前向きで居続けようとする力

私も含めて人はすぐ甘えてしまいます。「ま、いいか。」が甘えの始まりです。会社も個人も目標に向かって前向きで居続けようとすることはとても大変だけど、素敵なことです。口うるさく思われてもなんどもなんども注意し合い、励ましあい、凛とした態度で自己主張し合えるようになりたいものです。難しいことではなく、毎朝きちんと早めに出社して掃除をし、気持ちいい挨拶をし、自分のスケジュール、仲間のスケジュールを確認し、効率よい行動をする。やらなければいけないことをこなしていくだけの仕事は何の成長も望めませんし、できない理由や人のせい、世の中のせいの話が多くなると、要注意です。甘えそうになる気持ちを抑えて、前向きに前向きにアイデアを出し合いながらいい結果を出して成長していきたいものです。目標をもてない人はかわいそうな人です。目標のために苦労できる時間を幸せな時間と呼ぶようです。決断と継続と結果・・・・・・年に関係なくやり続けなければならないことのようです。「前向きに」家を作り続けます。私を筆頭に体の自己管理も怠らず、元気で動けることが最低限の責任だと思います。

みんなの目標シアトルの夜景

 

テレビ

テレビはもともと好んで見るほうではなかったのですが、地デジ放送になってからほとんど見なくなりました。正確に言うと見れるテレビを持っていません。別に欲しいとも思わないので、スポーツとかどうしてもみたいものがある時はよそで見ようと思っています。娯楽の中心だったテレビの存在意義も変わりつつあるようです。いい番組を作る努力をおこたり、目先の受ける番組作りが今くだらなく感じられてきているのでしょう。住まいの設計においてもテレビはポータブル化しつつあり、アイランドキッチン等に小型のものをおくことが多くなってます。出かけてても携帯でテレビが見れる時代です。リビングの中心がテレビ置き場という発想はほとんどなくなってます。そういう私の思いを知ってか知らずか、息子がワンセグチューナー内臓ポータブルDVDプレーヤーを送ってくれました。とてもありがたくうれしいのですが、携帯の電波も良く入らない我が家で見れるのか心配です。

メイドインUSA

先日じん帯を痛めマイギブスを採寸の上発注していたものが出来上がり、装着しました。ずいぶん痛みがなくなりました。H先生の診察も受け一ヶ月固めて様子を見ようということになりました。「大きなギブスができたですねー。小澤さんが好きで得意なアメリカ製よ。でもダイエットもしてくださいね。最終的には二十キロ。」さらっといわれました。でもH先生は休めないわたしをなんとか働きながら直してやろうとしてくださってるのがよくわかり、感謝してます。

病院からF大工が建具修理している百道浜のU邸にむかいました。ギブスをしたわたしをみてU社長「お、ウルトラマンのごたーね。でもウルトラマンにしちゃー太りすぎやねー。」言われ放題です。

事務所に帰ると、平田とN女史がギブスを見たいのか珍しく階段までむかえに出てきてました。「思ったよりめだたないねー。」「そうですねー。想像したより小さい。」私の症状にはあまり興味がないようです。

息子のツイッターやブログは、パークハイアットで飯を食ったり、銀座行ったり、日航でバイキングしたり、ジャズ聞いたり、・・・・・たのしそうです。やや悔しく思っていると、平田曰く「若い時の社長の行動とそっくり。」

我々の夏

お盆の間ゆっくりと図面を書いたり、調べ物をしたりしていました。昔からこうい時間は好きです。何かがひらめいたり、お問い合わせがあったり、うれしい来客があったり・・・・・。お盆を過ぎると急に海水浴客が減り、祭りが減り、花火大会が減り、蝉の泣き声が弱くなり、秋へのスピードが早まってます。毎年この時期,陽水の「少年時代」が頭に現れ、知らず知らず口ずさんでしまいます。我々世代はこの時期から夕暮れ時に車を走らせ海に行ったり、温泉につかったり、食事をしたりして夏を感じたいものです。

Hオーナーが家のメンテナンスと借家の計画の件で事務所に来てくださいました。私のお願いでお知り合いの不動産会社をご紹介いただき、これから我々の仕事のキャパシテイ-が広がりそうです。こういう人とのつながりが何より大切な仕事です。ありがたい出会いになりそうです。

