24日、中央区の「正統派の輸入住宅」O邸の地耐力検査をおこないました。確認申請も作成中で着工に向けて始動です。午前中に、百道浜の現場打ち合わせを終え、午後は、ビル計画のO様夫妻とプラン打ち合わせをさせていただきました。きょうの打ち合わせををもとに、あと2案ほどデザインさせていただいて、絞り込んでいくつもりです。奥様と同年齢と言うことが発覚し、なぜか妙に「素敵な提案をしなければ・・・・。」といい意味でプレッシャーを感じてます。夜は、大工と白石町のフレーミングの打ち合わせです。毎日、じみちに節約しながら、休日もなくがんばって仕事をしている中で唯一の贅沢が仕事帰りに立ち寄るスーパー銭湯ふくの湯です。毎日行ってます。ここでサウナに入り、浴槽で手足を伸ばす1時間が、明日への活力になってます。550円の癒しです。時々、入居者の方や、関連業者の方と会うことがありますが懲りずに通い続けてます。身近にいるスタッフや友人の間では、夜9時から12時の間に私の携帯がつながらない時はふくの湯で入浴中で間違いないということになっているようです。オヤジはがんばってると言うのに久しぶりに見た息子のブログは三ツ星レストランに行った記事と写真でいっぱいでした。
カテゴリー: 福岡の輸入住宅
楽しい忙しさ
19日、大宰府の問い合わせのお客様に資料を届けた後、杭工事が終わったと言う報告を受けて、フレーミング大工のK氏と白石町の現場に行き,杭の確認とフレーミング工事の下見を行いました。オーナーにもK氏を紹介し、楽しい会話のひと時を過ごせました。翌日20日百道浜の現場で、オーナー、大工、我々全員参加で細部の造作打ち合わせを行いました。この時間が家作りで一番楽しい時間です。みんな笑顔で、前向きな意見が飛び交い、満足する打ち合わせができました。その最中白石のオーナーから「融資の手続きで建築確認申請の原本が至急いるんですが・・・」と恐縮しながら電話がありました。今日中に届けて次の日に手続きしないと、土曜日、日曜日をはさむことになるとおもい、夜8時発の特急電車に乗り、鹿島駅で書類を渡しとんぼ返りすることにしました。駅を降りるとオーナーの奥さんが「すいませーん。」と迎えていただき、手にリポビタンDの一番高いやつをにぎり、「倒れないように。」と差し出してくれました。帰りの電車の中で、なぜかリポビタンDを見ながら笑顔になり、疲れも癒されました。21日は朝から、高速バスで宮崎に行きました。往復8時間半は、ややこたえましたが、久しぶりに入居者の方とお会いでき、新しいお客様にもご挨拶ができました。いくら忙しくても「人と会う。人と話す。」ということができる仕事は疲れをすぐに楽しみに変えてくれるようです。いい出会いをさせてもらっています。
白石町K邸杭工事
通関
朝早くから百道のリニューアル工事の輸入部材がアメリカから着いたので引き取りに箱崎埠頭にいきました。経費節減と通関業者のF運輸の対応が悪いため、自分たちで動くことにしました。工事をしているT建設に手伝ってもらい、まず箱崎で日通に書類を出しT建設のトラックに、玄関ドア、室内ドア、洗面器などを積み込み、香椎浜の国際貨物検査場に走りました。ここで大型X線検査と部門検査を受けなければなりません。書類を渡し係員の誘導に従い、30分程度で終わったと思ったのですが、のろのろと税関職員が数人出てきて、ドアの素材を調べるのに、写真を撮ったり、同じことを何度も質問したりして、なかなか完了しません。事務所に引き上げたのでまもなく終わるだろうと思っていると、また広い敷地をのろのろ同じ職員が歩いてきて、写真をとり、質問し、ゆっくり事務所に帰っていきました。T建設のみんなからは「社長の人相が悪いから疑われて通関できないんじゃないですか?」と冗談を言われながら、1時間がたちました。我慢できず、事務所に行き「どうなってますか?」