働くということはとても大事なことで、人の役に立ち、それで得た報酬から税金を納付し、社会が作れるわけです。お金をいただくことは「プロ」です。責任はあるわけです。それを最近の政治は、時給いくらだとか、残業何時間までとか、正社員と契約社員の条件格差をなくせとか・・・・・媚びることで票が欲しいとしか思えず、働くという行為が軽く見られてます。議員自体が働くことから一番遠いところにいる職業だからでしょう。世襲か、票さえ取れば、修行などなくて、馬鹿でもすぐ先生ですから。働くとはとても素晴らしいことで、人に喜んでもらい、それが自分の喜びになり社会の役に立つことで世の中が潤いあるものになるということを、きちんと話せる政治家が全くいません。修行して一人前になり、体の許す限り働き、今度は若い人を教える立場になる・・・・・今の世の中、適当に短時間働き、多くの休み、有給を要求し、プライベートとやらを大事にするようです。一人前でもないやつが言うプライベートとはなんだと聞くと、「自分ひとりの時間です。」とほざく。ゲームでもやるんでしょう。政治が作る労働の決まりが働かない勘違いバカを作ってます。働いてない大馬鹿もたくさんいます。昔は過疎の小さなコミュニティーでも、このおばちゃんの野菜作りはすごいとか、このおじちゃんはイカ釣りの名人とか、この人の料理はさすがだとか、和裁、洋裁のプロとか、役場のさばけた窓口のおばちゃんとか、たい焼きがうまい店とか、大工、左官、船乗り、豆腐や、建材や、鉄工所、美容室や床屋、弁当や・・・・・・みんな自分の好きなところで働かせてもらい、教えてもらい、村の役に立つようになり、たすけあいながら生活してました。今こそ働くことの素晴らしさを説いてほしいものです。現に、今、お金や、時間をあたまから捨てて、WBCの選手たちはプレッシャーや、不安と闘い、がんばってます。仲間と助け合い、日本国民のためです。プロの野球選手としていい顔で頑張ってます。
へんてこりんな決まり
森友学園騒動は、ひどい話ですが我々にとって日常です。銀行の言い分、確認申請の役所の言い分、不動産屋の言い分、材料屋の決まり、みんなバラバラ好きな決まりを作り、自分の領分の知識しかないのが当たり前で、横のつながりや全体像を知ろうとしません。わかる我々はお客様のために、それぞれにいいように走り回ります。例を挙げると、銀行はすべての見積もりを出さないと融資できない、確認申請が下りないと融資できないと言いますが、銀行がお金を出してまず土地を取得しないと、地耐力の調査も、地質の調査もできず、基礎すら決められず見積もりができません。お金が下りるかどうかわからないのに、我々はリスクを負って申請用の図面を書き書類を作ります。材料屋には融資のすべてが終わって発注すると、工期は伸び、金利もかさみます。リスクを負い我々は先発注です。とにかく理屈に合わないことを銀行や役所のお偉いさんに訴えても、「そうなんですか。知りませんでした。確かにおかしいとは思いますが、われわれはきめられたり上から指示されたことしかできませんし、言えません。」情けない奴らです。組織で話し合って改善しないんかい。勉強して、役所や銀行に入り、ある程度出世してのなれのはてがこれかいと思います。子供に恥ずかしくないのか、自分に恥ずかしくないのだろうかと思いますが、・・・・・。平田に言わせると「保身だけのちっちぇー男」です。
老い方
最近、みな初老から同じ道を歩いているようです。若さ、元気さのために生きているようです。ジムで運動して、おしゃれなスポーツウエアーで散歩して、健康食品やサプリを飲んで、バス旅行や、時に海外旅行に行って、病気に気を使い健康診断やドックで検査、食い物に気を付け、おしゃれに気を使い、帽子や、派手な色の洋服を身に着け、若作り、エステや化粧品、プラセンタ・・・・・・とにかく、異常に若く見られることを望んでるようです。「65です。」といった時、「えーーー40歳ぐらいと思った。」と言われるのが好きみたいです。それは褒められてるのではなく、異常通告です。今の年寄りのファッションは男性も女性も若作りにしか見えません。似合っていません。ネオンみたいなもので、中身はぼろ家じゃしようがありません。さりげなくじぶんの主義主張を内面から醸し出し、、結果を残し続ける人はかっこいいです。敵を持てる老人も素敵です。最近の若い人はと言える人も好きです。日本のしきたりや行事や、義理人情を大切にする老人は自分の生きざまに責任が持てる人です。