平田はマンションリフォームの打ち合わせ準備、N女史は請求書の整理とブログを書いているようですが、二人とも性格上静かにできない人で、アー、ウッ・・・・という奇声や「そうか」「助けて」「私どうかなりよう。」「きたー」「なんやったかいなー。」「うまくいかんし・・・」二人そろって同じような独り言のオンパレードです。平田を お客さんのところに送って行ったN女史。 「あーあトラックにミラーぶっつけたし。私こんな人じゃなかったんやけど・・・。 」 といいながら 帰ってきました。いやいや充分そんな人です。じん帯を痛めている私を口うるさくもよく介護してくれ、ありがとうといってる矢先、「はいはいどういたしまして、よっこらしょ。」といためているわたしの左ひざを無意識にこれでもかいうくらい押さえて立ち上がる人です。「わーーーーー。」という私の大絶叫を聞いて最初だけ「わ、わ、すみませーん。どうしよう。」で後は爆笑する人です。このひとが、二人のこどもを素直に育ててるのですから、不思議です。

H邸

 

 

 

お盆と仏壇

足の痛みと付き合うすべがわかってきて、のろいことを除けば普段の生活をしています。お盆の間は現場が休みなので、今日はお盆前お打ち合わせをした下関の医院のプランを修正しています。

この年齢になると、オヤジ、祖父母、おじ、おば、いとこ、友人など見送った人も少なくなく、迎えの準備をし終えると毎朝手を合わせる気持ちとは違い、ゆっくり仏壇の前に座りたくなります。アルバムなどを眺めているとその人たちと会っている気がしてきます。日本のとてもすばらしい風習だとおもいます。私の仏壇への考え方は「仏壇をどこに置くか?」ではなく「仏様とどこで暮らすか?」です。リビングやダイニングや茶の間や、いずれにしても家族が集う場所で一緒に暮らすことを薦めます。大事な人は、いつまでも大事なわけですから・・・・。

 

マンションのリビングのコーナーに設けた手作りの仏壇。自然と子供たちもおじいちゃんに手を合わせ、語りかけ、思い出す。そして「このメロンいつ食べるんやろう。」とも思うはずです。テストでいい点数のときだけじいちゃんに報告するはずです。気持ちのこもったあったかいお盆の風景だと思います。実はN女史に「家に仏壇を作りなさい。」とアドバイスしていたら盆休みのさなか「こんなになりました。」とメールで送ってくれた写真です。娘たちと飾ったのでしょう。

 

平田は昨日同窓会だったようで、刺激を受けて帰ってくると思います。彼女の実力からしてそろそろ人を育てることも大事な仕事です。人と話したり、育てたりすることで平田のコーディネートの感性はさらにレベルアップするはずです。平田の下で働きたいやる気のある人はご連絡ください。でもきびしいですよー。

ロボット?

滑って転んで左ひざじん帯を傷めてしまいました。ご入居者でもあるH先生の病院にかけこみMRI検査の結果、足のサイズを石膏でとって、ギブスを製作してもらうことになりました。アメリカ製で十八日にできあがるので、それまで動かさないように足にコルセットをしています。H先生は「動かさないほうがいいけど小澤さんはそういうわけ行かないだろうから、動けるギブスでかためて様子を見よう。無理したらすぐ手術よ。」でかいおじさんが足にコルセットをしているとそれでなくても暑いのに暑苦しく目立ちます。それでもいつもどうり現場に行き車にも乗り普段どうりがんばってます。先日ハウステンボス日航ホテルのトイレにびっこを引きながらコルセットをして入ると、小学校一年生位の男の子がズボンとパンツをひざまで下ろし小便器の前でおしっこをしながら私の足のコルセットを見てややこわそうに「それどうしたと。」と聞いてきました。「実はおじちゃんロボットなんよ。」と答えるとズボンとパンツを同時にあげて無言で小走りに出て行きました。

平田やN女史が文句を言いながらも世話してくれてありがたくおもいます。今日も下関と小月の現場に走ります。

 

 

 

