山根会長

苦笑するしかない態度や言葉ですが私は嫌いではありません。加計理事長や、佐川長官をはじめとする官僚、うそつき政治家、何より文化人面してえらそうなことを言うワイドショーのコメンテーターなんかよりよっぽどましです。周りに一人こんなじいちゃんが子供のころからいたのが昭和の時代です。周りにいた何百人もの大人たちが一番悪い。自分の情けなさを差し置いて、恥ずかしげもなく、告発などやるなあと思います。話し合いで説得できないから、嫌いだから、怒られるから、報復されるから束になって、ましてマスコミも味方にしてやめさせようとする図式は、卑怯なやり方です。この騒動は、「平和な日本」ならでは。

バトンが渡せない。

今も自分の哲学で家作りの毎日です。商売ではありません。どの職業も人が幸せになる手伝いです。政治家も、農業も、漁師も人が幸せになるために考え、動き、がんばるのです。それを自分の儲けのためだけになると、汚れた人になります。私の悩みはこの仕事を継承する人がいないので、バトンが渡せないことです。家はいつの間にか商品となり、建てるものから買うものになりつつあります。どうしようもない、情けない家は安いけど、高い利益率で売られています。だまし商売です。バトンを渡す人を探さないと素敵な家がなくなります。歴史を築いたからこそ重厚な家がなくなることを心配しています。

全否定

またマスコミはいじめのターゲットを見つけたようです。今度はボクシングです。なんだかんだいっても組織はいろいろあります。大人の事情、どうにもならんこと、自分の正義感・・・・・いろんなことと戦いながら生きていくものです。善悪で片付けられるほど単純ではありません。山根さんが決していいわけではないし、任侠の世界の考えの人のようです。でも彼をよしとし、組織は運営されてきたわけです。マスコミのように、正義の味方と、極悪人に、わけて、視聴率を稼ぐやつらもどうかと思います。殿様にしろ、政治家にしろ、役人にしろ、大会社の社長にしろ、やくざにしろ、権力を手に入れると、似たような立ち振る舞いになる人が多いようです。それを恥ずかしいこととは思えないのでしょう。功績も少しはあるのです。人を全否定することはフェアーじゃないですよマスコミの皆さん。

現場打ち合わせ

K邸打ち合わせに行きました。暖炉のデザイン、室内の石張り、飾り棚、和室デザイン・・・・請負の工務店に伝えます。外部は塗り壁のこて跡の出し方など、細かい部分です。。エクステリアの人とも庭との融合や、素材について話しました。みんなが完成に向けて、暑い中がんばっていました。われわれの作るものは、人の手作業、自然素材が両輪です。石や、無垢フローリングは自然が作った芸術です。その一枚の模様や色をいい、悪いと論じる人は、工業化製品で家を作るべきです。かわいそうな人です。

責任がない評論家

家作りにおいて、マテリアルの知識も、三次元空間構成もできないのに、ひとつのもの選びで、理屈をつけた好き嫌いの評論が多い人がいます。全体の空間が作れない人、わからないひとがひとつのもの選びをすることはめちゃくちゃになります。それをうまく正常に戻すこともわれわれの仕事です。ドアの中ではこれが好きとか、色の中ではこれが好きとか、逆に嫌いとか・・・・ワイドショーで好き勝手なことを言う評論家は生産性がない仕事ですから、責任がない発言ばかりです。責任がないものは仕事とはいえません。「いろんなこといわず、プロに任せたほうがいいものができる。」と多くのご入居者が言われます。でも家作りには夢があります。わかっちゃいるけどつい、主張したくなるようです。ただ、施工途中での評価はつらいものがあります。出来上がっての評価はいくらでも受けます。

あきれ返る国会

こいつら何やってくれてるんでしょう。参議院の定数を増やす。カジノを作る、災害時に、飲み会、・・・・馬鹿と、あほの寄せ集めです。政治を職業にしたり、政治で飯食ってはいけません。これだけわれわれとの意識の差が激しいのであれば、政治家は必要なく、裁判員裁判のように、国民から無作為に50人ほど選んで、物事を決めればいいように思います。人としての恥ずかしさがなくなっていく世の中に腹が立ちます。国益とかではなく、人としてまっすぐな考えで物事を決めることが大事で、まっすぐの上での武力行使は悪くありません。それをしつけといいます。北のお坊ちゃま君は誰かが躾けないと、何手ぬるいことやってるんでしょう。

熱中症

異常な暑さで、熱中症に気をつけようと、連日どのチャンネルも同じことをやってます。2年先のオリンピックがこんなに暑いと大変だとか、行事を中止できなかったから熱中症になったなど、しったかぶりのコメンテーターと、ワイドショーの司会者が井戸端会議を電波に乗せてます。今高校野球予選真っ盛りです。「この暑さなので、即刻中止すべき。」という人は誰もいません。命にかかわる暑さといってる連中はスポーツなど炎天下でやるなというべきでしょう。一人二人、高校球児が熱中症で、重体になったり、死亡したりした後はこれでもかとばかり、「やめさせるべきだった。」「判断が甘い。」と人を攻めます。涼しいスタジオで、豪雨災害をお涙頂戴のワイドショーねたにしたり、行政の不手際をつつく暇があるなら、炎天下で手伝ってみろと思います。

 

屋久島からのメール

建設中のK様は和室にこだわられており、屋久島の友人を訪ね、屋久杉を手に入れる旅に。屋久島からメールが届き、写真で見せてもらいました。建材ではなく、自然が作る芸術品です。どのように使うか現場で相談することにしました。先日木曽にヒノキを見に行き、今度は屋久杉です。輸入住宅ですが、こだわりの和があっての洋の空間です。いい勉強をさせていただいてます。結局デザイン屋はオーナーに育てられるものです。

 

デジタル

新幹線、飛行機、宿の予約、緊急速報、・・・・・デジタル優遇がすぎはしませんか?。スマホですべて行える人は料金も安く、並ぶ必要もなく、いいのでしょうが、駅や空港では思いのほかおおくの人が行列で、「チケット」を購入しています。デジタルを操れない人は金払えという社会通念に、怒らないといけません。今回の災害も、警報や通報や情報をスマホで確認できる人より、できない人が確実に、死に近いわけです。デジタル化についていけてない人は金はかかるし、情報も遅いし、正確ではないし、電話をしても出てくる声は人ではなく、デジタルの「大変込み合ってます。」の連呼。私の年齢でさえ、最近は疎外感を感じます。

 

いらいらします。

自然とはいえ、この雨続きにはいらだちます。勝ち目がなくても悔しい思いです。一日たりとも無駄にしてはいけないとつくづく思います。雨が上がったときに、再度多くの家の検証と、対処をしなければいけません。ハウステンボスワッセナーは茂った木々の葉が樋につまり、雨漏れが起こっている家が少なくありません。側溝や排水枡の日ごろの清掃も大事です。梅雨や台風、地震・・・・われわれの仕事は命と財産を守る仕事です。自然に負けるわけにはいかず、凛としてきちんと立ち向かいます。