年相応の品のいいじいちゃんやばあちゃんが好きです。生きてきたしわのある表情や貫禄がある人になりたいものです。
黒田と松坂、イチローと川崎
野球のシーズンです。昨年はセリーグ黒田、パリーグ大谷が日本プロ野球の主役でした。特に、黒田の立ち振る舞いは日本人として久しぶりに、胸を熱くさせてくれました。この年になると、プレーや数字以上に、生き様や言葉や考え方に興味をそそられます。二十数億の大リーグ契約を断り、恩義ある広島で最後の野球人生を勝って終わるなんて・・・・・・・。お金以上に大事な男の生きざまを見せてもらいました。松坂はもう働けないのをわかってながら、ソフトバンクが人気商品として高額で契約です。実力に不釣り合いな金をもらってるだけに哀れです。今も続いていることが孫さんを好きになれない理由です。金銭感覚がマヒし、病気です。いい年して金より大事なものを見つけられずにいるのでしょう。
イチローの言葉や立ち振る舞いについてはむかしから「変人」と思ってました。少なくとも実力は申し分がないのですが私には言葉は何も響きません。「かっこいい。」という印象です。マリナーズを出てからのイチローの方が魅力を感じます。松井はイチロー程の成績ではありませんが見習うべきは人と向き合う姿勢です。野球に向き合う謙虚な真面目さです。やり方は違えど、働き場所を間違えた川崎の大リーグへのしがみつき方には「すごさ」さえ感じます。また楽しみなシーズンが始まります。
私は今も、長嶋を上回るプロ野球人はいないと思っています。現在もスーパースターです。
3月、春
三月は春です。春という言葉を聞くだけでも気分も晴れやかに仕事ができそうです。私の誕生月でもあります。今月はとにかく着工や、その準備に動く月です。楽しく、生き生きと動けそうです。WBCも始まりますし、選抜も行われます。この年になると、毎日いろんなことがあり、いろんな喜びや、悲しみや心配や怒りがあります。時間が足りないほどやりたいことがあります。やり残したくないと毎日焦ります。せっかちになります。その中で、自分がどうしようのないことに出合うと、悔しくなります。それは病気です。親族や仲間が病気で苦しんでるその時は祈りしかありません。私は人に喜んでもらいたいという気持ちからすべての動きは始まります。仲間、子供、友人、ご入居者、親族・・・・もっともっと深い時間が欲しいと思う春です。手紙や電話やわずかな会えて話せる時間や、メール、・・・・・・・できる限りのコンタクトで頑張ります。
大きなお世話
世間では何とかフライデーとかで、月末の金曜日、三時に帰れということらしいのですが「大きなお世話」です。未熟な人も、修行中の人も、転職で未経験な人も、机にじっとしてるだけの管理職も、パソコンで遊んでる人も、いろいろ抱え、いろいろな働き方で成り立ってる世の中に、大人に向かって一様に指図するなと思うのですが。一人前になるには経験と時間が必要です。できない人にお金を払うということは先行投資です。早く一人前になるように修行を積み頑張るのが大人として社会人として真の姿です。頑張って一人前に仕事ができるようになって、いい報酬をいただき経済は強くなります。仕事を覚え経験を積むことが、「修行」です。修行中は休むべからず。それが常識です。
政府や行政がこんなくだらないことを考えることが何より問題です。もっとやるべきことがあるでしょう。
報道の自由、表現の自由
最近のテレビについて言うと、ほとんど魅力が感じられず、民放はコマーシャルが番組時間の半分。同じことを何度もフィルムを回し、自分たちが楽しいバカ騒ぎ。何のメッセージ性もなく、ただ下品で、汚くて、馬鹿の真似。痛い、寒い、冷たい、熱い、怖い、びっくり、泣く笑うの安売り、・・・・・・こんなことをみせつづけてはずかしくないのか?表現の自由などという言葉を吐いてほしくありません。バカ丸出し。
報道もひどいものです。正式な発表を伝えることが重要で、評論家や、コメンテーターと、事実の予想屋をしてるワイドショー。報道とは、予想や、人を暴くことや、正義を振りかざして追っかけまわすことではないはずです。報道の自由が与えられる国だからこそ、マスコミはプライドを持って、どういう行動をして、どう伝えるべきかを考えてほしいものです。自由の中には伝えない自由もあるし、伝える時期を考えることも含まれてるはずです。法には触れずとも、マスコミに苦しめられてる多くの人がいるのです。お笑い芸人や役者崩れのくだらない番組作りは飽き飽きです。。伊集院静の大人の流儀でも読んで勉強しなさい。
