素敵な食堂

ご入居者から「小澤さんが好きそうな食堂がありますよ。」と聞き、午前中の鳥栖からの帰り、久留米に行き、松尾食堂を見つけました。感動ものです。映画のセットのようです。昭和の映画で、ムショから出てすぐ健さんが入る食堂そのものです。土間の床に、テーブルと、畳席で、墨で手書きの献立表はかつ丼、肉丼、親子丼、玉子丼のみです。牛丼じゃなく、肉丼というのも気に入りました。その肉丼を頼むと、真っ黒に煮詰めた肉が甘辛くたかれ、大きなたくあん二切れ、ブリキの急須に入ったお茶とともにお盆に乗せて出されました。うまい、うまい。この食堂はいつまでも何とか残すべきです。・・・・・・いつの間にか私も昔を懐かしんで喜ぶ歳です。それにしても、ここにご入居者のドクターご夫妻が食べに来ることが,なんかうれしくなります。いい昼を満喫しました。

最高のご入居者案内

打ち合わせ中のYご夫妻を、三軒のご入居者宅をご案内いたしました。我々はレベルの高い素敵なお客様と家づくりをさせていただいていると再認識しました。ご案内したYご夫妻からオーダーメイドのこだわりの家とともに、お住まいのご入居者が笑顔で、魅力的だという感想をいただきました。「メーカーはじめ、こんな家づくりはだれもできないですよ。何より信頼関係がすごい。小澤さんは後継者を育てるべきよ。あなたで終わったらいかん。」ありがたい言葉をいただきました。私はこんないいお客さんに恵まれ、わがままを聞いてもらいながら好きな家づくりができることに感謝します。お客様が大好きであること、お客様から信頼いただいてること、自分のこだわりの作品であること、これが基本です。家はずっと守られます。

M邸撮影

外構が終わり、撮影を行いました。残念ながら小雨で、外は後日ということで、室内です。きれいに住んでいただいてるので、どの空間も絵になり、アングルを迷います。午後先生が帰宅されて、家族写真も撮らせていただきました。素敵なご家族で、ずっとお付き合いさせていただきたいと思います。トラッドなLDKは久しぶりです。、できるだけ、こだわりながら作品を作り、そこでオーナーの暮らしが始まり、それを写真に収めることはとても幸せです。工務店、職人、外構、我々、・・・・一人でも気持ちがないといい作品も生まれず、いい関係も築けず、仕事が評価されません。無から有を生み出す仕事です。そしてそこに生活があります。誇りある仕事に携わるのですから尊敬しあえる仲間と、尊敬できるオーナーの家を作り続けたいものです。

うれしいランチ

佐世保で、業者打ち合わせでした。オーナーと電気工事会社の社長、工務店社長と4人で、米軍基地のレストランでランチをすることになりました。電気会社のO社長が基地内フリーのようで、初めて、中に入れてもらいました。ゲートでチェックを受けレストランに。まさにアメリカです。建物のカラーコーディネート、働いてるスタッフ、料理、すべてそこはアメリカです。レストランの奥にはバーもあり、わくわくします。こんなことができるのも、佐世保での仕事をいただいてるS社長のおかげです。とてもうれしいおひるでした。

その後ワッセナーのU邸を見て、S邸現場を見て帰りました。明日土地売買の決済がある筑紫野のT先生のところにより書類をいただきました。とにかく動き回ってます。

いろんな話

佐世保に行きました。L&Sの社長の計らいで、佐世保の工務店の社長がお持ちのももち浜のマンション店舗部分の売却のお話をいただき、付き合いのある不動産のO氏と伺いました。スムーズにお話も進み、お昼までごちそうになりました。

筑紫野のご入居者がお持ちの長住土地の決済が12日です。我々のデザイン条件付き、K建設の建築条件で付きでの販売です。とてもいい場所です。いいものが建ってほしいからとご指名いただいたT先生ご夫妻に感謝です。

このところ、ご入居者から、家具購入のご相談や、手すり設置、フラワーアレンジメントなど、平田へのご相談も多くいただき、ありがたいことです。年を重ねると、いろんな経験を積み、ご相談の範囲も広がります。

多くの知識や技術、センスをお持ちの方たちをご紹介できることがいい年の取り方です。住宅というジャンルは、幅広い専門職に支えられて成り立ちます。そのネットワークの中心に、平田がいます。

 