ときくと[許可が出たら行きますから待っててください。すぐ降りるかもしれないし、夕方になるかもしれないです。」と言う答えについに切れてしまい、「ちんたらちんたら何人もかかってのんびり仕事して、いつになるかわからんとは何事じゃ。自分らがドアの素材がわからないだけで、何人の人と時間を使っとるのか。こっちは後の仕事もあるし手数料も、通関費も払っているお客さんぞ。民間企業はこの時期必死で頑張ってるのがわからんのか。この施設から事業仕分けをせんといかんのじゃないか。」支離滅裂な言い分をまくしたててしまいました。それから15分後無事終了しました。大きな声を出してゴメンナサイ。
百道の現場は明日からドアがつきます。夕方オーナーから電話を頂「輸入のドア見たよ。いいねー」とおっしゃっていただきました。本当にU社長はいつも気持ちのいい、やる気の出る言葉をかけてくださいます。
美しい夜空
16日、白石での打ち合わせが夜8時ごろおわり、外に出ると、きれいな三日月のすぐ上に明るく輝く星が幻想的に光っていました。見送りに外に出てくださったオーナー家族としばし夜空を眺めていました。星とは思わず、飛行機ではないかと言うぐらい発光して見え、やや興奮しました。車にのったあとも、しばし、空を見ながら帰っていると、助手席のコーデイネーターから「危ないからよそ見をしないでください。」ときつく注意されました。コーデイネーターは美しい夜空より帰り際にオーナーのお父さんからいただいた、きれいでおいしそうな玉葱を、どのような料理で食べたらおいしいか、をかたっていました。これこそ、花よりダンゴ・・・・・月より玉葱です。
百道浜の住宅街
今、リニューアル工事を行っているため百道浜の現場に毎日午前中行ってます。ここ数日最高の天気で、若々しい緑鮮やかな樹木と、色鮮やかな花が咲きほこり、気持ちのいい朝の時間を送ってます。いろいろ意見はありますが、やはりこの住宅地はレベルが高く、それぞれのお宅が責任を持って美しい街並みを守ろうとしているのがわかります。近隣の文化施設、海辺の遊歩道なども充実しており、うらやましい限りです。作品もあり、お客様もたくさん住んでいらっしゃるので身近な住宅地として注目していました。私の記憶では住宅地として二十数年になるとおもいますが、これからの維持管理は、住民の方だけではなく、デザイナーや建築家の知恵や感性が必要になるとおもいます。経過年数を味に変えてより素敵な町にすることも、これから我々に与えられた仕事だとおもいます。今、手がけさせていただいているリニューアル工事がより美しい街並みをつくり近隣にいい影響をあたえることができればうれしいかぎりです。これからも百道浜の住宅地を観察し続けたいとおもいます。
うれしい差し入れ
最近、たくさん差し入れをいただきます。工務店の社長から、おいしいロールケーキ、お客様から高級マンゴー、コンサルタントの社長からは、体にいい「和漢抹茶」,関連業者のかたからのクッキー、そのほか、和菓子、栄養ドリンク、カップラーメンなど、残業にはありがたいものをいただいてます。その中でも先日、お世話になっている方のおくさまからお弁当の差し入れを頂きました。重箱の3段がさねで、おいしい手造りのおかずが色鮮やかにつまっていました。おいしくいただきました。よく考えると、中学の3年から、下宿暮らしの私にとって、重箱のお弁当が久しぶりで、うれしくて、運動会だー 花見だーと叫びながらご主人と二人で景色のいい外のベンチでいただきました。あわせると200キロ近い体重で、頭の毛にやや障害のあるおじさん二人が公園で重箱手作り弁当を仲良く食べてる姿は世間にはどううつったのでしょうか。知り合いにみられてないか?それだけが心配です。
階段デザインのこだわり
