充実の毎日

毎日、充実した仕事ができています。力不足ながら、今の精一杯を動いてます。新規提案、工事中の打ち合わせ、メンテの相談、遊びのお誘い、………全力を尽くしてます。お客様に、お待たせしないように、我慢させないように、焦りながらも、体力の続く限り、「よし」と自分で納得できるものを提案しています。年なのだから、少しセーブすることを進める人も少なくありません。人に投げることを進める人もいます。「今のあなたたちは会社じゃなく、小澤商店であり平田商店だ。もっとシステムを確立して、社長業をする年齢ですよ。」という注意も受けます。私は、小澤商店だからこそ依頼いただいていると確信しています。この家造りは組織ではなく個人の力がないと成立しません。企業は利益の追求が何より優先されます。商店の利益は後ろからついてくる結果です。

私と、平田はお客様と一緒になって素敵な家を作ることが好きでやってきました。今も以前よりなおさらその気持ちが強くなっており、自分の頭で考え、自分の手で書き、ふたりでディスカッションしながら家を作ることがどんどん好きになっています。お客様に褒めていただけると、喜んでいただけると、うれしくてテンションが上がります。工事の現場ではF大工も同様です。修業して力をつけ、家づくりが何より好きになった人だけが、「商店」を名乗れるとさえ思っています。

久留米、諫早

朝から久留米で打ち合わせでした。ご入居者であるKご夫妻からご紹介いただいたドクターのBご夫妻です。予定敷地で、お会いして、打ち合わせをさせていただきました。途中、K様ご一家も来てくださり、賑やかな打ち合わせになりました。2世帯住宅を希望されており、そのつなぎ方がポイントです。デザイン性の高い住まいをご提案します。我々の作品集を見て期待頂いているのがよくわかり、また、ご紹介者のKご夫婦の顔もつぶさぬよう全力で頑張ります。

昼から諫早に走りました。リフォームのお客さまです。輸入住宅がお好きなご夫婦で、他社で10年前に建ててあるのですが、よくある話で、作り手がお客様のご要望がよく理解されず反映されず、輸入部材を操ることができないまま、完成させた家でした。お客様が本物を知ってて、作り手は訳が分からず材料だけ輸入品を使うというよくあるケースです。お客様はがんばって、いい高価な部材を選択しているのに、残念です。何とかお望みの、「本物の輸入住宅」に生まれ変わらせ、喜んでいただきたいものです。次週、リフォームのご入居者案内をする予定です。

我々の感性に期待していただけてることが何よりうれしい一日でした。うれしさと責任を両方かみしめながら、先ほど事務所に帰ってきました。すぐ紙と鉛筆を手にしてます。

魅力ある目線

昨夜サッカーで熱くなったと思います。長嶋が神様の私にとって、本田に同じにおいを感じます。昔のスター選手のいいところがたくさん見えます。今まで、サッカー選手は、中田や俊介など内に秘めた気持ちで、冷静沈着が表に見えました。玄人好みのテクニックでした。謙虚に試合を振り返り、自分やチームのことをインタビューで話してました。

本田はいい意味の俺様です。プロとしてのパフォーマンスができてる選手です。点を取られた後、必死でがむしゃらにけり、大声で叫び、自分や仲間を鼓舞し試合後のインタビューでもサポーターに向けた言葉を口にしてました。全てはプロとして、お客さんがどうしたら喜ぶか、なんといえば一体となり盛り上がるか、「プレッシャーかけてくれて・・・・・・・。」「次の大会、期待してないかもしれないけど、僕は優勝する気ですから・・・・」いつも帰国時の服装からサポーターを意識しているように感じます。長嶋がどんな空振りでヘルメットを飛ばすとお客さんが喜ぶか?、オーバーアクションの守備で球場を沸かせるか?