いい時代
人の人生なんてあっという間ですが、それでもあーでもないこーでもない、どうしたらいいんだろう、・・・・・・なんだかの悩み、苦しみ、常に持って生きながら、時々、笑い、楽しみ幕を閉じるものです。大きな時の流れで言うと瞬間を生きてるのですが我々の時間軸では日本のいい時代に生を受けました。戦争が終わり落ち着いた頃に生まれ、国が発展し、豊かになり、食うものや住むところにもこまらず、文化的で平和な時代を生かしてもらってます。異論もあるでしょうが、わたしにしてみればこの時代だからこそ、日本だからこそできた仕事です。何より多くのお客様とお付き合いができました。家族も含めた仲間との時間もとれます。日本中、ましてや海外にも行けて、情報もあふれ、長嶋や、イチロー、大谷、を見て血が騒ぎ、今や考えもおよばないほどの科学の進歩を目の当たりにして、我々が感じる人の領域を超え、ついていけず、そろそろ終焉に向かっていることを意識します。もうある年齢からは悩んだり、道に迷ったりすることは必要ないと思います。修行も経験も積み、自分の思うが儘に生きていっていい年になったと思います。私はあと5年修行して、その境地に入らしてもらおうと思っています。それからつくる作品は自分でも楽しみです。今までは戦争を経験せず生きてこられたことは何より感謝します。
模型での検証
今日は朝から大宰府のM邸現場に寄って、佐世保に走りました。25日,26日完成見学会です。家具も搬入され、23日カーテン取り付けです。設営をしっかりしてお客様を迎えれるようにしなければと思います。外構工事が間に合わず、シンボルツリーや門柱が間に合わないのは残念ですが、2号地3号地完成時には全体でいい雰囲気になるでしょう。
昨日大阪K邸の模型ができました。バランスの悪いところ、仕上げの色、テクスチャー、庭の作りこみなど、これを使って検証していきます。少なくとも、いつも言ってることですが模型は記念品ではなく、いい物を作るための工程です。作った方がいい家になるのは間違いありません。今はパソコンで、外観パースや、室内パースはできますがこれはへんてこりんな家をよく見せて、契約するために作られてるものが多く、デザイン屋が使うものではありません。図面も、パースも、模型も、人の手で作ることで、コミュニケーションが生まれ、アイデアが生まれ、いい作品が生まれるのです。どこにどんな樹が欲しいか、外の照明計画はどうすべきか、周りとの色バランスは・・・・・。土曜日大阪に持っていきます。
不思議な思考、嗜好
田舎で生まれ育ち、若いころは都会に憧れました。食い物、着るもの、ネオン、車、・・・・今以上に都会と田舎の差は大きかったと思います。ブランド品にはさほど興味がなかったのですが、この年までに一通りいろいろ経験すると、上品なうまいものより、昔よく食った下品なものが恋しくなります。ハーゲンダッツより、アイスキャンデー、サザエのおはぎもうまいが、じいちゃんとばあちゃんがやってる昔ながらの下品な甘さのボタ餅、パスタより、粉を振ってつくった、即席のスパゲッティーをごはんがあかくなるように食いたくなったり、うまいパン屋のパンもいいが、無性にマンハッタンを牛乳お供で食いたくなります。ケーキも不二家のいちごショートケーキが好きです。酸っぱいくらいの白菜漬けで熱いご飯をまいて食べたり、のり玉をかけたくなったり、・・・・・・・・今も定食屋に行くと必ず、単体で卵焼きを頼みます。ラーメンが高級になり、高くなりました。マルタイ棒ラーメンが好きです。
ある作家がアポロが月に行った時、何か書いてくださいというリクエストに、「何用があって月へ?」と書いたそうです。抜群の感性です。私のおやじの船に乗ってたやや頭が弱い若者やっさんが博多の公園で職務質問を受け、「住所は?」と聞かれ、「跡上んちの隣。」とか答えたそうで、警察が「じゃあ跡上んちは?」と問うと「俺んちの隣」と答えたそうで、笑い話ではなく、親父が引取に行き、頭を抱えたそうです。
最近平田が私の横暴に、小声で「いつかボテクリ回してやる。」と小声で言ってるのが聞こえます。怒ることなく、「聞こえたぞ。」と笑顔で言える年です。「え、え。なんのことですか?」笑顔でごまかします。・・・・・あと10年もすると、弱った私を、笑顔で、ボテクリ回すかもしれません。