4月にご入居されたT様若夫婦に無事女の子が生まれたと言う情報は聞いていたのですが、先日T先生の家の前でお会いすることができ、生まれて間もない「芽生ちゃん」と対面しました。顔立ちがしっかりしていて、「イケメン赤ちゃん」でした。若いお2人で建てた素敵な住まいがこれから「子育て住宅」としてたくさんの家族の歴史を刻み、芽生ちゃんにとっては「生家」になるわけです。年月と共にどんどんライフスタイルは変わるでしょうが、「買った家」ではなく、こだわって「建てた家」です。思いが詰まっているぶん楽しく暮らせると思います。われわれは今後も家を見守ることで快適な暮らしのお手伝いさせていただきます。もし芽生ちゃんがおじいちゃん、おばあちゃんの家や自分の家を気に入ってくれて、私が元気で、20数年後家を建ててくれたら3世代家を作らせていただくことになります。考えるだけでもたのしくなります。住宅デザイン屋というのは本当にいい仕事だと思います。
カテゴリー: 福岡の輸入住宅
幸せな時間
ほぼ毎日仕事帰りに楽しみに現場に来てくださる百道浜のU様は「現場レポート」どうりにやさしくほめてくださり、職人たちにも労をねぎらう言葉をかけてくださいます。U様の周りに人が集まり、いい組織ができる理由がわかったような気がします。毎日U様に喜んでもらおうと話していた自分たちが、いつのまにか毎日U様の言葉で幸せな時間をいただいています。クロスが進み、玄関周りの塗装が進み、バルコニーの手すりがつき後5,6日で建物は完成予定です。歩いて3,4分のところに住んでいるかわいいお孫さんたちも、興味を持って現場を覗きに来ます。奥様からは「装飾小物なんかもコーデイネーターのHさんにおまかせします。」といってくださり、うれしいかぎりです。Uご夫妻といると、なぜか幸せな時間が流れます。どうしたらこうなれるのかはまだわかりません。解明します。
メンテナンス
3月にお引渡ししたO邸のメンテナンスに担当大工のF大工が行ってくれました。夜O様の奥様から「ありがとうございました。ブログ見てますよ。がんばってください。今後もお願いすると思いますが、費用はきちんとご請求してください。遊びに来てください。」とご丁寧なお電話をいただきました。こういう言葉をいただけることがなによりうれしく思います。いつまでもオーナーと私どもと職人がいい関係で共有財産である「家」をみんなで守っていくことが「メンテナンス」だとおもいます。翌日は大牟田のK様から連絡いただき、H女史とF大工が走りました。2人からの報告によると、素敵に暮らしてくださっているようで、「小澤さんによろしく。いらしてください。」と言う伝言をいただきました。2軒とも必ず近いうちに訪問して楽しいお話をしたいものです。
家具
百道浜のU様、中央区のO様、白石町のK様皆さん今、楽しんで家具を選んでいます。。コーデイネーターのH女史と相談し、一緒に家具屋に行って徐々に購入されています。H女史は、家具、カーテン、照明など、たくさんのブレーンと情報をもっているので安くていいものを紹介して、喜んでいただいているようです。最近はカラーコーデイネートで、椅子やソファーの生地の張替えなども提案しています。日曜日は白石のK様が紹介していた門司の家具屋まで行くと言うことで久しぶりに、私が門司まで行きました。ウッドストックと言う輸入家具店です。倉庫のような広い売り場にたくさんの家具が展示されています。楽しめるお店だと思います。テーマをもってトータルコーデイネートされた空間をつくるのに、家具は最重要アイテムです。ところで日曜日は母の日に比べると陰の薄い「父の日」だったようです。忙しさにかまけて長いこと子供たちともゆっくり話をしていなかったのですが、東京の息子から事務所にプレゼントが届いていました。やはりうれしいものです。元気でいてくれればそれでいいです。
ギフトショー
