西区D邸電気打ち合わせでした。スムーズに短時間でほぼ確定しました。
ご入居者訪問
読書
本は好きです。小説にしろ、ノウハウ本にしろ、エッセイ、週刊誌にしろ何でも読みます。わたしは一冊の本を終わるまで読むのではなく、風呂、車、ベット、トイレ、ソファー、ポケットと、5,6冊が同時に読みかけで、そこに置きっぱなしです。風呂の本は読み終えるときは、でろでろ、しわしわです。老眼の、くもりと闘いながら読んでます。「内容がごちゃごちゃになりませんか。」と聞かれますが、それぞれ読む場所が一定してるので、そうでもありません。昔は若いだけに、本で読んだこと、テレビで見たもの、聞いたもの、新聞、ラジオ…すべて信じ、知識にしてましたが最近は「そりゃ違うやろ。」「そうも考えられるが、こんな考えもある。」「俺はそう思わん。」という気持ちが多くなり、怒ったり、喜んだり、感心したりしながら本と付き合っています。少なくとも、我々の生活の中にある情報や、出来事にたくさんの、物語があり、喜び、悲しみ、理不尽さのなかで暮らしていることを読書は再確認させてくれます。わたしが好きな作家の多くは、まっすぐ生きることが魅力的だが一番難しく、苦しい。と言っているように思います。「法」に背かない程度の悪さのさきに、人の言う勝ち組がいる世の中です。最近、資本主義とか、民主主義とか、むなしく感じます。「人道主義」の世の中はつくれないのでしょうか?
教育というくくりより、、躾と、修行が大人になるには必要です。
一月
何とか無事、一月が終わりそうです。今月は築二十年から最近までのご入居者六件のご依頼で大規模リニューアルから、小さな仕事まで、いただきました。ご入居者からお声をかけていただけることは、本当に力になります。一年の最初の月が終わり、みんなでまた今年黙々と頑張ります。この一か月で感じたことは、日本の転換期の年かもしれないということです。原発、沖縄の基地、中国、韓国問題、自衛権、地方分権、イスラム国、年金介護・・・・いろんな物事を、「政治」で考えるのではなく、「世間」で考える時期のようです。いろんな意見があって当然なんですから、政治で解決できません。原発がいるかいらないかを争うより、それは置いといて、みんなで何をどうしたら今より、より安全かを考えるべきです。きっと桑田さんもそんな気持ちで、平和を歌ったのでしょう。違う意見を尊重しつつ、自分の意見も述べ、どうしたらうまくいくかを一緒に考える事が世間の役目です。
「世間」に認めてもらえない働かず、税金にたかる人も多くなってます。いま政治には力も厳しさもありません。身内の勝ち負け合戦ですから・・・・・。今の正義は世間です。世間に見捨てられる厳しさは尋常ではありません。それに気付いた一月でした。
いい家、うれしい依頼
最近のご入居者から「住んでみて、やはりいい家ですよ。」という言葉を三人から頂きました。われわれは一生懸命なだけで、人もお金も力もあるわけでなく、ご心配をかけたり、行き届かないところも多いのですが、そんな言葉で救われます。異常な仮設や、看板、清掃やスリッパや、手袋までという表立ったパフォーマンスより、中身で、腕で勝負です。いままで建てさせていただいた建物で評価していただき、住んでみて、評価いただき、ご紹介をいただくことが理想です。力不足は重々承知です。我慢いただいてるところも多々あると思いますが、いい家といわれることをこれからも目指します。築十年二十年のご入居者から依頼を受けてリニューアルさせていただけることになりました。これも自信が持てる依頼です。われわれのやってる家づくりは多数派ではありません。感性を大事に、われわれを支持してくださる人とは徹底してお付き合いするつもりです。
考えることが面白い。
西区D邸の大きな掘方が終わり、捨てコンクリート、矢板など、慎重に進めてます。深堀部分の配筋型枠は今月終わる予定です。どういう段取りでどう進めるかを現場で打ち合わせしながら考え決定することが仕事です。それを託していただく事は責任も負うということです。いろんな依頼や難しい相談をいただくと私も平田もやる気が出ます。今の会社、特に大きいところは責任を取らなくていいようなシステムが横行してます。特殊なことやマニュアルにないものは手を出さないようです。お客様から、小物、照明、カーテン、エクステリア、器、家具、看板、スピーカー、家電、花,絵画、食事処、ホテル、引っ越し等すべての依頼、相談を、お任せくださいと言える知識と、経験と、実績と、仲間を持つことが、我々のポリシーです。昔、20年以上前、ピンクや赤のエアコンを探しに探し輸入したことがありました。白いキッチンにこだわり、キッチン家電を同じ白で塗装したことも思い出されます。黒いピアノを、インテリアに合わせて白に塗り替えたこともあります。お使いのソファーの生地張替えなどは今も喜んでいただいてます。クリスマスの飾りつけ、シンボルツリー、キャンドルや、鏡、もよくご相談を受けてます。現在も、ご入居者とつながってます。住まいとはライフスタイルをコーディネートできる力がないと、語れないし、作ることもできないと思います。その多くの役目は平田が担ってくれてます。家だけ物として売ってるビジネスは表情が貧相に感じます。