スターである人の目線は常にお客様を向いているようです。我々の一つ一つの行動もそう意識したいものです。「目線の先は常にお客様」プロの鉄則だと思います。「楽しませる。」これもプロとして重要な意識です。全てにおいて一流と呼ばれる人は「魅力ある目線」をもっています。

 

七回忌

親父の7回忌をしました。とはいっても家族3人で、和尚さんに来ていただき、お経をあげてもらいました。葬儀、1周忌、三回忌この七回忌で仏事は終わろうと思います。和尚さんが言われるようにこれからはお祝いと思っていいそうです。。「赤いローソクでもいいのですよ。あなたたちがあの世に行くときしっかり手を引いてくださるでしょう。」心に響きました。親戚付き合いとか、誰を呼ぶとかくだらない法事にはせず、忍んでくれる人には「4時からお経が始まるので、その場で手を合わせて。」と、お願いしました。みんな夜電話をくれました。「しっかり手を合わせ、いろいろ昔を思い出したよ。」いい法事でした。おふくろにもわからないと思いつつホームに報告に行きました。「親父の7回忌をしたよ。」と耳元で大声で話すと、目にいっぱい涙をためて、涙声で「そりゃー喜んだろう。」としっかり口にしました。驚きです。おふくろはまだまだ健在です。私のほうが涙目になりました。

充実の5月、希望の6月

我ながらよく動いた5月でした。今までで一番多くの人とお会いしたと思われます、平田も肉体的には、くたくたのようです。図面作成、プレゼ造り、発注、見積り、メンテ、経理、事務・・・・・・・・・。作業は大変ですが、提案打ち合わせ、部材打ち合わせ、現場打ち合わせ、ご案内、ご入居者からの連絡、食事会など、お客様とお会いすることが楽しく、それで疲れが取れます。大野も一人で動ける事が多くなり、期待できそうです。お客様から元気をいただき、また、育てていただいてます。今月の頑張りが来月のご契約や,完工につながります。東京に行く機会も多くなりそうです。9月はお客様とアメリカに行くことも決まりました。クリニックも計画させていただけそうです。ご入居者の息子さんの家も計画させていただいてます。希望の6月です。

明日、夕方親父の7回忌の法要をします。毎日仏壇に手を合わせ、先祖を大事にしている人で、本物の法要をします。形式や、親戚付き合いなんぞどうでもよく、本当に忍んでくれる人だけで手を合わせます。先日、娘と対馬まで行って墓参りをした事で、自己嫌悪は多少改善できました。都合のいい、いいわけですが人は大事な人の「死」をもっていろんなことに気付き、学ばせてもらうような気がします。老いていく過程でいろんな真実がわかります。毎朝、仏壇に手を合わせ話しかけることで落ち着いて仕事ができています。

9月予定の ポートランド

 

 

 

 

梅雨入り・・・・湯布院とハウステンボス

梅雨入りしました。水巻K邸の別荘がある湯布院に、床下の点検に行きました。白アリ、水回りなど各業者さんさんに来てもらい基礎に潜ってもらいました。

蟻は全く心配なかったのですが、温泉を引いた岩風呂の一部からわずかに水がしみていることがわかり、来週シロアリ予防とともに、防水します。雨にもかかわらず、湯布院のメイン通りは人でいっぱいです。

大野は一人でハウステンボスのメンテに行きました。やや不安げな様子でしたが、明るく、元気なふりして電話をくれます。無事メンテを終わり佐世保市役所の建築指導課に書類を訂正に行ってくれました。わずかな期間ながら一人で仕事が完結できるようになってきました。

「初めてのお使い」のような一日だったと思いますが、彼女にとって、自信と本当の仕事の意味と知識の重要さと・・・・・いろいろ感じるところがあったと思います。ただあっけらかんとしてる態度が彼女らしいと思います。

 

 

東京

スケジュールいっぱいの一週間でした。充実してる5月です。関東在住で鳥栖で家を計画中のM様を訪ねました。冒険心というか興味というか、今はやりの格安航空会社で、成田に飛びました。エアーアジアという航空会社で、マレーシアの会社のようです。二日前予約で片道6000円です。狭いことを除けば何も文句もありません。平田は足が長く苦痛そうでしたが・・・・・・・。ちなみに客室乗務員は教育は?ですが、若くて派手な、まさに東南アジア系の美女でした。

