ご入居者は魅力的な人ばかり。

別府のO様は主だった国はほとんど行かれて、歴史、美しさを探すならヨーロッパ、北欧は物価高く、自然が厳しく住めないとのこと。自然美はカナダ、ニュージーランド、楽しい国はアメリカ、人とはと考えさせられるのはインドだということです。遺跡は、中南米、バルト三国は興味深く、近々ポルトガルに行かれるそうです。・・・・・・話を聞いていると時間を忘れます。鳥栖のM先生は外科医にもかかわらず、全くドクターらしくなく、ごく普通にB級グルメを教えてくださり、私のくだらない話も聞いてくださり、テレビをこよなく愛し、わが社を明るいブラック企業と評価いただいてます。外科医なんて肉体労働者ですよ。と言い放つところがかっこいいと思ってしまいます。鳥栖のM様は大きな会社の社長でありながら、悪がきのまま、男の人生を満喫しているように映ります。奥様はいまどきいないくらい、その悪がきに尽くし、大和撫子です。ただなぜか一言一言に納得させられ、エネルギッシュです。本をこよなく愛し、カラオケのレパートリーはおどろくほど多く、昔の歌から、AKBまで上手です。酒は一滴も飲まず、トマトジュースで3,4時間歌えます。プールのある熊本のT先生は大病院の院長です。酒や、車や、B級グルメを愛し、バンド活動でドラムをたたき、ギターやウクレレを弾きこなし、魚釣りなど多彩な趣味です。熊本の震災の際は自分の病院も被災したにもかかわらず、自宅の庭を開放し、井戸や、発電機も提供されたようです。

このほかにも、皆さん魅力的な人ばかりで、話題に事欠かず、刺激を受けてます。何よりの財産です。

マンションオープンハウス

ご入居者のマンションを売却のため、不動産のベイスによりオープンハウスが行われます。4日、5日11時より16時までです。です。久留米の日吉町、一等地です。最上階で115㎡というマンションでは異例の広さです。リニューアルを希望の方には我々でいい提案ができると思います。詳しくは、ベイス、Dアート企画までご連絡ください。

四連休の初日で最高の天気です。私と平田は明日の打ち合わせのため、見積もりなどの準備に追われてます。明日のハウステンボスは道が混んでなければいいのですが……。気分だけでも楽しくということで、平田が内緒でグッズを買い、変装して部屋に入ってきてビックリです。娘が、「よく見ると違和感ないねー」とにかくとりあえず、ガス抜きはできました。

 

成長してるのか?

人工知能が人に替わって仕事をする時代だそうです。無人で行うビジネスが多くなり、銀行、スーパー、コンビニ、新幹線や空港の窓口は無人化が始まっています。車も自動運転、料理もボタン押すだけ・・・・・・住宅などは外部から、エアコンの調整、ご飯のスイッチ、お風呂の用意、すべてできる時代です。掃除もロボットがやってます。世の中どうなるのでしょう。人間は成長してるのでしょうか?自分たちのあるべき姿を描けているのでしょうか?どういう世の中を作ろうとしてるのでしょうか。昭和という時代から、平成といういい時代を私は生きてきたと思いますが、将来楽しみだという気持ちより、今後の訪れるであろう時代を心配します。人とのつながりが濃くなり、信頼しあい、助け合い、どんどん人が人のために動き、機械は皆が働くための補助として存在する世の中が好きです。便利、早い、簡単、楽からは「おもしろい。」という概念は生まれないと思います。

スポーツもデータやビデオや、効率が語られ、薬の検査が行われるさみしい時代です。今後は肩を壊したピッチャーが手術で180キロ投げる肩になるかもしれません。足を痛めたら手術で、9秒で走れる手術ができるかもしれません。わけわからない世の中です。

人と人が密度の濃い時間を送ることがいい時代です。人と人が時代とともに希薄になることが心配でなりません。人の本来持ってる機能が退化していくに違いありません。人の可能性を信じ続ける時代の進化を求めます。

ドラフトと政治

わたしの中では、履正社の安田が魅力的でした。今の野球は柳田や、山田のように、トリプルスリーが狙える選手が貴重です。毎年この季節になると、人の運、不運、を感じ、運命を受け入れ努力した人が成功するように感じます。スポーツにしろ、政治の世界にしろ、人生の波は交互にやってきます。現実をしっかり受け止めてこそ、やるべきことが見えてきます。力がなく人のせいでいい悪いを語る人はしょせんどこまで行っても、人の上に立てず、魅力のない人で終わります。今からメジャーを見据えている人、世界を見る政治家・・・・・・私のような才能亡き者でも、いつも世界の住宅を意識します。グローバルな感性はどのジャンルでも必要です。自分が決断して、一生懸命やって出た結果は成功とか失敗とかで片づけれられません。冷静に分析し、新たに歩む指針です。