どうもおかしい。
あの平田が、ずっと怒りまくってます。荷物が何か月も着きません。相手は天下のN通運。アメリカの担当は怠慢で、責任を持って仕事せず、日本の担当者は物事を把握できづ、品物を約束どうり到着することも、今後の予定も把握できないまま請求書だけが来るという体たらく。何か月もらちが明かず、ついに上司ともども事務所に呼び出しての内容確認です。この上司というのが平田の質問に、何も口を開かづ、答えられず、平田の怒りを増長させる始末です。当たり前の仕事を当たり前にできず、対処もできず、お詫びもできず平田はあきれ返ってます。歯車の仕事しかしてなく、マニュアルの仕事ばかりなので、社会人として大人としてまともじゃありません。こちらが違約金を請求したいくらいです。
次に九州H空調です。打ち合わせ中の物件で、決定も契約もなく、突然われわれに、売掛金の確認という書類を送りつけ、確認して送り返せということでした。ふざけた話です。担当者は「無視しといてください。」それぞれの部署がそれぞれの仕事をするだけのようです。誰にいつまでにどういうことをしてご納得いただき、お金をいただくという仕事の趣旨を把握したうえで、自分はどこの仕事をするという理解の上の分業はいいのですが・・・・・。大企業ほど、社員の質は明らかに低下しています。学生諸君に言いたい。大企業に就職すると、馬鹿になりますよ。一人で仕事ができませんよ。魅力ある大人として成長できませんよ。偉そうな言い分ですがそれは全て、社長が社長の仕事をはき違えているからだと思います。
ちょっと待って桝添さん
東京都知事のお考えでしょうが、どうもこの人の頭の良さについていけず、納得できないことがしばしばです。そもそも福岡出身の都知事になった最初の話が「都職員は残業などせず、家で家族と飯を食べなさい。」というものでした。わたしなどの頭では、「今不況の折、少しでも民間ががんがれるように、窓口を開き、場合によっては休日も交代で対応してほしい。今都民のためにできるだけのことを積極的にやろう。」という言葉が、都職員も、民間にも力を与えると思うのですが。今回、東京では老人介護職員や、保母さん等に月2万円支給するそうです。「安い給料だから人が辞めるので。」という理由らしいのですが、ドヤ声で語ってました。。そして出世コースを作り、やりがいを与えるそうです。私はこんなお金のいただき方、こんな出世など「馬鹿にするな。」と怒りを覚えますが。よその発展途上国の安い人材に頼ることもどうかと思いますが、仕事とは自分で誇りを持ったり、やりがいを持ったりすることで価値があります。仕事ぶりで人からの尊敬や評価が上がり自然と所得も上がります。御上の短絡的な政策はその仕事を成熟させません。頑張って働いてるものからは莫大な税金を取り立て、今「弱者を装う働かない元気なバカ」に税金が使われてます。国際政治学者の都知事には伝わらないでしょうが、弱者を装う働かない元気なバカを強制的にはたらかせる事を考えた方がいいと思いますが。
口を挟まないと体に悪い
昨日は嬉野、白石、佐賀市と三軒のご入居者のところに伺いました。皆さん歓待いただきました。そろそろ築20年という作品もあり、いまだにこうしてお付き合いいただいています。ありがたいことです。家の作り方はいろいろあります。一般に、営業から、設計、見積もりにわたり、工事、メンテナンス、資金融資・・・・・・・五つの部署や、人を経て完成させるやり方が一般的かと思います。設計事務所ともなれば、設計が終わると、図面を、工務店に渡さなければなりません。自分の思うものを人に託すということは非常に、ストレスです。現場で、考えたり、指示したり、話し合ったりして、最後まで口を挟みながら作るのが我々流です。「設計して次に投げると、楽だし、効率がいい。手離れがいい。」という人がほとんどですが、わたしは心配でなりません。でも最後まで口を挟んで作るからこそ、20年たっても、お付き合いできると思います。5人の仕事を、二人でやってるのですから、そのしわ寄せは平田が背負ってくれてます。昨日西区、D邸の打ち合わせだったようです。
刺激をいただく
先日東京に行きました。われわれの仕事はお客様からいろんな刺激をいただけるのですが、それ以外ではよその土地に行ったり、特に東京などはいいにつけ悪いにつけ、いろいろ考えさせられ、刺激をもらえます。帰りの飛行機が昼なので明治神宮に初もうでを兼ねていきたいという平田の希望で、立ち寄りました。帰りに清正の井に立ち寄ろうかと思いましたが、悪いことが起こってはいけないので菖蒲園の庭までで帰りました。そこで見た小さな建物の美しさと品のよさに感動しました。こんな風景が東京にはたくさんあるのでしょう。夜友人と食事した、虎ノ門ヒルズ、散策した代官山・・・・・・東京という町はビルも自然も昔も今もすべて用意されてて、住み手の意識が高ければ高いほど、光り輝く街のようです。刺激は、待ってもらうものではなく、動いてもらいに行くもののようです。いつも刺激を欲しがるわれわれは「ゆっくりしたい。」という気持ちはありません。