コマーシャル

当然のことながら民放はコマーシャルを流すための会社ですから仕方はないとはいえ、まあ、こうも同じ映像を何度も流し一時間番組の半分がコマーシャルです。ストレスです。民放は次第にくだらなくなり、そう長くなく、その役目は終わるはずです。企業のコマーシャルもテレビに頼る時代は終わり、いろいろな媒体に多様化するはずです。日本の企業のほんの数パーセントの大企業のテレビコマーシャルで民放は成り立っていましたが、多くの企業や個人が安価で情報を提供する時代にはテレビはそぐわないと思います。我々のような極小会社は作品、ご入居者からの発信がコマーシャルです。物を売る会社と、我々のように、オーナーと一緒に物を作る会社は全く、コマーシャルに対する意識が違います。物にはお金は出すが、作る過程のデザインや知恵や、熟練の技にはお金を出そうとしません。物をコマーシャルしても人をコマーシャルするという概念も日本では薄いようです。いまだ、欧米に比べ文化が低いのでしょう。

存在感

人の器を見る上で、理屈ではなく、「存在感」が私の指標です。我々のお客様も、会社経営者、ドクター、など、いわゆる成功者の方は圧倒的な存在感があります。そしてほとんどの方がやさしく「プロ」として任せていただきますが、せっかちで、心配性で、背負ってる者の大きさが垣間見えます。小池さんの存在感や、行動力、発信力はすごいものがあり、あの人ひとりでこれほど日本中の空気を換えるのですからとんでもない人物です。こんな力を持ってる人は今見当たりません。[大したもんだ.]といういまだ存在感がある小泉さんの一言がすべてです。力あるものは力あるものを評価します。それに比べ、チンコロコマイ自民党に飼われてる老いぼれ政治評論家が多くを語るな。みすぼらしく、みっともない。

私の大好きな長嶋も、あれだけの病気と年齢ですが、存在感たるやすごいものがあります。

東大生など頭がよく、知識も持っていますが彼らが評価するプロ野球人は圧倒的にイチローです。わかります。すごいひとです。自分一人でストイックに結果を出すところが共感できるのでしょうが、松井や、黒田のように周りを見ながら自分の立ち位置を見極める行動が好きで、そんな存在感を支持します。

秋のいい季節

天高く・・・・・秋です。空気は澄んで心地いい季節です。この時期になると、渋めの旅行がしたくなります。紅葉、温泉、・・・・・・・。息子家族が孫の七五三を11月にするという連絡が来ました。久しぶりに、アルバムを広げ、息子、娘の三歳前後の写真をみました。こんな不細工だったのがまあ、人並みになったなーと思います。30年も前なのに、いろんなことが思い出されます。ついつい数冊のアルバムを遅くまで見ました。今は携帯で皆すごい量の写真を撮ってるのでしょうが、それが思い出になるのでしょうか。アルバムには一枚たりともいらない写真はありません。いつも親父やおふくろとアルバムを開いていたことを思い出し、時の流れを感じています。この季節もう一度昔みたいにカメラを抱えてシャッターを切り、アルバムを作ろうかと思いました。

時代の流れ

とにかく時代の流れが速く感じます。子供のころの倍以上の速さのように感じます。安室さんが一年後引退するそうで、彼女なんて、ついこの間かわいくデビューした感じです。阪神淡路の震災から22年、9,11から16年・・・・・・テレビにかじりついた時のことを鮮烈に覚えています。どんなことが起ころうと、どう感じようと、時は淡々と流れ続けます。わたしも61年の人生が経過しました。家を作り始めて38年です。その頃の家のリニューアルの仕事をしてると、作った後の、オーナーや、作り手の思いで、ぼろで悲惨になるか、味がある重みが加わるか大きく違いことを目の当たりにします。建てる時ではなく「長い年月どんなくらしをするか、」という長期の思考はとても大事です。ライフスタイルの変化の予測は今の時代正確に見えるはずです。

人生において、ゆっくり、おおらかに時を流すことができず、せかせか、そわそわあっち行ったりこっち来たり・・・・・・・・ばたばた人生も自分らしくていいかと思うしかありません。ただ長く形が残る仕事です。時の流れにも色褪せないものを残したいと思います。

リーダーが見えない

トランプが大統領になって、世界のリーダーがいなくなり、世の中が混濁しています。国政でも、ここにきてご都合解散で、来月総選挙の様子です。北朝鮮なんてタイマン張る力もなく、命をかける主義主張もないのですから恐れることもないと思います。すべて劇団北朝鮮で、シナリオさえも、電話機頭のデブ兄ちゃんが書いてるとも思えず、学芸会に付き合う必要もないと思います。それに比べ宗教や、自分の主張を自分の命と引き換えられる中東の戦闘員の本気の覚悟は恐怖です。人が集まると必ずそこにいさかいが起こります。そこで、集まった意味、最終形を示し、そこに行くまでの手段を語り、間違えばすぐに詫び、次の手を打つ、人の能力、気持、を理解し、躾を施す。リーダーはみんなから見える、安心の旗であるべきです。そして期日までに、結果を出すことがより強固な集団を作ります。「金」が介在する行動やリーダーは破たんします。人間は歴史に学ばず、同じ間違いばかり繰り返します。