちです。クリエイティブな仕事の先頭に立つのは給料取りは向かないようです。家を作るに当たり、勉強を続けない玄人と、変にかじったつもりの素人は困った存在です。会社の大きさ、依頼者や請け者などの立場で上下関係が決まることが多くあります。純粋な力のあるなしでリーダーはきまりません。子供の運動会も順位をつけなかったりする世の中ですから、困った風潮です。クリエイティブな仕事に忖度とか、ひいきとか、融通とかが入り込むことは絶対あってはなりません。それは政治や組織の汚い世界の話です。もしわたしがそうされてたとすればいい迷惑です。でも尊敬できる人からされる分はうれしいかもしれませんが、・・・・・。利用したいためだけでへたな連中にされてもねーー。
こと細かく物事を決めると素敵な家はできない。
自分で自分の首を絞めるルールや取り決めをする組織がいます。大手住宅メーカーや審査機関などはいい家を作ることやオーナーが楽しく暮らすことが目的ではなく、クレームがないこと責任を取らなくていいことのため決まりで雁字搦めにします。社員や携わる人を信じてない証拠でもあります。多くはそれを決めた人たちは家作りが好きではなく、チェックすることがすきなんだと思います。有名な「事件は会議室で起こっているんじゃない。現場で起きてるんだ。」と青島刑事がいってました。「木をみて森をみず。」・・・・取り決めや、ルールはいい家を作る資料のひとつに過ぎず、たいしたものではありません。われわれは理屈ではなく、出来上がったもので評価されるべきです。規則を守ったかどうかではありません。下手なやつらが何でこんな家作ったのかと問われると、予算がなかったからとか、お客さんがいうこと聞いてくれなかったからとか、会社の決まりがあるからとか・・・できない理由を語ってました。そんな会社がいやで、オーナーに喜んでいただき、美しい家を作りたくて独立したんです。まだまだ力不足ですが、勉強しながら、美しい家を目指します。
恥ずかしい取り決め。
桜を見る会、ボクシング協会、テコンドウ協会、体操協会、レスリング協会・・・・みんな権力を持ったと勘違いし、知識も経験もないのに、間違った認識や、規則、決まりを都合よく作りそれに従わないと承知しないぞという姿勢は哀れです。自分たちのまずいことは資料が残ってなく、仲間同士傷をなめあい、忖度しあうとはあきれるばかりです。組織に属してる多くが不満や怒りをもってることすら気づかず、決めた規則は恥ずかしいものだ、。間違ったものだということに気づかない組織は、人の意見を利きみんなが喜ぶ決まりに作ろうとするのではなく、権力を守るため、開かれた上層部ではないのでしょう。個人としては山根会長は好きです。「アーあ」どうしようもない親父だなー。と思うだけです。安倍組はかわいらしさのかけらもありません。
本音を隠す世の中
最近本音を隠す世の中です。いろいろ前向きなことを発信するより、仕事のため、嫌われないため、うるさいことに巻き込まれないため上手に立ち振る舞いなさいという親すらいるようです。情けない世の中です。家作りを通してオーナーと本音で提案し、本音でだめだしもします。「私たちが変なこといったら遠慮なくいってください。」「打ち合わせをしたり、提案を聞いたり、いろいろなお話しする上で、すごく楽しく,おまかせしたほうがいいと思ってます。」・・・・多くのご入居者もご案内の際「もう小澤さんたちおまかせしたほうがいいですよ。」とアドバイスしてくださいます。すべてはいい家をつくろう、よろこんでいただこうとする故の本音です。なぜこうするかなぜこれを選んだかをオーナーに説明します。デザイン、近隣との調和、メンテナンス、法規、耐久性、防火、ディテール・・・・いろいろ考慮して、マテリアルや、施工方法が決まります。「玄人」もけっこういろいろ考えてますよ。われわれの力不足も承知したうえで、本音でよりよいものを提案し続けます。