納涼船

日曜日の夜、仕事が終わった後スタッフで納涼船に乗りました。大きなレジャーは計画できないので、「ホットもっと」でおにぎり重箱を頼み、博多湾の風に吹かれながらおいしく食べました。八十分のクルーズです。西戸崎、志賀島、玄界島、能古島をまわり、マリノア、百道の夜景がメインです。海側から町を見ることはこんな機会ぐらいで、福岡のウォーターフロントが理解できました。島育ちの私にとっては、久しぶりに船に乗りご機嫌です。運よく外国の巨大な豪華客船も停泊中でしたし、元気を充電できました。

ハウステンボスと下関小月

ここ2,3日長距離運転が続いています。事務所からハウステンボス、ハウステンボスから下関小月、小月から事務所・・・・・。

合計メーターが示した数字は494キロです。さすがにおんぼろマーチでは私共々壊れてしまいそうなので、N女史の車を借りました。さすが大きい車は疲れが少なく快適でしたがそれでも一日五百キロはばてます。おまけに二日連続です。この時期だからでしょう、富山、湘南、神戸など遠方他県ナンバーを目にします。レジャーとしての長距離ドライブはうらやましく思います。暑いのでパーキングで飲み物を買うとき便利な車で小銭がたくさんストックしてあります。これも含めて借りた車なのだと、都合のいい理屈で百円硬貨を合計千円ほど拝借したのがばれて、こっぴどく怒られました。「信じられん。小銭も荷物といっしょに出しとくべきやった。」まあまあといいながらお土産として渡した缶コーヒーもその小銭で買ったものです。

小月のS邸はフレーミング中で一階の壁がほぼたちました。お盆までに壁を終わらせ、盆明け屋根がけの予定です。工程どうりです。暑い中仕事をしている大工さんたちに差し入れと共に声を掛けていただくオーナーご夫婦に感謝します。

地味ですが構造体を見ていただくことがどんな理屈より我々の家作りをご納得していただけるはずです。今回も美しく迫力あるフレーミングができつつあります。ご希望の方はご案内します。

 

 

夢が広がるリゾートハウス

ハウステンボスのオーナーチェックで指摘いただいたところの手直しに行きました。たしかに甘いところが多々あり、反省です。Tオーナーとの会話の中で「家のリビング、ダイニング、テラスからすぐ目の前の桟橋に自分のヨットがある風景は、とてもとても素敵で、日本とは思えませんね。」という話の中で桟橋とデッキの間にジャグジーが欲しい、外のデッキに薪ストーブを置くと暖かさはもちろん、炎がみえ、パチパチという音も楽しめるのではないですか?・・・・・・・等等、オーナーと夢が広がる話や提案ができることを大変うれしく思いました。会話を楽しむのもリゾートです。

ヨットで東京から五日間かけてハウステンボスに来られ、ヨットから花火を見せてもらい、今回は車でわずか十二時間でかっ飛ばして到着。「ぜんぜん近いですよ。」Tオーナーのポジティブな志向や痛快な行動力には驚かされます。

きちんとアフターを終わらせ、夢のある話を現実にして、究極のリゾートハウスに変貌していく手伝いとメンテナンスをさせていただきたいと考えています。

日々勉強

下関の医院計画の初回提案デザイン図がほぼできました。医院や病院は設計事務所時代も含めるとかなり経験あるのですが。今回は併設されるリハビリ室、トレーニング室の知識が乏しいので機器の名称、サイズ、設置スペース、電圧など勉強しました。それだけでは不十分で働いているスタッフ、利用者の方にも近いうちに話を聞こうと思います。設計させていただくことでいろんな仕事の知識がつき、勉強になります。その知識や勉強したことを自分なりに応用して新しいアイデアを提案することがとても楽しく、ワクワクします。

明日は打ち合わせです。気に入っていただけるといいのですが・・・・。エアコン、電気設備の業者さんにも立ち会ってもらい専門的アドバイスをもらおうと考えています。

大濠公園の花火大会で、いたるところ浴衣の人を見かけます。八月夏本番、ばてないようにがんばります。平田は今ハウステンボスからの電車の中で睡眠中、N女史は仕事の後、子供たちと花火大会会場へ向かい、きっと出店で大量の食べ物、飲み物を買ってる頃だと思います。