タワーマンションにお住いのMご夫妻は、ゲスト用のお部屋を用意していただいており、最高の眺めと環境で、お昼にウナギをごちそうになりながら4時間ほど打ち合わせができました。楽しく、愉快なご夫婦で、今後何度か行き来しながら、いい家を作りたいと思います。平田が浅草寺に行ったことがないというので帰りによりました。スカイツリーの影響もあるのか、仲見世は歩けないほどです。聞こえてくるほとんどの言葉は、中国語か韓国語でした。取引業者に寄り羽田からANAで帰り、空港から直行でふくの湯です。歩き疲れた体に湯がしみわたります。

人を見る目

最近になって、少しは人を見る目ができてきたように思います。表ずらの言葉や、肩書や学歴や履歴や・・・・・・そんなものではない、自分の目で見て感じる事、行動、仕草、さりげなく発される言葉で、ひきつけられる人がいらっしゃいます。こんなお客様に頂く言葉や心遣いに幾度となく感謝し、大事にしようと思ったことかわかりません。わたしたちがわたしたちらしく活動し続けることを望んでくださり、利益をきちんと請求してるか、無理した仕事をしてないか、体を無理してないか・・・・・いつも気がけてくださいます。スタッフブログに書いたようにこんなに素敵に楽しく住んでますという写真やメールもいただきました。私達が好きなお客様はお客さまも私達を大事にしてくださっているのがよくわかります。

「小澤が建てた10の家」の中で5物件ほど手作りの動画を作りました。修正もありますがぜひご覧ください。

 

理屈より修業

弟子入りして、覚える仕事は、人も磨かれます。修業をするとは、お金を払わず、貰わず、信じて仕えることです。いまどきはわずかながら小遣い程度は貰うようですが・・・・。私も大学出たての時、設計事務所で、毎日終電、月7万ほど頂いてました。怒られながら、「必死で働いて覚えろ。ドクターストップは俺がかけてやる。」といわれたものです。7年間休みは正月を含め年10日でした。板前、落語家、大工、左官・・・・・・・自然と修業を経験した人が周りにいます。修業を積めば少なからず、運、不運で仕事を語りません。理屈が先に出ません。世の中の理不尽さも修業で乗り越えられます。学校で教わる、哲学も、経済も、法律も世の中では無力です。バカができるかどうかのほうが大事です。理屈や自分の意見や悩みや不満など、語るときは修業を終えてからです。そうでないと人は聞き耳を立ててくれません。寄ってきません。「いつまで自分探しの旅を悩みながら続けるのですか?甘えるんじゃない。」伊集院静の言葉です。

娘も修業の5年間が終わったようです。よく頑張りました。素敵な大人になりました。師匠と患者さんが育ててくれたようです。でも意地になって泣きながら休みの日出続け、レポートを書き提出し続けた、娘を誇りに思います。医療に携わる人としての謙虚さに感心してます。先日贅沢して、娘とやま中で寿司を食べました。大将、握っている人、作業着に名前のある人、まだ名前がない若者・・・・・厳しく暖かく怒る職人、、必死で動き回る見習い・・・・・「お父さん見てて素敵やねー。おいしいはずよ。みんな理屈じゃなく修業してるもん。私あの若い人応援したい。」確かにカウンターの中のやり取りが微笑ましいのです。エラそうながら、見て感じることができるようになったとうれしく思いました。基礎の修業が終わった娘は、もう大人です。

新しい出会い

いつもお世話になっている百道浜のU社長を介して、同郷の大先輩で成功者であるA代表と出合うことが出来ました。大事な大事な出会いです。指導を仰ぎながら頑張ります。謙虚に、人を大事にされてる姿は特に見習うべきところです。当たり前のことを当たり前にやることの大切さを感じました。

先日から弥生が丘の土地を探されていた東京のM様が来福され、出たばかりの土地に申し込みをされました。奥様やお子様も急きょ土地を見に日帰りでお越しいただきました。楽しいご家族です。弥生が丘の初期に歯科医をはじめられた我々のご入居者のU様に突然伺い、弥生が丘のいろんな情報をレクチャー頂きました。感謝です。M様とU様の新しい出会いも有意義だったようです。

私は家づくりを通して、たくさんの素晴らしい人と出会えてます。財産です。新しいいい出会いがあるたびにそう思います。

A代表自宅