とてもお世話になり、かわいがってくださってる東京のMご家族が今日鳥栖の新居に引っ越しでした。とても楽しくわれわれのペースで家を作らせていただき、完成後一年お預けくださり、何とお礼を言っていいのかわからないくらい、助けていただきました。同年代のせいか、遠慮なく失礼なこともあったと思うのですが、笑ってお付き合いいただき本当に本当に感謝しています。平田も渕上も、職人も、みんなM家のファンです。これからが本当のお付き合いです。甘えるばかりでなく、家を守ります。楽しく暮らしていただくのが一番です。そして個人的なお付き合いもお願いしたいと思います。いいご家族に出会えました。東京からご主人がうちの事務所に突然おひとりで現れた時は相当怪しかったのですが・・・・・・・・・・。
カテゴリー: 福岡の輸入住宅
ハウステンボスワッセナー、嬉野
ハウステンボスワッセナーI邸のラストスパート
脱皮できない蛇は滅びる。
門司F邸全貌
電気打ち合わせ
ご入居者訪問
読書
本は好きです。小説にしろ、ノウハウ本にしろ、エッセイ、週刊誌にしろ何でも読みます。わたしは一冊の本を終わるまで読むのではなく、風呂、車、ベット、トイレ、ソファー、ポケットと、5,6冊が同時に読みかけで、そこに置きっぱなしです。風呂の本は読み終えるときは、でろでろ、しわしわです。老眼の、くもりと闘いながら読んでます。「内容がごちゃごちゃになりませんか。」と聞かれますが、それぞれ読む場所が一定してるので、そうでもありません。昔は若いだけに、本で読んだこと、テレビで見たもの、聞いたもの、新聞、ラジオ…すべて信じ、知識にしてましたが最近は「そりゃ違うやろ。」「そうも考えられるが、こんな考えもある。」「俺はそう思わん。」という気持ちが多くなり、怒ったり、喜んだり、感心したりしながら本と付き合っています。少なくとも、我々の生活の中にある情報や、出来事にたくさんの、物語があり、喜び、悲しみ、理不尽さのなかで暮らしていることを読書は再確認させてくれます。わたしが好きな作家の多くは、まっすぐ生きることが魅力的だが一番難しく、苦しい。と言っているように思います。「法」に背かない程度の悪さのさきに、人の言う勝ち組がいる世の中です。最近、資本主義とか、民主主義とか、むなしく感じます。「人道主義」の世の中はつくれないのでしょうか?
教育というくくりより、、躾と、修行が大人になるには必要です。
一月
何とか無事、一月が終わりそうです。今月は築二十年から最近までのご入居者六件のご依頼で大規模リニューアルから、小さな仕事まで、いただきました。ご入居者からお声をかけていただけることは、本当に力になります。一年の最初の月が終わり、みんなでまた今年黙々と頑張ります。この一か月で感じたことは、日本の転換期の年かもしれないということです。原発、沖縄の基地、中国、韓国問題、自衛権、地方分権、イスラム国、年金介護・・・・いろんな物事を、「政治」で考えるのではなく、「世間」で考える時期のようです。いろんな意見があって当然なんですから、政治で解決できません。原発がいるかいらないかを争うより、それは置いといて、みんなで何をどうしたら今より、より安全かを考えるべきです。きっと桑田さんもそんな気持ちで、平和を歌ったのでしょう。違う意見を尊重しつつ、自分の意見も述べ、どうしたらうまくいくかを一緒に考える事が世間の役目です。
「世間」に認めてもらえない働かず、税金にたかる人も多くなってます。いま政治には力も厳しさもありません。身内の勝ち負け合戦ですから・・・・・。今の正義は世間です。世間に見捨てられる厳しさは尋常ではありません。それに気付いた一月でした。
いい家、うれしい依頼
最近のご入居者から「住んでみて、やはりいい家ですよ。」という言葉を三人から頂きました。われわれは一生懸命なだけで、人もお金も力もあるわけでなく、ご心配をかけたり、行き届かないところも多いのですが、そんな言葉で救われます。異常な仮設や、看板、清掃やスリッパや、手袋までという表立ったパフォーマンスより、中身で、腕で勝負です。いままで建てさせていただいた建物で評価していただき、住んでみて、評価いただき、ご紹介をいただくことが理想です。力不足は重々承知です。我慢いただいてるところも多々あると思いますが、いい家といわれることをこれからも目指します。築十年二十年のご入居者から依頼を受けてリニューアルさせていただけることになりました。これも自信が持てる依頼です。われわれのやってる家づくりは多数派ではありません。感性を大事に、われわれを支持してくださる人とは徹底してお付き合いするつもりです。