百道のリニューアル工事も順調に進み、造作中です。工務店の社長や棟梁が変える予定ではなかった階段を作り直しましょうと言う積極的な提案をしてくれました。社長いわく「階段も新しいデザインに変えないとオーナーも自分たちも納得したリニューアルができたー。と言う気分にならんでしょ。」うれしい言葉です。中央区で来月着工予定の「正統派輸入住宅」の打ち合わせでも玄関ホールの階段のデザインで思考中です。存在感豊かな親柱で重厚に仕上げるか、ボリュートとアイアンの手すり子で繊細にしあげるか、迷います。アイテムの知識が増えれば増えるほどまた迷います。輸入住宅において、階段とはインテリアの中心的存在であり、家の格をも決めるほど重要な場所になっているようです。いまも曲線の階段にあこがれている方が一番多いのも格式高い洋館のイメージが定着しているからだとおもいます。
<熊本 T邸>
おいしい定食屋さん
事務所の近くにお世話になっている定食屋があります。メニュー豊富なおいしい家庭料理で、私はカレイの煮付け定食が好きです。いつも笑顔のおかみさんと、口数少なく料理をテキパキつくる大将はじめ、スタッフみんな家庭的でいやされます。私から見ると、昼も夜もお客さんがいっぱいで、繁盛してるようにみえます。先日、おかみさんと話す機会があり、いい勉強になりました。おかみさんが言うには、「おいしく、安くは当たり前の時代」だといってました。。たまにきてくれる一人のお客さんのために、日ごろでないメニューでも大事に続けるそうです。それは大将の料理人としてのこだわりでもあるともいってました。休みの日も店を開けたりして、お客さんに喜んでもらいながらつづけられたらいいといってました。私も含め、若い人から、ご年配まで、リピーターが多いのは、この仕事が好きでお客さんが好きで、料理が好きなことが伝わるからだとおもいます。私も見習います。「ごはん屋あかさか」一度食べてみてください。行きか帰りに「Dアート」にも立ち寄ってください。
ありがたいお招き
連休中の4日のお昼、T先生と、息子さん御夫婦から新築祝いをかねたバーベキューにスタッフともどもお招きいただきました。T先生の奥様が若夫婦のために花壇にきれいな花を植えられカバードポーチの柱にはお洒落にハンギングがほどこされてました。新興住宅団地のなかでもひときわ美しく存在感がある住まいです。T先生ご家族には長期間お世話になりっぱなしで、私のほうがお礼のお食事にでもご招待しなければいけないのですが、もう少し力をつけて実現するつもりです。木製デッキでのバーベキューは天気もよく新緑がきれいで、福岡の市街を一望しながらおいしいお肉やシーフードをおしゃべりしながらいただき最高でした。ちなみに来月出産予定の若奥さんのおなかは順調に大きくなりほぼ私と同じです。元気な赤ちゃんの誕生をわたしたちも楽しみに待っています。
何より大切なことは健康
この1年半、精神的にも肉体的にもハードな日々が続き、必死でがんばってきたつもりです。それを知っている仲間や入居者のかたから「健康に気をつけて」「少し休みなさい」と言われ続け、ありがたい言葉とわかっていながら今ががんばり時と言う思いで走り続けました。そのことで今の私にとって、恩人であり尊敬するU社長から厳しく、注意をうけました。「あなたが健康であることがなによりのサービスということをわすれないように。」「自己管理をしないままがんばるだけがんばって倒れても自業自得です。」「あなたは丈夫な体を過信して、健康をなめとる。」耳の痛い言葉ばかりですが、なぜかこの社長からいわれると、心地よく素直に聞けます。「接客やデザインはまちがいないんだから健康でお客様に心配かけたらいかん。」本当にありがたくおもい言葉です。打ち合わせ中のO先生も医師として、体を見ましょうといってくださり、U社長のことばに同調されてました。みなさんにご心配かけないように健康管理をしながら、いい住まいを作り上げて恩返しをしたいとおもいます。