私は商売屋に生まれたので、両親や、おじおばに商売の考え方を叩き込まれました。媚を売ったり、買うことを押し付けたり、自分の損得だけ考えたりするようなことだけはやるな。ときつくいわれました。つきあいに商売を絡めるのもよくない。親戚だからとか知り合いだからで物事を推し量らず、きちんとしたところでビジネスは行うものです。一番大事なのは、お客様ではなく、仲間だとも教わりました。お客様とは対等な関係であるという意識がいい商売につながるといわれました。今頃その意味がよくわかります。リスペクトしあえる関係が理想です。ただ物売りと、物づくりでは意識のずれは大きいようです。同じ会社でも、営業と、技術は分かり合えないことが多いのもそのせいです。世間をにぎわしてる「お客様は神様です。」という風潮は文化レベルが低い感覚です。正々堂々とした商売こそ、長くいいお付き合いと、信頼関係が気づけます。そのためには腕を磨き続けなければいけません。
対馬
ノーベル賞本庶先生
本庶先生がノーベル賞を受賞され、セレモニーがテレビから流れてきます。羽織袴で、しぐさや所作、ユーモアある言葉すべてがすばらしく、研究に没頭され人として損得抜きで人の役に立つための仕事に人生をかけてこられたのがよくわかります。こんな人がいてくださることで勇気や希望や目標やエネルギーをもらえます。金でみっともない姿のゴーンや、株主や会社のために金を集める仕事に一生懸命の経済界の連中は貧祖でみっともない哀れな金持ちにしか見えません。おかしな洋服屋のちっさいお金持ちのおじさんも月にいくしか能がないようです。柳井さんや孫さんも金のにおいしかしません。政治家も同じような哀れな連中です。小さいことでも人のためになる仕事をしないと魅力的な人生は遅れません。生き様は顔に出ます。
人として程よい世の中
ゴーンが50億だ、100億だの報酬、洋服やのちっさいおじさんが月にいく、武田薬品が何兆もの金で買収、柳井さんや孫さんの所得・・・・もう人間を逸脱した金でしょうし、それが何になるのかさえわかりません。世界の経営者としてはおかしくないといってるやつらがおかしいとしか思いません。人の力なんぞそんなにかわらない。まして所詮金ですよ。程よい金があればそれでいいのに。みな程よい金を汗水流し得ているのです。ソフトバンクがシステムダウンで大騒ぎです。電話、パソコン、メール、チケット、お財布携帯、ネット販売、・・・・すべての機能をひとつの機械に詰め込んでると、こんなことも起こります。公衆電話や、切符売り場や、現金決済は必要です。若者は地図も見ることができず、金の計算もできず、英語も話せず、馬鹿製造機械にすべて頼って生きてます。人と人が程よい便利さで生きていく世の中を作れないのであれば、人の世も長く続かないでしょう。
30年前の作品
11月も終わり
今日で今年も後ひと月となりました。残工事を残しながらも引渡しを2件行います。それにしても仕事への意識の差がありすぎて怒りを抑えることのほうでエネルギーを使います。電気、給排水の業者はのんべんだらりとして、急ぎもせず、挙句、3日ほど休むとは何事とぞ。照明取り付けもマイペースです。棟梁がすべての工事をフォローして少しでも生活に支障ないように、カウンター設置穴あけ、フード取り付け、絵画取り付け、・・・・自分の仕事は残業してでも動いてくれます。自分の作品として引き締まって仕事をしてくれるのはいつもの大工であり、塗装屋であり、左官です。・・・・。いつもの電気屋と設備屋であれば1ヶ月は早く工事を終わらせ、検査の後。通電、通水で完全でした。物売ればいい連中は最後までセットせず、責任回避して人に任せます。売り手がセット設営できなくて恥ずかしくないのかと思います。腹立つ連中ばかりです。できる人がバカ見て損してばかりですが、プライドがあります。すべてできることはやろうと話してます。オーナーが真実が見えればまだ救われますが・・・・。いつもの仲間とひと段落したら焼き肉でもと思います。大人がいない手のかかるいうことを聞かない子供がたくさんいる現場でした。向上心、責任感、プライドがみあたらない業者と仕事をすることはつらいものです。
大阪
ゴーン逮捕
ゴーン逮捕でマスコミがさわがしくなってます。多くの評論家は一時期日産立て直しで経営の神様のように崇め奉ってましたがその当時から「あの犠牲の元で立て直すくらいなら、みんなでがんばってそれでもつぶれたのならむしろそれが気持ちいい。」というのが私の意見でした。あのやり方はただ法で裁かれないだけで、人としては大罪人です。あのコストカットは人を切りつけたことと同じことだと思います。今回のことも、そんなに金が要りますか?と問いたくなります。金だけの人生しか送れない不幸な人です。人としてのレベルを超える金に目がくらむとろくなことはありません。何十億だ、プライベートジェットだ、何件もの豪華住まい、ベルサイユ宮殿など、何一つうらやましくはなく、頭おかしい病人という感想です。魅力ある偉人とは生きがい、やりがいに汗水流し、喜怒哀楽の表情で日々努力してる人です。顔の表情がひとつしかない人は要注意です。
テレビがひどくなる。
民放が限界に来ているように思います。くだらないことだらけで、馬鹿のやれ流しです。特に嫌悪感を持つのは、大食いとやらで、大量の食い物を、無理やり食わしたり、大食いの女がペロッと食ってドヤ顔してる映像は絶えられません。激辛も同じです。食い物をお遊びで使うということはやらせ以上に罪なことです。どの局も毎朝の井戸端会議を長々と流し、本業がまともにできないコメンテーターが肩書きだけで面白くも役にも立たないしゃべりを続けます。最近はテレビを見て楽しめず、腹立たしさと、ストレスです。福岡だけでしょうが、質屋のコマーシャルが多すぎます。儲けすぎてるのでしょうが、質屋なんぞ、そっと行くものです。利益を上げすぎてる質屋ってどうなんでしょう。
労働力
外国人受け入れ問題や、労働力確保、・・・しいては年金などの社会保障問題にかかわると大騒ぎです。その反面、週休二日だ、何とかフライデー、残業をしない、長期休暇・・・・わけわかりません。人は働ける限り、世のため人のためにがんばり、それを喜びとする人生を送るべきです。60ぐらいの元気なおっちゃんが、リタイヤしてカメラ片手に旅行三昧で遊んでいる姿は恥ずかしいものです。子供を生んで、保育園に預け、ママ友やらとランチにいったりしてる専業主婦は、金で人に育児を頼んでいる育児放棄母です。働くべき人が働かず、何が労働力不足だと思います。。いまだにすべてが金第一の世の中です。国をつかさどる政治家が、どういう国であるべきかを語ることなくすごしたツケが情けない国にしてしまいました。世のため人のために汗水流す人を大事にするなら外国人も日本人もありません。「国益」を語るうちは戦争はなくならず、本物の文化も生まれません。