素敵な食堂

ご入居者から「小澤さんが好きそうな食堂がありますよ。」と聞き、午前中の鳥栖からの帰り、久留米に行き、松尾食堂を見つけました。感動ものです。映画のセットのようです。昭和の映画で、ムショから出てすぐ健さんが入る食堂そのものです。土間の床に、テーブルと、畳席で、墨で手書きの献立表はかつ丼、肉丼、親子丼、玉子丼のみです。牛丼じゃなく、肉丼というのも気に入りました。その肉丼を頼むと、真っ黒に煮詰めた肉が甘辛くたかれ、大きなたくあん二切れ、ブリキの急須に入ったお茶とともにお盆に乗せて出されました。うまい、うまい。この食堂はいつまでも何とか残すべきです。・・・・・・いつの間にか私も昔を懐かしんで喜ぶ歳です。それにしても、ここにご入居者のドクターご夫妻が食べに来ることが,なんかうれしくなります。いい昼を満喫しました。

最高のご入居者案内

打ち合わせ中のYご夫妻を、三軒のご入居者宅をご案内いたしました。我々はレベルの高い素敵なお客様と家づくりをさせていただいていると再認識しました。ご案内したYご夫妻からオーダーメイドのこだわりの家とともに、お住まいのご入居者が笑顔で、魅力的だという感想をいただきました。「メーカーはじめ、こんな家づくりはだれもできないですよ。何より信頼関係がすごい。小澤さんは後継者を育てるべきよ。あなたで終わったらいかん。」ありがたい言葉をいただきました。私はこんないいお客さんに恵まれ、わがままを聞いてもらいながら好きな家づくりができることに感謝します。お客様が大好きであること、お客様から信頼いただいてること、自分のこだわりの作品であること、これが基本です。家はずっと守られます。

M邸撮影

外構が終わり、撮影を行いました。残念ながら小雨で、外は後日ということで、室内です。きれいに住んでいただいてるので、どの空間も絵になり、アングルを迷います。午後先生が帰宅されて、家族写真も撮らせていただきました。素敵なご家族で、ずっとお付き合いさせていただきたいと思います。トラッドなLDKは久しぶりです。、できるだけ、こだわりながら作品を作り、そこでオーナーの暮らしが始まり、それを写真に収めることはとても幸せです。工務店、職人、外構、我々、・・・・一人でも気持ちがないといい作品も生まれず、いい関係も築けず、仕事が評価されません。無から有を生み出す仕事です。そしてそこに生活があります。誇りある仕事に携わるのですから尊敬しあえる仲間と、尊敬できるオーナーの家を作り続けたいものです。

うれしいランチ

佐世保で、業者打ち合わせでした。オーナーと電気工事会社の社長、工務店社長と4人で、米軍基地のレストランでランチをすることになりました。電気会社のO社長が基地内フリーのようで、初めて、中に入れてもらいました。ゲートでチェックを受けレストランに。まさにアメリカです。建物のカラーコーディネート、働いてるスタッフ、料理、すべてそこはアメリカです。レストランの奥にはバーもあり、わくわくします。こんなことができるのも、佐世保での仕事をいただいてるS社長のおかげです。とてもうれしいおひるでした。

その後ワッセナーのU邸を見て、S邸現場を見て帰りました。明日土地売買の決済がある筑紫野のT先生のところにより書類をいただきました。とにかく動き回ってます。

いろんな話

佐世保に行きました。L&Sの社長の計らいで、佐世保の工務店の社長がお持ちのももち浜のマンション店舗部分の売却のお話をいただき、付き合いのある不動産のO氏と伺いました。スムーズにお話も進み、お昼までごちそうになりました。

筑紫野のご入居者がお持ちの長住土地の決済が12日です。我々のデザイン条件付き、K建設の建築条件で付きでの販売です。とてもいい場所です。いいものが建ってほしいからとご指名いただいたT先生ご夫妻に感謝です。

このところ、ご入居者から、家具購入のご相談や、手すり設置、フラワーアレンジメントなど、平田へのご相談も多くいただき、ありがたいことです。年を重ねると、いろんな経験を積み、ご相談の範囲も広がります。

多くの知識や技術、センスをお持ちの方たちをご紹介できることがいい年の取り方です。住宅というジャンルは、幅広い専門職に支えられて成り立ちます。そのネットワークの中心に、平田がいます。

 

コマーシャル

当然のことながら民放はコマーシャルを流すための会社ですから仕方はないとはいえ、まあ、こうも同じ映像を何度も流し一時間番組の半分がコマーシャルです。ストレスです。民放は次第にくだらなくなり、そう長くなく、その役目は終わるはずです。企業のコマーシャルもテレビに頼る時代は終わり、いろいろな媒体に多様化するはずです。日本の企業のほんの数パーセントの大企業のテレビコマーシャルで民放は成り立っていましたが、多くの企業や個人が安価で情報を提供する時代にはテレビはそぐわないと思います。我々のような極小会社は作品、ご入居者からの発信がコマーシャルです。物を売る会社と、我々のように、オーナーと一緒に物を作る会社は全く、コマーシャルに対する意識が違います。物にはお金は出すが、作る過程のデザインや知恵や、熟練の技にはお金を出そうとしません。物をコマーシャルしても人をコマーシャルするという概念も日本では薄いようです。いまだ、欧米に比べ文化が低いのでしょう。