19日、知り合いの業者さんがマリンメッセで行われているギフトショーに出店しているということで1時間ほど顔を出しました。彼らは、1坪もしくは2坪の樹脂製の温室を造り、LED電球をつかった水耕栽培で、花をそだてたり、「生きくらげ」を作っているようです。「生きくらげ」を試食しましたが、なかなかおいしくいただきました。来場者にも好評のようでパックにいれた「生きくらげ」がよく売れてました。一般の人も100万ほどの出資で温室を購入し、水耕栽培ビジネスをしませんかというプレゼンテーションのようです。高齢者もできますし、趣味と実益をかねて奥様のサイドビジネスとしても注目されているようです。飲食店やホテルなどからも問い合わせがあると聞きました。ほかのブースもひととおりまわってみましたが、食品、衣類、アクセサリー、健康関連グッズなどいろいろなアイデア商品が所狭しと並び、一般の方とビジネス関連のかたでずいぶんにぎわってました。私の感想としては、温室にしろ、なんにしろデザインに神経が行き届いてないと思います。形、色全てにおいてデザインのいい物を作ろうとする努力がかけているように思います。アメリカ領事館のブースでミネラルウオーターが売ってましたがそのボトルのデザインに引かれてたくさんの女性が足を止め、購入してました。まずサイズがバックに入る大きさでラベルの裏に描かれている滝がボトルの中の水越しに見えることで、清涼感たっぷりです。化粧品の瓶と間違うほどの美しさです。家に限らず「美しいものを作ろう。」とする意識が欧米並に芽生えることを期待します。
大手住宅メーカーの家をリニューアル
基山で築19年の大手住宅メーカーが建てた家をリニューアルすることになり、契約も終わりました。発注から納品まで時間がかかるものはすでに打ち合わせ済みなので、至急段取りして25日着工7月15日完工の予定でがんばります。水周りに一部輸入クロスを貼ったり、設備品をデザイン性のあるあたらしいものに変えたりして、自分たちが得意とするオシャレな空間にチェンジします。リビング、ダイニング、キッチンがかなり広いので、大きなクラウンをつけ、フローリングも壁、天井のクロスも新しくなります。もちろん照明器具やカーテンもトータルでコーデイネートします。大手メーカーのリフォーム部署は、新しくしたり、修理したりはしますが、高いうえにデザイン力、提案力に欠けるようです。もちろんデザインはしっかりした性能のもとにあるべきです。屋根、外壁、床下も調査した上で今回一期工事では防蟻工事を行います。今回もユニークで楽しい工事になりそうです。
リニューアルの実例K邸
元気の出る話
昨夜サッカー日本代表がワールドカップカメルーン戦に歴史的勝利をおさめ、やや元気をもらえたわけですが、最近のニュースでは「イトカワ」という小惑星に行って帰ってきた「はやぶさ」に大きな感動と勇気と元気をもらい、日本人としての誇りも久しぶりに味わうことができました。長い歳月、苦難の連続だったようですが、それをみんなで必死に乗り越え任務を果たし帰還させたことはまさに奇跡です。無人で感情をもたない機械であるはずの探査機「はやぶさ」の旅に心動かされ、涙するのは、地球にいるスタッフ全員がけっしてあきらめることなく全力でささえることで、機械を生命体に進化させていったように思います。この「錯覚」は高い文化ではないと起こり得ないことで何より日本らしい偉業だとおもいます。私もオーナーやスタッフと力を合わせ、家を生命体に進化させるほど強い思いを持ち続けるつもりです。
地鎮祭
男の言い分、女の言い分
家を作る際、トイレは男と女で一番意見が異なるエリアです。一般的にメインはやや広めでタンクレスのおしゃれなウオシュレット付洋風便器にカウンター付手洗いを設置するか、もしくは、贅沢して洗面化粧台を設けることが多いようです。よほどの広さがなければ「小便器」を設置しようと言う話にはなりません。ましてや洗面化粧台や手洗い器をやめてでも小便器をなどと言う話は皆無です。男は小便器の前に立ち用を足すことで男を実感するのですが、それもかなわず百歩譲って洋風便器の便座をあげ、立ってすることで男を保っているようです。女性にとっては立ってされることで、飛び散る不潔さ、掃除の大変さを必死で訴えかけてきます。最近はご主人に「座って用を足してください。」というリクエストが多く、若干の反論をされるご主人もいますが、結局は「わかりました。」ということで一件落着です。男として、女として、自己主張しあいながらも微笑ましい会話の端々に、しっかり愛情が感じられます。